見出し画像

「でも」が100個揃っても開く扉はない

おはようございます。

友人に勧められた『3月のライオン』という漫画がとても良かったのでシェアします。

画像1

◆あらすじ
将棋を題材として話で、孤独なプロ高校生棋士の桐山零(きりやまれい)が、たまたま出会った3姉妹の川本家や、プロ棋士の仲間、学校の先生や友達など、様々な人を通して、成長していく物語です。

将棋という一見とっつきにくい題材ですが、わかりやすい解説と、人間模様とそれぞれのキャラクターの感情表現が素敵で、漫画として数々の賞を取ったというのも納得です。

なかでもプロとして道を極めるなかで、葛藤しながらも前に進む言葉の数々に(タイトルの言葉も含め)共感することが多かったので書き留めます。

「でも」が100個揃えば開く扉あればいーがはっきり言ってねーよそんなドア! 

学校の先生(林田先生)に棋士同士集まって勉強する研究会に勧められながらも、言い訳していた零に向けて放たれた言葉。笑いを入れながらも力付ける言葉だなと思います。

「縮まらないから」といってそれがオレが進まない理由にはならん「抜けない事があきらか」だからってオレが「努力しなくていい」って事にはならない

将棋の天才・宗谷プロに挑戦することになった島田プロの言葉。輝かしい成績を残す同い年の宗谷プロになんとか追いつこうと努力を続けてきましたが結果はここまで3連敗で、敗北目の前にして発した言葉。タイトルに対する重みがあります。

「信じれば夢は叶う」それは多分本当だ
但し、一文が抜けている
「信じて努力を続ければ夢は叶う」これが正解だ
さらに言えば
「信じて他のどのライバルよりも1時間長く毎日努力を続ければ、ある程度迄の夢はかなりの確率で叶う」
キャッチコピーというものは 短いほうがいい
— でもこれはあまりにも はしょり過ぎだと思う
それじゃまるで
「何もしなくても」「ただ信じていれば」叶うみたいじゃないか
この文章をここまで削ったヤツに何を思ってここまで削ったのかと問いただしたい

信じることから全てははじまりますが、夢を叶えるには具体的な行動と作業。夢に見合うだけの努力量が大切だと改めて感じる言葉です。