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Little Village / Little Village

 ジョン・ハイアット1987年のアルバム『ブリング・ザ・ファミリー』にライ・クーダー、ニック・ロウ、ジム・ケルトナーが参加。そのメンバーがバンドを組んで1992年に発表したのがこのアルバム。

 当時、ジョン・ハイアットというミュージシャンを知らなかったのだが聴いてみたらこれ(ブリング・ザ・ファミリー)が良くて、その4人が組んだバンドということで楽しみにしていた。そして、期待通りの好盤だった。

 ヴォーカルはジム・ケルトナー以外の3人がとれるのだが、やはりというかジョンがリードの曲が多い。『ブリング・ザ・ファミリー』にあったピアノと歌だけ、アコギと歌だけのような曲はなく、全体にバンド・サウンド。そうすると必然的にライのスライドギターが際立つのだが、個人的には「ニック・ロウがバンドのベーシストをやっている」のが嬉しかった。

 「リトル・ヴィレッジ」というバンド名はサニー・ボーイ・ウィリアムソン(II)がレコーディング中に吐いた悪態から来ているらしい。

↑スタート1分位のところで悪態(笑)が聴ける。

 noteに書いたアルバムを眺めてみると、特に10代~20代前半の私はブルースとパブ・ロックにかなり影響受けているんだなあと感じた。さて次は何を取り上げようか。全く違う側面もあるにはあるのだが。


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