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ミントシロップで、復活!


また今朝も熱中症の警戒アラートの報道。
この怖い暑さも、もはや日常化しつつあります。
寝苦しい夜中をうつらうつら乗り越えたあと
刻々と小さくなる日陰を老犬とともに探し乍ら
いつもと違う道を散歩していたら、
朝の庭仕事をしていた仲良しにばったり出会いました。
しばし彼女と話しているうち目に入ってきたのは、足元の辺り一面を覆う匍匐性のミントとローズマリー。
その生命の勢いは、物凄いというほか言葉が見つからないほどでした。

ここのところ断続的に降る、スコールのような雨も、きっと嬉しいのでしょう。
もともとハーブの中でもこの二つの生命力は、
他を駆逐してしまうほどの強さ。
摘んでも摘んでも伸び放題と聞き、
たっぷり頂いて帰ってきました🌱

スペアミントだけでも、
かごいっぱいに😊

葉を手で触っているうち
その香りとみずみずしさに、バテバテ感もスー、と薄れてきました。
ハーブの清涼感や殺菌効果が、
真夏の強い味方になりそうです。

心穏やかになる効果も期待して、
早速シロップにしてみました。

冷水や炭酸、お湯で割るほか、
アイスティーやヨーグルト、
かき氷にも🍧便利です。

植えたミントが元気で増えすぎた時など、良かったらお試しください。


*スペアミントのシロップ レシピ

太い枝から外したスペアミントの葉と茎50g分を水洗いし、汚れを落として水気を切ります。
鍋に水を500cc入れて火にかけ、沸騰したらミントを入れて火を弱め、3分ゆっくり煮出します。
ここで葉をざるにとり、エキスを絞るようにしながら鍋から取り出し、好みの甘味を500g加え、弱火のまま5分ほど煮て火から下ろします。

目の細かいあみじゃくしで濾し、
熱いまま瓶などに詰めて
瓶ごと煮沸。

これはミントのみ、プレーンなものですが、
無農薬レモンの皮を削いで共に煮出したり、
レモンバーベナやレモングラスなどの清涼系ハーブをブレンドしても。
甘味はなんでもお好みのものを。
驚くほど沢山入れますがシロップなので大丈夫。
冷蔵庫で一ヶ月は保存できます。


爽やかな味わいに
寝不足もスッキリして、
明け方の疲れも吹き飛ぶようでした。

ミントの他に
ローズマリーも頂いたので、
朝活をもう一つ。

叩いて潰して、晩ご飯用のソースを作りました。


*ローズマリーのマスタードソース レシピ

水洗いし、枝から外したローズマリーの葉10gは包丁で細かく叩き、すり鉢に入れて潰します。
レモン汁1個分、粒マスタード50gもまぜ、オリーブ油1/2カップを3回に分けて加え、激しくまぜて仕上げます。
塩胡椒は味を見ながら加えます。
当たり前ですが、
美味しいオイルだと、なお良い仕上がりに。
酸味があるので、
サラダのドレッシングとしても使えます。

豚肉や鶏肉、ラム肉などにも。

ラムチョップに塗ってマリネし、夜まで冷蔵庫に置いて…
オリーブ油、パセリ、粉チーズなどを混ぜたパン粉をのせて魚焼きグリルで焼けば、
カリカリと、臭みもなく頂けます。

魔除けや儀式にも使われるローズマリーの強い芳香は、料理はもちろん、入浴剤や芳香剤としても立派な働きをしてくれます。

中枢神経を刺激する、ローズマリーの強い香り。
この暑さで勉強や仕事などの集中が続かない時や、眠気を覚ましたい時など、キリリと効いてくれそうです。

たとえ都会に暮らしていても、
身の回り、たとえば私たちの足元にもささやかな自然は息づいていて、
そんな植物たちの底力に
日々そっと支えてもらうことができるのだ、と
あらためて気づいたのでした。

月末に小さな引っ越しを控えている我が家。
1日一箇所、と決めて断捨離と荷造りをゆっくり進めるつもりが、いざやり始めると…
キリのいいところまでやらないと気が済まない性分が、たちまち顔を出してくるのです。
結果、翌日は決まって腰やら背中やらが悲鳴をあげたり、疲れで凡ミスを繰り返しては、反省。

明日からは休み休み、
ミントシロップで復活!を繰り返しながら、
敢えて気長にのんびりと、
急に訪れた断捨離のチャンスを愉しむように
一つ一つ取り組むことにしました。



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