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子どものやる気はどこからくる?

こんにちは。yuttoです。
いかがお過ごしでしょうか。
今回は、stand.fmで反応の多かった
子育て関連の内容について、
ご紹介させていただきます。

僕には二人の娘がいます。
小2と年中さんです。
小2の長女は読書が大好きで、
暇さえあれば本を読んでいます。

先日、
小学校で一週間のうちに何冊本を読んだか報告する
というイベントがありました。
普段からたくさんの本を読んでいるのですが、
長女もこの週はいつも以上に気合が入っていたようで
家にある本を片っ端から読み、
学校の図書館で本を借り、
地域の図書館にも連れて行ってと言われ、
大量に本を借りて読んでいました。
結局、1週間で何冊読んだのか。
なんと、60!!

お子さんに読書習慣を身につけてほしいと思われる
お父さん・お母さんも、多くいらっしゃるのでは
ないでしょうか。

そこで、長女がなぜ読書が好きになったのかを
掘り下げてお伝えしたいと思います。

① 自分で決める
振り返ってみると、
子どもたちに、「本を読みなさい」といったことは
僕も妻も一度もありません。

これ、勉強においてはよく聞きますね。
東大に合格した子の親御さんは
「勉強しなさい」なんて言ったことがないとか。

でもこれ、子どものやる気を生み出すために
とっても大切なことだと思います。

誰だって、「あれやれ、これやれ」と指示されたり、
理不尽に決められたことに対して
反抗したり、気が進まないってことありますよね。
僕なんか、仕事ではいつもそう思ってます。笑

だから、子どもたちには
『自分で決めたことをやらせてあげる』
ってことを大事にしています。
読書に限らず、工作とかお絵描きとか体操とか
なんでもいいと思います。
子どもの可能性は無限大です。
わが子でも何が向いているのかなんてわかりません。
子ども自身が興味を持ったことを
応援してあげられる家庭環境
が大切な気がしてます。

② 関心を持つ
次に、親の介入についてです。
子どもが自分で決めたことをやらせてあげるといいと
お伝えしましたが、
放置しておけばいいと言っているわけではありません。

集中状態にあるときは、無我夢中で取り組んでいても
ふと、我に返ったとき、
回りを見渡すと誰もいない。
なんてことが起こると、大人でも急に不安になりますよね。

子どもは親の関心を引きたいものです。
だから、駄々をこねたり、すねたりして
親を困らせようとするのです。

だからこそ、普段からお子さんの行動に
関心を持つ
ことが大切になってきます。
読書や工作など、お子さんが何かに集中しているときは
そっと見守ってあげればいいですが、
少し疲れて休憩するときや
思うようにいかずにイライラしだしたときなどに
声をかけてあげるのです。
「何してるの?」「すごいね!」「面白そうだね!」
夢中になってやっていることを尋ねたり、
その行動自体を認めてあげたり、
驚いたり、喜んだり
何かしら反応してあげると
子どもは喜んで、その行動を反復します。

逆に、もしやめさせたい行動があるときは
怒ったり、きつく注意したりせずに
反応しないほうが効果的ですね。

③ 気持ちをくすぐる
子どもが自分で決めたことを応援して
親は普段から子供の行動に関心をもつ
ってことが大事なのは分かるけど、
うちの子、ゲームばっかりで宿題も読書も自分からやらないんです。
って声が聞こえてきそうですね。

宿題とか読書とか、
親がやってほしいと思っている行動を
子どもが自主的にやるようになるにはどうしたらいいか?

そんなときは
子どもの気持ちをくすぐってあげるのがいいと思います。

読書であれば、
「これママが子どものころ読んで面白かった本だよ。」とか。
勉強であれば、
「おっ!もうかけ算やってるんだ。
 パパは子どもの頃、苦手で九九を一生懸命覚えたなぁ。」とか。
お手伝いであれば、
「ママ疲れちゃったから洗濯物たたんでくれるとうれしいな。」とか。
そうすると、
パパも子どもの頃はできなかったんだ。
ママを助けてあげよう。
なんて、子どもながらに考えて行動します。

あとは、親自身がやっているところをみせたり
子どもと一緒に練習してみるってことも大切です。
親が本を読んでいる姿を見たことなければ
よほどのことがない限り子どもは本を読みません。
親が勉強している姿を見たことがなければ
最低限の宿題以外の勉強は受験生でもない限りやりません。

だから、読書習慣を身につけてほしかったら
親が読書をする。
朝勉強する習慣を身につけてほしかったら
親が朝勉強する。
習い事の練習を自発的にやるようになってほしかったら
親が練習する。

そんなことが大事だと思います。

さいごに、
内発的動機づけと外発的動機づけという言葉を
耳にしたことがあるでしょうか?
内発的動機づけは、やってみようと自ら思う気持ちのことです。
一方の、外発的動機づけは、ご褒美や他者評価のためにやろうとする気持ちのことです。

これまでお伝えしてきたことは
内発的動機づけにより行動を促すものです。
それぞれ長短あるものの、内発的動機づけのほうが
継続しやすく、パフォーマンスも高くなると言われています。
ご褒美目当ての行動は、
同じご褒美では、だんだんと満足感が得られなくなったり
ご褒美がないとそもそも行動しなくなったりするのは
これまでの経験上、納得できるのではないでしょうか。

子どものやる気を育てるための、
大事はポイントは3つです。
①子ども自身が自分で決める
②親が子どもに対して関心を持つ
③子どもの気持ちをくすぐってあげる

よろしければ、stand.fm(#36 こどものやる気はどこからくる?(4/10))での配信もお聞きください。

さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。


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