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あがり症と共存してみた

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あがり症を克服する努力をやめ、共存する方向に向きを変えました。人前でのスピーチ、好きな人の方が少ないと思いますが、あがり症で苦しむ人が少しでも楽になるように、と思っています。
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あがり症と共存してみた④

あがり症と共存してみた④

まず、あがり症の私がお伝えしたいのが、
あがり症の震えは治療薬である程度制御できるということ。

あがり症を努力根性で克服を目指すより、
まずはうまく共存していってもいいのでは?と思っています。

もし、これまで失敗の連続で心に深いダメージを負って、人前での発表前に予期不安(また同じ失敗を繰り返したらどうしようと考えが囚われてしまう状態)に苛まれている方がいたら、特におすすめしたいです。

無理に

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あがり症と共存してみた③

あがり症と共存してみた③

あがり症で今悩んでいる方のために、
あまり引っ張らずに情報をお伝えしたいと思います。

私は今、震えを抑える薬を医師から処方して貰っています。
かかっているのは、脳神経内科です。
こちらで、本態性振戦(ほんたいせいしんせん)の治療を受けています。

本態性とは、「原因が分かっていない」という意味。振戦とは「ふるえ」のこと。
つまり、「原因不明の震え」の治療です。

先生曰く、人間の体質に個人差があ

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あがり症と共存してみた②

あがり症と共存してみた②

あがり症を克服したい、切実にそう思い、
自分なりの改善努力を行ってきました。

↓私が試したことを時系列でざっくりと

①ひたすら練習(それこそ本番ギリギリまで)
②あがり症関連の本を読む
③心理療法の本を読む(森田療法など)
④社会不安障害の本を読む
⑤あがり症克服講座に参加
⑥ネットでひたすら情報収集
⑦個人輸入で薬を買う(合法な範囲で)
⑧病院に行く

ほぼ本読んでるだけ!?と思われるかもし

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あがり症と共存してみた①

あがり症と共存してみた①

新学期、新年度のはじまりですね。

楽しいことへのワクワク感もあり、
輝いている季節かと思います。

その気持ちを持ちながらも、
私は同時に不安が強くなる時期でもありました。

なぜなら、私は重度のあがり症だから。

短時間の自己紹介ならギリギリなんとか…
でも、長時間のスピーチやプレゼンとかは無理。

無理って何だよ?
ちゃんとやれよ!と思われるかもしれませんが、
声が震えて息が続かず、声が出な

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