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人間関係における20:60:20の法則

どうも。yuttoです。

僕、yuttoについては、自己紹介記事でお伝えしています。
まずは自己紹介とnoteで伝えたいこと。

みなさんいかがお過ごしでしょうか。
今回はstand.fmで反応の多かった内容について、
ご紹介させていただきます。
よろしければ、stand.fm(#41 人間関係における20:60:20の法則(4/15))での配信もお聞きください。

「すべての悩みは対人関係によるものである。」
って、アドラーさんが言っているように
人間関係で悩むことってありますよね。
確かに僕も悩みと言えば、
他者が介在していることばかりだなぁと感じています。

そこで、
『人間関係においても20:60:20の法則は適用される?』
という問いを立てて、
思考をめぐらせてみました。

■■■ 20:60:20の法則 ■■■

まずは、「20:60:20の法則」についてご紹介します。
これ、「働きアリの法則」とも言ったりします。

働きアリ・・・
大人になってからは
「アリの行列に目を止める。」
なんて機会もほとんどなくなりましたが、
子どもと一緒遊んでいると、子どもはよく気が付くんですね。
「あっ。アリの行列だ!
 どこに行くんだろう?
 何匹くらいいるのかな?」
なんて。

このアリの行列、よく見ると
どのアリも同じように
働いているわけではないんです。

例えば、
100匹のアリがいたら、
20匹のアリさんはとってもよく働く。
でも、もう一方の20匹のアリさんは、さぼって働かない。
そして、中間の60匹のアリさんはそれなりに働く。

もし、アリの行列を目にしたら、
行列の端から端まで目で追ってみてください。
何度も往復するアリさんや、
途中で違うところにそれて
休んでいるアリさんがいることに気が付きます。

では、よく働く20匹のアリを強制的に隔離したらどうなるか?
残りの80匹のうち、16匹くらいが今度はよく働くようになるんです。

つまり、それぞれのコミュニティにおいて
 -上位20%はよく働き、
 -下位20%はさぼり、
 -残りの60%は普通に働く
ということです。
あなたはどこに属していますか?

この話、先日見た「映画えんとつ町のプペル」でも、
オリラジの藤森さんが演じる「ラップ」というおしゃべりなキャラクターも説明してました。

■■■ 結論 ■■■

さあ、本題です。
『人間関係においても20:60:20の法則は適用される?』
という問いを立てましたね。

まず、僕が思うことは
一言でいうと、
『すべての人に好かれるのは無理。割り切って人生を楽しもう。』

おいおい。
「かなり楽観的な答えだな。」って思われたでしょうか。
「分かってるけど、そうもいかないのが人間関係なんだよ。」と思われたでしょうか。

でも、それでいいんです。
いろんな方が自身の体験や実験結果をもとに主張をされますが、
実は根底にあるものは共通しているってこと、よくありますよね。
本質って案外シンプルなものなんです。

それを、
自分にとっての意味はなんなのか
考えることが大切だと思います。
「具体と抽象」または「主観と客観」の往復ですね。

それでは、僕が
『人間関係においても20:60:20の法則は適用される?』
という問いに対して、
『すべての人に好かれるのは無理。割り切って人生を楽しもう。』
という結論に至った
思考の過程を3つのポイントに分けてお伝えします。

 ① 自分軸で考えてみる

まずは、
今の自分の人間関係について考えてみましょう。
自分が属するコミュニティ。
いろいろありますね。
職場・地域の関わり・学生時代の友人・スポーツチーム・オンラインサロン・子どもの学校関連・家族・・・
それぞれのコミュニティにおいて
「メンバー全員大好きです。
 苦手な人なんて一人もいません。」
なんて人いますでしょうか?
いたら、とっても幸せな人生を送れているのだと思います。

多くの人は、
好きな人もいれば、苦手な人もいる
そして、好きでも嫌いでもない人も。
って感じではないでしょうか。

僕自身はあまり苦手な人はいない方ですが、
例えば、
高校時代から仲の良いグループは、14人いて
今でも頻繁に連絡を取り合うのが3人
繋がってはいるけど、個別ではほぼ連絡を取らなくなったのが3人
残りは都合がつけば、年に1度くらいは集まっている
って感じです。
割と、20:60:20の法則に合致してますね。

あなたの属するコミュニティではどうですか?
一度考えてみると面白いです。

② 他人軸で考えてみる

次に、
他人から見たらどうなんだろうと考えてみましょう。

先ほど、
自身の所属するコミュニティにおいて
それぞれのメンバーとの親密度を考えてみました。
僕やあなたが
それぞれのメンバーと同じような距離感で
接しているわけではないことがわかりましたね。

僕やあなたがそうであったように、
一人ひとり好き嫌いや得意不得意って感情は存在するんです。

これは、特定の個人がいい悪いと評価しているのではなく
あくまでも一人の人間対一人の人間の間で生じる感情です。
人それぞれ抱く感情は違うのです。
それゆえに、人間関係において悩みが生じるのだと思います。

このことを認識していれば、
自分はあの人からすると、
 - 好きな人として認定されている
 - 苦手な人として認定されている
 - 普通の人として認定されている(ほとんどの場合がこれ)
と、割り切って考えたほうが楽に生きられる気がします。

③ 無理して合わせる必要はない

最後のポイントは、
①自分軸 ②他人軸 を踏まえてのまとめの考え方です。
これまで考えてきた通り、
自分にとっても、相手にとっても感じ方は様々です。

フラッシュカード

相手と自分の関係性を1枚にまとめてみました。

まず、
相手または自分、もしくは両方が
苦手と感じているグレーのゾーンです。
最初から近寄らないか、
苦手オーラを察知してだんだんと
疎遠になっていくケースもあるのではないでしょうか。

つまり、
人それぞれ感じ方は様々なので
無理に誰とでも仲良くしようとしなくてもいい

ありのままの自分でいて、
そんな自分を認めてくれる人、
感性の合う人と
一緒にいられたら、楽に生きられるんじゃないかな

と思います。

とはいっても、
仕事であれば、一切かかわらないなんてことは
できないと思います。
その場合は、
仕事だと割り切って必要最低限のコミュニケーションにとどめる
という、ソリューションがよいですね。
相手にどう思われても気にしない。笑
すべての人にいい顔しなくてもいいんです。

次に、
相手または自分が、好きもしくは普通と感じている
ホワイトのゾーンです。
ここは、それほど気にしなくても、上手くいくのはないでしょうか。
比較的悩みも生じにくいところかと思います。
(好き同士であるはずの恋愛については
 もう一段踏み込んだ論理が必要になるので、
 いったんおいておきましょう。)

そして、最後に自分は苦手なんだけど
相手は好きというイエローのゾーン
ここはなかなか厄介ですね。

両者だけでは解決にいたらない可能性が高いので
第三者に介入してもらうのがよいと思います。
要は、守ってもらうということですね。

というわけで、
それぞれの関係性におけるソリューションも
含めてお伝えしてみました。


■■■ まとめ ■■■

さいごに
このテーマの問いを通じてお伝えしたかったこと
それは、
『人間関係は自分次第でどうにでもなる』
ということです。

まずは、自分自身を好きになり愛してあげることが大切です。

自分に対する愛があってこそ、
他者に対しても、
損得勘定抜きにして
(自己犠牲ではない)奉仕的献身的な愛
捧げられるようになるんだと思います。
Giveからはじまるということですね。

そうするうちに、最初は一方通行であったものが
相手からも受け取れるようになるのかなと思います。
これこそが、Give&Takeの本質なのかなと思いました。

自分を好きになり、
自分が選んだ他者に対して愛を捧げる。
結果(他者からの愛)は後から付いてくる。

こう考えると、楽になれるのではないでしょうか。

人間関係については、いろいろと悩む時期ってありますよね。
これから経験するわが子にも伝えていきたいと思いました。

最後までお読みいただきありがとうございます。
もしよろしければ、
ご感想などいただけるとありがたいです。

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