見出し画像

スタートアップ企業が爆速でビジネスをグロースさせる方法

この記事の読了時間は3分です。

C2C Platform社は、様々な業界のパートナー様へダイレクトマッチングのプラットフォームを提供しています。今回はスタートアップ界隈でよく聞く「MVP」について深堀りします。
表彰される方のMVP(Most Valuable Person)ではないですよ!


スタートアップ企業におけるMVPとは?

MVPとは(Minimum Viable Product)の略で最小限の機能や特徴を備えた、最も基本的なバージョンの製品やサービスのことを指します。MVPは、製品の開発初期段階でリリースされ、市場の反応やユーザーのフィードバックを収集することを目的としています。

最も基本的なバージョンの製品やサービスの例は下記のようなものが挙げられます。

【ソーシャルメディアプラットフォームのMVP】
最小限の機能として、ユーザーがプロフィールを作成し、投稿を共有できるような基本的なソーシャルメディアプラットフォームを考えてみます。他の高度な機能(例:コメント、いいね、フォロー機能など)は省略されるか、後で追加します。
【モバイルアプリのMVP】
最小限の機能として、基本的な機能(例:予約、キャンセル、サインアップ、ログイン機能)のみを備えたモバイルアプリを考えてみます。高度な機能やデザインの細部は省略され、必要な機能が動作することに重点が置かれます。
【オンラインマーケットプレイスのMVP】
最小限の機能として、商品を掲載・検索し、基本的なトランザクション(例:購入、売却)が行えるオンラインマーケットプレイスを考えてみます。後で追加することになるレビュー機能やアカウント管理機能などは、初期のMVPでは含みません。
【プロジェクト管理ツールのMVP】
最小限の機能として、タスクの作成と割り当て、進捗の追跡ができる基本的なプロジェクト管理ツールを考えてみます。他の高度な機能(例:リソース管理、予算管理、レポート作成など)は後で追加されるか、外部ツールとの連携に頼る場合があります。

MVPではその製品やサービスのコアになるもの(優位性)に的を絞ってリリースすることが重要です。自社のビジネスモデルの優位性がまだ不透明な方はリーンキャンバスを使って可視化するのがおすすめです。こちらの記事も合わせてご覧ください。
関連記事:【事例付き】ビジネスモデルの可視化ツール「リーンキャンバス」ってなに?(近日公開)

C2Cアプリの勉強C2CにおけるMVPとは先にお伝えしたとおり、MVPとは仮説検証に必要な最低限の機能を実装した製品・サービスのことです。C2C社における「最低限の機能」は基本的に下記となります。
※プロダクトにより異なる場合があります

MVPのメリット

MVPを行うメリットには下記のようなものがあります。

1. 早期リリースと市場フィードバックを得ることができる
MVPは、製品開発の初期段階でリリースされるため、迅速な市場投入が可能です。市場のフィードバックを早期に収集することで、製品の方向性や機能の優先順位を正確に把握し、最適化することができます。

2. リソースを効率的に活用することができる
MVPは、最小限の機能を持つバージョンとして開発されるため、リソースの無駄を省くことができます。時間とコストを最小限に抑えながら、市場の需要や受け入れられる製品を開発することができます。

3. 最小限のリスクで済む
MVPは、市場投入前にリリースされるため、製品の受け入れられるかどうかを検証することができます。もし製品が失敗する場合でも、リリース前の開発段階での損失を最小限に抑えることができます。

4. 顧客のニーズに迅速に適応することができる
MVPのリリース後、ユーザーからのフィードバックを元に製品を改善することができます。顧客のニーズや要望に合わせて製品を調整し、より満足度の高い製品を提供できるようになります。

5. 競合他社との差別化を図ることができる
MVPの早期リリースにより、市場に先駆けて製品を提供することができます。これにより、競合他社との差別化が可能になり、市場のリーダーシップを築くチャンスを得ることができます。

これらのメリットにより、MVPはスタートアップ企業や新規プロジェクトの開発において重要な役割を果たし、効率的な製品開発と市場投入を実現する手法として広く活用されています。

お問合せを頂いてからMVPまでのC2C Platform社のロードマップ

隔週での打ち合わせにより2〜3ヶ月でビジネスモデルを検討、その後1〜2ヶ月で仕様検討を実施。ここまでで最初のMVP検討を行い、開発スタート。
PMF(詳細は次の記事で)が見つからなければ再度ビジネスモデルを検討していきます。

次回の記事ではMVPリリース後からPMF(Product Market Fit)に至るまでの流れを解説していきます。

=============
関連記事
C2C Platform社と目指す!PMF達成までのロードマップ(近日公開)
【事例付き】ビジネスモデルの可視化ツール「リーンキャンバス」ってなに?:C2Cアプリの勉強(近日公開)

C2C Platform株式会社会社概要
会社名   :C2C Platform株式会社
設立    :2021年1月(前身となる現子会社C2C PTE. LTD.は2017年9月設立)
代表者   :薛 悠司(ソル ユサ)
所在地   :東京都港区海岸1-11-1ニューピア竹芝ノースタワー14F
事業内容  :ダイレクトマッチング事業に特化したシステム開発および事業支援
▼コーポレートサイトはこちら

▼お問合せはこちら

  
C2C Platform社は一緒に働く仲間を募集しています。
詳細はこちら▼


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?