今週の良かった新曲感想【8/26~9/1】
どうもです。
毎週恒例の新曲感想記事。8/26~9/1リリース分です。アルバム、EP、シングルを対象に自信をもってオススメできる曲を紹介していきます。読んでくださった方に1曲でも良き出逢いがあります様に。ではどうぞー。
#1『Dialogue of Revolution』/ 皇美緒奈
4thシングル。8月17日に開催されたバースデーワンマンライブにて初披露されました。ピアノやストリングスの音色に彩られた、力強く美しきロックナンバー。サビのメロディラインが綺麗な上に、推進力に満ち溢れている処が好きですね。赤裸々な歌詞や優しくもパワーある歌声からも、彼女の覚悟を感じ取る事ができました。今週末9月7日にはBlitz Wingに所属するメンバー達による「Blitz Wing Fes」が開催されますので、是非。
#2『Dazzling』/ 明透
ニューシングル。昨年8月の「アンメルト・アンブレラ」ぶりに、水槽とのタッグが実現した1曲で、切なげなムードが漂うFuture R&B系のバラードナンバーに仕上がりました。ガチ名曲…。今年4月までAlbemuthとして活動を共にした存流ちゃんに向けて歌ってるとしか思えない歌詞に大号泣です。リアルすぎる寂寥感と、どこか暖かさも滲み出す泣きメロに胸が締め付けられましたが、前を向かなきゃ…と云う想いにも駆られましたね。本当に彼女の歌声には途轍もない魅力があります。綺麗にコーティングされた透明で滑らかな歌声から漏れ出す慈愛の心よ…。9月18日には“重大発表生配信”が控えてるので楽しみです…現地ワンマン来い!
#3『#きみいろプリンセス』/ 湊あくあ
ニューシングルにして最後のオリジナル楽曲。8月28日の湊あくあ卒業ライブで初披露されました。楽曲を手掛けたのは、1stオリジナル楽曲『#あくあ色ぱれっと』も手掛けたJunkyさん。ファンファーレ的な華やかなイントロから素晴らしい。1stよりも幻想的で色鮮やかに彩られ、雄大な輝きを放つサウンドになっているし、メロディもよりエモーショナルになってますね。そして何より、真っ直ぐな想いが繰り返し綴られた歌詞にファンは涙を禁じ得ないはず。卒業ライブ本当に最高で、見届ける事ができて良かったです。あと、ホロライブメンバー達と歌った新曲「キズナトキセキ」も是非。
#4『真昼のながれぼし』/ MahiLu
新しいオリジナル楽曲。星空を思わせるサウンドスケープが美しく拡がっていくFuture Bassっぽい1曲。隅から隅までキラキラと輝いており、繰り返されるメロディが段々と耳と身体に馴染んできますね。心地好い上に、程よくエモーショナル。軽やかで可愛らしい歌声も魅力的でした。
#5『Reset and...』/ 樋口楓
ニューシングル。10月9日にリリースの2ndフルアルバム『GAME GIRL』リード曲。樋口楓が一時活動休止中に自分を見つめ直したときに感じた気持ちをそのまま楽曲に落とし込んだと語っており、パワフルなバンドサウンドと共に想いを解き放っていますね。中でも、"このまま 消えて堪るかよ"と彼女らしいフレーズには痺れるモノがありました。憂鬱になりかけたド真ん中を打ち抜いてくれる様なメロディがひたすら気持ちよくて好き。今年11月には台北公演、来年4月には東京公演とライブも決まってるので楽しみです。
#6『The Hero』/ SUGAROCK
1stシングル。好みドンピシャ名曲!切なげなピアノと牽引力あるクソデカ音像リードギターを中心にしたバンドサウンドが紡ぐ、勇壮なエモーショナルメロディが滾る。その合間を縫う様に美しく響く歌声や、日本語と英語を小気味よく織り交ぜた歌詞も最高…。これまで上げてきたカバー動画からも窺える、彼女が影響を受けてきたであろうロックアーティストが良い意味で透けて視えるのも粋。MVのクオリティも凄いですし、この楽曲と共に大きく飛躍していって欲しいなと思います。
#7『コハク』/ 夢限大みゅーたいぷ
6thシングル。8月24日の夢限大みゅーたいぷ1stライブにて初披露されました。ボーカルの仲町あられが初めて作詞にチャレンジした楽曲で、自分の心の内と向き合って『今ここにいる理由』を綴ったロックナンバー。イントロギターと、サビ前の盛り上がりは特に堀江晶太すぎて最高です…。サビでベース唸ってるのも神だし、ラスサビこれは泣きだろ。期待感を煽るエモーショナルメロディと、葛藤から抜け出す確かな覚悟も感じる歌詞に加え、精一杯に想いを乗せた歌声も胸に迫ってきましたね。現地行ってみたい!
#8『大丈夫』/ HIPPI
ニューシングル。「ナツノニオイ」「君がもし」に続く、ある少女の成長の旅を描く夏の3部作シリーズ最後の作品。是非、3曲通して聴いて欲しさもありますが、この曲単体でも十分にパワーがあって。背中を押してくれる様な力強い応援ソングに仕上がってますね。バンドサウンドのカラッとした爽快感も気持ちいい。ハスキーで伸びやかな歌声も魅力的で、特に高音域に差し掛かっていくとクリアになっていく感じ、とても好きです。
#9『ともすれば、(中略)アイドル』/ 灯里愛夏
1stシングル。6月30日の誕生日記念配信にて初披露されました(誕生日は7月1日)。推しの自己紹介ソング兼最強最高ライブアンセム!展開に展開を重ね、灯里愛夏劇場を思う存分に繰り広げてくれて感謝しかないですね。ファンにとっては思わず笑顔になってしまうネタが盛り込まれている一方で、初見でも盛り上がれるコーレスも多くて素晴らしい。ラスト1分の爆裂ハードコアラッシュが好きすぎるし、彼女の挨拶でお馴染み「やっぴー!」でここまで楽しめる日が来るとは…感慨深いです。9月28日にはヴイアライヴ初のリアルイベントが開催されるので本当に楽しみです。
#10『勝手に生きましょ』/ しぐれうい
ニューシングル。9月11日にリリースされる2ndアルバム「fiction」から先行リリース。イラストレーターを本懐としながらVTuberとしても活動する、しぐれういの在り方や心情が映し出されており、MVも合わせて楽しめる1曲でした。クラシックだけどポップなテイスト、変則的なリズムで中毒性を帯びていくメロディは流石いよわさんですね。どこか温かみがあって、一呼吸付ける仕上がりが好き。1人だけど2人でもある歌声が綺麗にハモるラスサビも圧巻でした。10月2日に開催されるワンマンライブは無事にチケット握れたので、楽しみです。
#11『Inciana』/ 多々星カイリ
新しいオリジナル楽曲。遡る事2023年9月に開催された「柚子花主催LIVE -Planet Station- STAGE.9」で初披露、今年7月31日の誕生日ライブでも披露され、遂にリリースとなりました。もうねサビメロ良すぎて泣ける。ちょっと切なさもあるけれど、それすらも引き連れていってくれる様な優しくも力強いメロディで。表現豊かで深みのあるカッコイイ歌声も本当に好き。いくつかボーカル重ねられてるので余計に魅力的に聞こえますね。
#12『ほしの記録』/ 繭糸
3rdシングル。目まぐるしく慌ただしい日々の中で、自分の大切なものを見失わないように、大切なものに出会ったときに気づけるように、祈りを込めた、と云う1曲。耳を澄ますとかなり多種多様な音が流れこんでくる感覚があって、それと共に優しくゆったりとしたメロディがとても心地好かったですね。ラスサビのエモーショナルな盛り上がりも最高。彼女のあどけない感じもありつつ、芯のある歌声やっぱり好きだなぁと。
#13『あの日描いた私にはなれなかったよ』/ 魂〃たましぃ
第3弾オリジナル楽曲。9月1日には誕生日を迎えリリースされました。こんなに風情ある美しい曲に出逢えたのは久々で感動しましたね。音のバランスが絶妙すぎる。素朴なアコギ一本だけでも魅力的な1曲ですが、切なさを煽るピアノの旋律と情感たっぷりなストリングスで拡がる豊かなサウンドスケープも素晴らしい。随所に散りばめられた夏らしい環境音には強い郷愁に駆られます。今にも消えてしまいそうな儚く切なげな歌声から滲み出す想いに胸が苦しくも暖かくもなると云うか、形容しがたい余韻が最高…。
#14『START AGAIN』/ ENigmatic Recollection
ホロライブENの新プロジェクト「ENigmatic Recollection」の第1章テーマソング。この4人が選抜されたの最強すぎんだろ。今年屈指の名曲です。切れ味抜群のラップ炸裂させるカリオペ、妖艶にクール系の歌声で魅せるネリッサ、オペラ歌手ばりにパワー系で存在感を放つリズ、美声を響かせ全体を包み込むIRyS、完璧な布陣。狼煙を上げる様な颯爽としたサウンドが鳴り響くイントロ、そのままエネルギッシュに歌唱力パワーで突き進む気持ち良さたるや。もう堪らないですね。現地で聴いたら脳汁出すぎて頭おかしくなる。MVは何故かショートver.ですがフル尺最高なので必ず聴いてください。
#15『アルテマ』/ 音ノ乃のの
メジャー2ndシングル。1st「約束」のピアノバラードから一転、今回は胸が熱くなるギターロックナンバーとなりました。自らと聴く者の心を鼓舞する様なリズムと歌詞で、前へ前へと突き進むメロディが魅力的。硝子細工の様な繊細な響きを持つ歌声が映える様に、随所でピアノが聞こえてくるのも好きですね。落ちサビからの盛り上がりは言わずもがな。力強さと美しさがしっかりと共存した1曲だったと思います。
#16『幽けき夏 feat. 初音ミク』/ Odd
ニューシングル。今作で初めてボーカルに初音ミクもフィーチャーし、決して抱いてはいけなかった恋心を歌った1曲。夏の儚さが至る処に散りばめられているのだけれど、この胸の苦しさを美しく昇華してくれる様なエネルギーにも溢れてて、泣き崩れてしまう程にサビが良い。Oddの曲でもトップレベルに好きかもしれないです。ミクちゃんとのハーモニーも綺麗で最高。Oddも活動半年が経ち、構成メンバーが発表されるなど動きがありましたので是非チェックを。今後も楽しみですね。
#17『棘ナシ』/ トゲナシトゲアリ
2ndアルバム。1stアルバム『棘アリ』とは異なり、6月まで放送されたTVアニメのOP・ED主題歌、挿入歌を中心にまとめられた1枚で、新録2曲を含む全12曲を収録。今作もプロデュースを玉井健二が手掛け、agehaspringsクリエイターが多数参加しています。
最強名曲Tr.1「雑踏、僕らの街」で始まり、最終回で披露したTr.8「運命の花」で終るトゲナシトゲアリ。時に独創的に疾走感を以て攻撃力が高く、時に真っ直ぐに気持ちよくエモーショナルに、バンドとして成長を感じられる1枚でしたね。しっかりアニメを振り返られる曲順で収録されたので、想い出を保存する意味でのアルバムでもあったなと。ライバル的な存在であるダイヤモンドダストの楽曲もしれっと収録されており、こちらはトゲトゲよりも重く歪んだサウンドで、重厚なグルーヴからもメタルの波動を感じずにはいられなくて、気に入っています。新録となった2曲、Tr.11「闇に溶けてく」は、サビ始まりなのも頷ける程に、サビメロが良い。ピアノの存在感が際立つ物憂げな雰囲気も魅力的でした。Tr.12「蝶に結いた赤い糸」は、アコースティックなミディアムバラードとなっており、新鮮でした。大切な人へ向けて歌うVo. 理名の情感豊かな歌声も沁み渡りました。
#18『Demon Child』/ Within Destruction
ニューシングル。名門Sumerian Recordsへの加入を果たしリリース。前作「ANIMETAL」から続いて自らの音楽性の拡張を続けてますね。どこかレトロなゲームライクなサウンドで彩り、シンガロングを中心に組み合てられた非常にキャッチーな仕上がりが良き。地を這う様なグルーヴはやはり健在なので、ガチでノリやすい。次のアルバムが今から楽しみですね。
#19『Ultraviolet』/ Fainthearted
2022年結成、4thシングル。紹介するのも恒例となってきたんですが、今回も良かったので。どこかアニソンテイストなヒロイックなサビメロが堪らない。ガチでギターリフ良すぎる。この路線もできるのかと驚きましたね。ブレイクダウンも滑らかに組み込まれており、この流麗な展開美の中で爆発するエモーションに拳を掲げたくなります。アルバム待ってますよ。
#20『Flying the Black Flag』/ Shadow Of Intent
ニューシングル。MVからも解る通り、これまでライブでは披露されてた模様。不気味な雰囲気もありつつ、シンフォニック要素が前に出て時の荘厳な雰囲気もあり、流石のバランス感。それにワクワクするメロディアスなフレーズが溢れてて最高ですね。唸りを上げる邪悪すぎるスクリームと、一気に突き落とすブレイクダウンにも拍手喝采です。
―――以上、8/26~9/1はアルバム1枚、シングル19枚の新曲感想でした。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。その他何かオススメ曲や要望等あれば何でもお気軽にコメントください。また、少しでも良かったと感じていただけたら、スキ♡を押したり(noteアカウントなくても押せます)、シェアしたりしていただけると大変励みになります。フォローも大歓迎です。よろしくお願いします!
※先週の新曲感想はこちらから。
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