観劇日記「ドライブインカリフォルニア」

観劇日記なんて書くと大層だなあと思う。
観劇日記と書くほどに観劇していない。
観劇日記と書くほどに執着もしていない。
ただ、ものすごくほそぼそと観劇はしている気がする。
かれこれ覚えていないが初めての観劇は覚えている。

話はダイナミックに逸れるが、初めてってのはいくつになっても覚えているものだ。
初めて買ったCDしかり、
初めて行ったライブしかり、
初めてしたチューしかり、
とかく初めてってのは覚えてることが多い。

おれの初めて買ったCDはTHE BLUE HEARTSの「人にやさしく」。
おれの初めて行ったライブは大阪城ホールの爆風スランプ。
おれが初めてしたチューは、、、、ん、覚えてない。
奈良の正倉院近くだったような気もするし、そこは未遂で終わったような気もする。
まあ、そんな話は誰も興味がないのでさておくことにして。

初めての観劇は大人計画の「熊沢パンキース」。調べたら２００３年だって。だいぶと昔だ。どうしても観たくて、立ち見でいいから観たくて当日早くから並んで一番うしろからキラキラした目で観てた気がする。（思い出補正あり）

で、この前観たのは同じく大人計画の「ラパパンパン」。どうしても松たか子と神木隆之介が観たくて行った。これは今まで観た中で一番良かった。クリスマスが好きになった。松たか子のことももっと好きになったし、神木隆之介も好きになった。

そして今回は大人計画、松尾スズキによる「ドライブインカリフォルニア」。
ほらね、観劇っていってもここに出てきたの全部大人計画だし、偏りまくりである。他もあるんだけど、多分圧倒的に大人計画が多い。

で、話戻す。

ドライブインカリフォルニアはブリーゼだったのだが、１２時開演を１３時だと勝手に思い込んだ結果、１０分ほど遅れて会場についた。大失態である。一人での観劇だったものだから誰も気づかず、誰にも指摘されず、たまたまチケットを準備してたら気づいて慌てて向かったが、１０分間に合わなかった。

座席は２階席の最後列というこれいじょう無いくらい後ろだったのだけれど、視力４くらいあるのでかろうじて見える。今回は谷原章介、麻生久美子がゲスト。どっちもテレビでは見るけど舞台では初めて見る。細かな表情までは難しいが雰囲気と全体を俯瞰で見るにはちょうどいい。なんて書くと後ろの慰めにしか聞こえない。
どんなことがあっても前のほうがいい。

途中休憩なしで２時間半くらいかな、一気に見るには丁度いい長さ。ちょっと遅れていったことで話の一部がわかってないような気もするので、そこだけ心残りだった。

そして、次の観劇日記、まだチケット確定してないが多分劇団☆新感線「薔薇とサムライ２」になる気がする。

そう、大人計画と新感線の舞台でおれは成り立っているのだ。
もう寝るよ。