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お父さんには言っちゃだめだよ

引き続き、保育園児の頃の話になりますが、保育園で集団でシラミが発生する出来事がありました。

髪の毛を抜いて卵が産み付けられてないかよく見たりしていました。白く小さなものが髪の毛にくっついていたら卵だと聞かされていて、これがそうかな?と探して…。

ある日、私も髪の毛を丁寧に梳かしていたら、ポトッとシラミが落ちてきました。本当にいたんだ! 

母は「お父さんにはシラミの事、言っちゃだめだよ。」と言っていたので、「なんで?」と聞き返したら、「シラミがいるって事が知られたらお母さんが部屋を掃除しないからだって言われるから。」と。  母がシラミを発生させたわけじゃないと思うんだけど、父が怒ると怖いことはわかっていたので、母の言う通り、父の前ではシラミの話題は出さないように気をつけていました。

結局バレましたが。

あの頃から、それよりもっと前から、もっと言うと同居している父の両親(私の祖母、祖父、曾祖父)まで遡って(それ以前のご先祖様の事は曾祖母の事以外はよくわからない)家庭に歪みや亀裂が入っていたと思います。

父親に心を許したり甘える事はなく、怒らせたらやばい!怖い!という事が、保育園児の頃から始まっていたと思います。


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