命の時間
命日というのは
「命が完成すること」
という話を聞いてから
妙に生と死について悲観的にならなくなった私。
それでも近くにいた人がそういう状況になった時は
きっと涙が溢れるのだろう。
その人ともっと話せばよかった
その人の生き方をもっと応援すればよかった
その人が喜ぶことをもっとしてあげたかった
自分の中の後悔がそうさせるのかもしれない。
でも今は
その人が一生懸命生きてきた人生を想い
涙したいと思っている。
1日いちにち大切に生きよう
一瞬一瞬を生きよう
関わる人にいつも感謝しよう
ってその人との別れの時に笑顔で
「また会いましょう」と
言えるようにするためなのかもしれない
だから私はとても大切にする
「ありがとう」って心から言える人間でいよう。
さて
#ギャギャップ
という作品枠組みが半分つけ終わりました。
立体的になり
そこから肉付きをしていくのだが
芝居の中で
嘘偽りない気持ちでいたいって思うと
かなり時間がかかる。
だからこそ稽古が必要なんだと改めて思う。
その時を生きる
っていうのは本当に、相当難しい。
役を生きるっていう言葉を好きじゃない演出家さんが多い理由がわかる。
役者様が稽古に立っている時
何にプライドを持ち
何を大切にされていて
何に意識が向いているかっていうのが分かるが
それを感じていると度々面白い瞬間がある。
あぁこの人はこういう生き方をしてきたんだ
あぁこの人は本当に演劇が好きなんだ
あぁこの人はこういう環境で芝居してきたんだ
あぁこの人はこう見られたいのか
などなど。
人が関わる世界で
人にどう思われるかより
自分がどういたいかっていうのが大切なんだろうなと思って
今日も稽古に行ってきます!
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