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日記

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2022年1月の記事一覧

時代に置いていかれることの恐ろしさ

私の父はコンピュータグラフィックスの関係の仕事をしていたので長らくIT関係の最先端を走っていた。

だから我が家はくそくそ貧乏だったくせにPC付近は割と充実した生活を送っており、そのおかげで私は同年代の中では割と普通にネットがわかる方だ。

我が家にはいつも父が選んだメーカーのデスクトップPCとノートPCが2,3台あり、姉も私もタイピングゲームで遊んで育った。

PC関係で困ればいつも父に聞いたし

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話を聞く気がないなら意見を求めるなよ

引っ越しをした知り合いが
俺インテリアのセンスないからさ、アドバイスしてよって言ってきたので

これは?とか家具やらカーテンやらのURL送って聞くと「いやそれはちょっと」とか「高くない?」とか言うし

ああそう...って任せてたら「これとかどうかな?」って聞かれ「いやあんま他の家具と合わないじゃん」って言うと「いーんだよ合わなくて」とか言うし

そもそもどういう系統がいいの?って聞くと「それがまず

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ありのままの自分を認めないといつかこうなる

普通の人間になりたくないイタいやつだった私は、「私はこういう人間である」というアイデンティティを常に他人との違いに求めた。

いや、そりゃ、違わなければ認識はできないんだが、中でも変わっている部分を、自分の本質であると勘違いして生きてきた。

例えば
政治の話が好き
プレゼン・スピーチが好き
ディベートが好き
なのに傷つきやすい
頑固、プライドが高い
英語オタクで発音大好き
情緒が不安定
男っぽい

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頭がおかしいのかただ馬鹿なのか教えて下さい

会社で資格を取ってくださいと言われていたので勉強をしていくつか取った。

そしたらこれも取るといいよ、と4つほど別の資格が提示されて、おそらくその取得状況に応じて次の配属先が決まるだろうと噂されていたので資格受験を申し込んだ。

その間親と揉めたり自意識をこじらせたりして勉強しようとすると脳内の自分を責める声がうるさくて集中できなくなったり一人で家で暴れたりして、これはさすがにまずいかもって心療内

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真実は球体

いつだったか忘れたけど、高校生くらいのとき、たぶん厨二病だったんだろうが、なんのために生きるのかをよく考えてた時期があって、今でもうっすらそのときに考えたことを主軸に生きているところがある。

その中の一つに、生きることとは、「真実を探求すること」というのがあった。

この世の中にはあらゆる事象があり、それぞれが複雑に影響しあっている

それらを私達は『人間の目』を通してでしか理解することはできな

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姉は妹の人生を左右する

小さい頃の姉は妹にとって神様だ
なんでも知ってるし、自信があるように見えるし、友達も大人びててかっこいい

服も化粧も全部知ってる。どこで遊ぶかも、誰と遊ぶかも、全部正解を知ってる。

なんてかっこいいんだ。うちのお姉ちゃんが世界で一番かっこいい。

ってまじで思っている。妹は。

少なくとも私はそうだった

でも私にとって世界の全てだったお姉ちゃんは、そのとき恐らく人生で一番苦しんでいた

近く

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日々が過ぎていく

私は完璧主義だ

見た目も言動も中身も全く完璧じゃないから恥ずかしくて人に言ったことはないが

生まれてこの方、自分の身の回りのあらゆる気に食わないことに耐えられず発狂しそうだった

髪の毛の落ちた廊下
謎の食材の入った料理
デザインが統一されていない家具
安っぽい装飾のついた服

どれも耐えられないくらい嫌でしょうがなかったけど、自分の理想を求めるにはお金がいる

そしてうちには生憎他の家よりず

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母みたいになるまいと思って生きてきた

私はフェミニストだ

でもそれと同時にミソジニストでもあるのだと、気づいていた

私が憤るのは、人間として扱われていないとき、というよりむしろ、「バカな女」として扱われていると感じるときだった

女っぽいと思われるのが嫌だった

女だからバカだと思われることも、女だからつまんねーと思われることも、女だから中途半端にしか勉強しないし、創造力もないし、クリエイティブなこともできない、そういうふうに見ら

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