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データアナリストに求められる資質とは!? C2Cで活躍する日本・ベトナムのデータアナリスト3名による座談会!

<<C2C データアナリスト座談会>>

こんにちは。C2C社でCGOを務める、グロースマーケティング本部の中林です。C2Cのプロダクトを語る上で、データアナリストの存在は外すことができません。今回は日本とベトナムでそれぞれ活躍するデータアナリスト3名に、C2Cの仕事の魅力、今後の目標、どんな人と働きたいかなどを聞いてみました!

<プロフィール>
Tran Tran (Tracy) / グロースマーケティングリーダー
2022年4月にグロースマーケティングのリーダーとして、ベトナムのC2C Tech Hubに配属。部下2名を抱えるチームのリーダーとして、プロダクトチームや日本チームと密接に連携しながらデータソリューションの作成等の日常業務に取り組む他、新しいデータアナリストの採用やトレーニングも積極的に行っている。

Tai Tran / データアナリスト
2020年3月より、ベトナムのC2C Tech Hubにマーケティング職で入社。
『HOGUGU(ホググ)』『Nailie(ネイリー)』『SHAiRE(シェア)』『シコメル』の主要プロダクトに携わり、データ管理や分析等を担っている。

前川智寿 / データアナリスト
2021年10月よりC2C社プロダクトのデータ分析に従事。新卒ではベンチャーキャピタルに入り、投資だけではなくインキュベーション支援も行っていた。C2C社では、ビジネスインテリジェンスと呼ばれるBI分野を担当し、データを活用した意思決定、事業の健康診断を行い、処方箋が効いたかどうかの振り返りのレポート作成を行っている。現在は、『HOGUGU(ホググ)』『Nailie(ネイリー)』『HAIRLIE(へアリー)』『ゴルフル』に携わっている。

ーー早速ですが、C2C社にとって必要な人材とは?!C2C社で皆さん、どんな人と働きたいですか?

前川: 関わるプロダクトの数が多いので手が早いってことは大事ですね。

Tai: 責任感が強く、社交的で素直で、学ぶことに情熱的な人であれば、ぜひ一緒に働きたいです!特に私のいるデータ分析の部署では、数字や探究心、発見が好きで、几帳面で細かい性格の人が向いていると思います。

Tracy: そうですね、やっぱり優秀なデータアナリスト、エンジニアにはぜひ来てほしい!データアナリストって、複雑な調査結果等をわかりやすい言葉で表現し、明確に話すスキルが必要だと思うので、その分野でポジティブに、エネルギッシュに楽しく働ける人がいいです。

ーーデータアナリストとデータエンジニア、その2つのポジションの違いは?

前川: データエンジニアは、「データを取得する、その仕組みを理解している人」と言えると思います。今で言うと、Taiさんはそこも担当してくれています。データアナリストは、「データを分析する人」。自分含め、この3人みんなで対応しています。今の業務量と今後の業務量を考えると、データ解析が必要な案件が年内に20プロダクトくらいになる見通しで・・。来年はさらに10プロダクトくらい追加される想定なので、少なくともあと2人はデータアナリストが必要だと思っています。どんなプロダクトを担当することになるかは流動的で、そのプロダクトの性質によって何を担当するかは変わってくると思います。私自身、『HOGUGU(ホググ)』や『Nailie(ネイリー)』、『ゴルフル』などのプロダクトを担当していますが、全てのプロダクトが常に分析が必要というわけではありません。ですが、会社として今後もプロダクトの数を増やしていくのは確実です。プロダクトがどんどん拡大していく中で、一緒にドライブしてくれるメンバーを絶賛募集中です(笑)!

ーーC2C社は複数のプロダクトに関われることが魅力だと皆さん言いますよね?

前川: 業種の異なるさまざまなプロジェクトに関わることができるのはC2C社ならではの魅力だと思います。それから、海外とのやりとりは魅力だと思います。私が個人的に感じているのは、今後って多分何をやるにせよ、日本国内だけだと行き詰まっていくと思うんですよね。そういう意味で海外と一緒に仕事ができるっていうのは色々鍛えられて自分のキャリアアップにもつながると思います。

ーー実際、ベトナムメンバーと関わって新たな発見や学びはありましたか?

前川: そうですね。なんかとても優秀なんだな、とは感じます。最近世の中的に、エンジニア界隈ではベトナムとかインドネシア、タイあたりにエンジニアを求めに行くっていうのが、市場環境として多くなってきています。最初はクオリティ面が不安というのもあると思うんですが、一緒に仕事をしてみるとその不安は解消されますね。たまたま、TracyさんとTaiさんが優秀なのかもしれないけれど、日本と比べてもすごく優秀だなと感じます。

ーーどういった面が優れていると感じますか?

前川: 手が早いんですよね。クオリティとコストとデリバリーとでいうと、コストの部分は間違いなくベトナムが安いのに、クオリティとデリバリーが日本人と同じか、あるいは日本人以上です。
クオリティのところはTracyさんが担当してくれているんですが、とても助けられていますね。日本国内だけで仕事をしていると得られない経験ができているんじゃないかと思います。視野も広がりましたね。

ーーべトナムから見ると、C2Cの日本メンバーと一緒に働いてみて、何か発見はありましたか?

Tracy: C2C Tech Hubで働いて感じるのは、人と人の関わりが多く、それぞれ助け合っているということです。仲間意識が高く、家族のように感じる時もあります。これまで働いていた会社では、それぞれが自分の仕事にフォーカスしていることが多く、あまり協力体制が根付いていなかったので、そこが一番大きなアドバンテージです。
他には、ワークライフバランスがしっかりとれていること。他のアジアの会社だと、”Work Hard, Work Hard“という雰囲気が強いんですが、C2C Tech Hubでは、”Work Hard, Play Hard“。日本語で言ったら「良く遊び、よく学べ」みたいな感じですかね。みんなで一生懸命働いて、遊ぶときは思いっきり遊ぶ、そんなバランスのとれた働き方ができるっていうのがすごく驚きましたし、嬉しい発見でした。

ーー今の業務でやりがいを感じるとき、達成感を感じるときを教えてください。

前川: データ分析ってアウトプットがすごく分かりやすいんですよ。あなたの会社の先月の売上はこうでした、施術してくれた人は何人で、平均単価はいくらで、とか事象を分解していくので、アウトプットがとても明確で、だから相手に伝えやすいんです。そういうところは面白みややりがいを感じます。
それからC2C社の魅力でも言いましたが、プロダクトがたくさんあるので全然違うデータにたくさん触れることができる点は魅力です。例えば、『ゴルフル』と『HOGUGU』と『SHAiRE』って、ゴルフ業界にリラクゼーション業界に美容業界って、それぞれ全然ビジネスの形態が違うじゃないですか。通常なら3つの現場を掛け持ちしないとできないですけど、C2C社だとできますからね。色んな業界のデータに触れられるのはおもしろいですね。

Tracy: C2C社は誰もが同じビジョンを共有し、ミッションに専念しているので、まさに家族的な環境が生まれるんです。全員がお互いをサポートし合い、クリエイティブなフィードバックやアイデア実現のために協力しあえる環境はやりがいにつながっています。
またリーダーとして、メンバーの力を最大限に発揮させることができた時にも満足感を感じます。

Tai:  私は前職でデータや数字とは無縁のコンテンツ制作を行っていたので、すべての判断に明確な答えがある、ロジックや数字を扱うC2C社の業務はとても新鮮で、楽しい経験となっています。また、コーディングやその他の最新の技術についても学ぶことができるのも魅力です。
データアナリストとしては、ビジネスが直面している課題に対し、あらゆる角度からデータ分析を行い、その導き出した答えが顧客のプロダクトやビジネスの成長につながったときには、最も満足感が得られますね。

ーーパートナー企業の担当者と直接お話しする機会もあるんですか?

前川: たまにありますね。合宿に参加させてもらったり、込み入った内容だとSlackで直接メンションされることもあります。複数プロダクトをみていてすべてに深く関わることは難しいので、優先順位を考えて対応しています。

ーーオフタイムはどのように過ごしていますか?

Tai: 家族とゆっくり食事をしたり、友人と映画を見たりバドミントンをしたりしてリフレッシュしています。また、読書や新しい知識の習得、瞑想など、自分一人の時間も大切にしていています。

Tracy: 私は、休日は友達と会うか、少し遠くに住んでいる両親にできる限り会いに行くようにしています。平日の仕事終わりは、コロナになってからしばらく行けなかったのですが、データアナリストのコミュニティに参加して、お互いの仕事の状況など情報交換をしています。

前川: 日本では、データアナリストのコミュニティに参加するのはまだ一般的という感じじゃないですね、えらい!

Tracy: ありがとうございます(笑)。データアナリストのポジションはまだベトナムでは数が少ないので、情報交換というのはすごく貴重な機会です。PythonとかDeveloperのコミュニティは結構大きなものがあるんですが、そこから派生したようなデータアナリストのコミュニティはまだ少なくて。そのポジションの少なさもあって、ベトナムではそういうコミュニティに参加することがノーマルな感じです。

前川: わたしはそんな立派なことはしてなく(笑)。休日は釣りに行って酒を飲んでいます。ちなみに、私の所属するもう一つの会社の社長も釣り好きでアマゾンとにか行っていて、今日のコンディションだとこの色がよくて、この重さでこういう落とし方をしてこういう動かし方をする、みたいなパターンを絞り込むようなことをする人です。自分はエサ付けておとしておけば釣れるだろうというタイプなのでデータ分析からは離れてのんびり釣ってます(笑)。

ーー最後に、これからやっていきたいとこ、将来的に取り組みたいことなど教えてください!

Tai: より高度なデータ分析やシステムに携わり、多くの製品を開発していきたいです。また、将来的にはグロースマネージャーを目指しています。特にグロース関連の業務でステークホルダーと仕事をする機会を持ちたいと考えています。

Tracy: 組織について学び、地道にスキルや経験を重ねていきたいです。その上で、将来機会に恵まれれば、C2C社の発展に貢献できる意思決定あるポジションに就いてみたいですね。

前川: これだけプロダクトがあると、それぞれ会社のステージごとに黄金のパターンみたいなものが見えてくるのではと考えていて、それがC2C社ならではのインキュベーションに役立つようになれば面白いとな思っています。他の会社ではなかなかできないことなので、そういった分野にも取り組んでいってみたいですね。


まとめ

3名のインタビュー、いかがだったでしょうか。C2Cのプロダクトは生まれたてのサービスから既にグロースフェーズにあるサービスまでさまざま。生まれたてのサービスなどは分析するデータそのものが少ない場合もありますし、サービス領域も全て異なるのでマーケティングの課題も本当にそれぞれです。
そういった状況の中では、いかに適切なデータドリブンの意思決定をサポートできるかが重要になります。マーケティングの仮説をもってサービス成長のための示唆を出し、成長エンジンを回せるかどうかは彼らのチーム力にかかっていると思っています。彼らが語っているように、それぞれの専門性を軸にスキル、経験を磨きながら現場を理解し、データを理解し、新しい課題に対してデータを武器にチャレンジし続けられる組織にしたいと思っています。
中林@GM本部

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