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キレイな状態を保つのが簡単だった

8年半の単身赴任で、4回引越しをした。
大阪府豊中市 → 高松市 → 新潟市 → 山口市 → 東京に戻る
そのうち新築マンションに2回住んでいる。
単身赴任のため、当然ながら、全ての家事を自分でしなければならない。
料理を作り、食器を洗い、洗濯を干し、掃除をする。

とくに、掃除が大変。
ほっておくと、すぐにホコリが溜まるし、頑固な汚れに変身する。
頑固な汚れを落とすのは、これまた大変。

退去するときの部屋の様子は、当時の心の安定度合いと相関する。
社会人人生で最も辛かった大阪を去るときには、部屋はめちゃくちゃ汚れていた。
本当に申し訳ない。
今更ながら、謝ります。

高松と新潟を去るときは、そこそこ綺麗。
山口を去るときの部屋が最も美しかった。
特に、トイレ。

4回の引越しで気づいたことは、汚れたらすぐに拭く。
汚れなくても拭くのほうが正しい表現だ。
これが一番楽。
新築のマンションであった山口の家では、とにかく実践した。
拭く。
鍵を返すときに立ち会った不動産屋さんからも、
「トイレめちゃ綺麗ですね」をいただいた。

大きな事故になる前に、小さな気になることを摘み取っておくことが大切。
庭の荒れ放題の雑草を刈るのはとてもとても大変。
まだ根が生えていないほどの小さい細い雑草の芽を摘み取るのは簡単だ。

おそらく仕事でも同じ。
「やったほうがいいかな」と思ったときにやる。
やろうと思ったときにやる。
気づいたときにやる。
結果、あとから楽になるのだろう。
しかも、トイレのように綺麗な状態(トラブルなく?)で進む可能性もある。

全身に張り巡らされているどこかのアンテナが、「これやろう」と思っているならやってみるべきだ。
実験的にで良いので。

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