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東京・神奈川の一人暮らしの物件探しを個人に密着で代行しています。 出てくる名前や勤務先…

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東京・神奈川の一人暮らしの物件探しを個人に密着で代行しています。 出てくる名前や勤務先は仮名です。 他にもスポーツ、科学など様々な情報を発信しています。

マガジン

  • 上京と、一人暮らしと、現実と

最近の記事

東京23区、個人密着型住まい探し支援サービス、始めました。

 引っ越しはライフイベントによって起こることが多い。例えば進学、就職、結婚、出産などなど…。  特に進学と就職は多くの若者が通る道であり、新生活と暮らしの変化は共に訪れる。  そんな進学や就職に伴う一人暮らしのための住まい探しを、私は応援している。  一般的な就職のための引っ越しの場合、多くの人はこんな探し方をするだろう。  貰える給料はこれくらいだからまぁ出しても3分の1くらいで、勤務地は多分最初は○○だから、○○に通うのにまぁキツくないところで、バストイレ別で、治安が

    • 上京と、一人暮らしと、現実と-第3話「人のオススメは、聞くに堪えない」

      第3話 中窪祥枝の場合 中窪祥絵は、生まれてから学生時代、次いで新卒で入った会社に至るまでを秋田で過ごしていた。だからと言って別に寒さに強いわけでもない。スキーだけは都会の人間より出来ると思っているが、冬はどちらかというと嫌いだった。毎年の恒例行事である雪かきも、嫌な気分にさせるポリタンクの灯油の匂いも、雪に反射して目を細めながら歩く朝も、何もかもが自分を閉じ込めているようで嫌いだった。  大学4年の就活では、東京への就職を希望していたものの、結果として住み慣れた秋田で慣れ

      • 飲み会学〜数人規模での掟【職場編】

         楽しくない飲み会は、金と時間の無駄だ  数人規模の飲み会はその他の人数の飲み会と比して、難易度が跳ね上がる。力量か試される。  有志や仕事仲間が集まるような数人の飲み会では、会話の主導権をコミュニケーション能力がないものに取らせてはいけない。コミュニケーション能力がないものが自ら話し始めてもいけない。「数人規模の飲み会」とはまさにコミュニケーション能力が試される場である。  そんな職場における飲み会学を提唱する。 全員が理解できない話をするな 数人の飲み会でありがちなの

        • 日本学術会議推薦者任命拒否問題を整理する

          近時、世間に波紋を呼んでいる問題である。 9月30日付で日本学術会議が推薦した者のうち、6名の任命が行われなかった、というものだ。これについて、整理と見解を述べる。 結論 ・任命拒否行為、それ自体は妥当である。 そもそも何が起こったのか 日本学術会議が9月30日付で、新会員候補を105名推薦したものの、10月1日付で内閣総理大臣によって任命されたのは99名。6名の任命が行われなかったものだ。これに対していくつか批判や擁護の意見など様々あるが、それについて例示しながら、見解

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        • 上京と、一人暮らしと、現実と
          3本

        記事

          上京と、一人暮らしと、現実と-第2話「吉祥寺はあなたの住みたい街ですか」

          第2話 田村翔平の場合 田村翔平は、昨年の8月に国家公務員の合格通知を受け、春から本庁舎での勤務を想定している。学生時代は福島の大学に実家から通っていた。大学時代はバンド活動とカフェのアルバイトに勤しみ、後半からは公務員試験の勉強で日を明かした。念願叶い、第一志望の省庁職員、生まれて初めての一人暮らしとなった。曇り空の下、そんな彼が出した条件は以下の通り。 ・吉祥寺 ・家賃7万円以下 ・駅から近い方がいい ・南向き ・バス、トイレ別 ・屋内洗濯機置き場 ・オートロック ・部

          上京と、一人暮らしと、現実と-第2話「吉祥寺はあなたの住みたい街ですか」

          研究者は何故、締切が守れないのか。

          研究者は何故、締切が守れないのだろう。 学生へ通知する文書、学会の抄録、外部資金の報告書、大学事務局からの様々な照会事項への対応などなど… 守らなければいけない締切が設定されているにも関わらず、研究者、特に大学教員は平気で締切を守らない。中には締切超過に謝罪することさえせず、あたかも遅れるのが当然かのように振る舞う者さえいる。遅れることが分かった時点で連絡することさえ出来ない。 一体何故、研究者は締切が守れないのだろうか。 それにはいくつか理由がある。 1 仕事が嫌

          研究者は何故、締切が守れないのか。

          上京と、一人暮らしと、現実と-第1話「探せば必ずあるもんだ」

           4月、進学や就職のために地方から若者が東京に集う。  中には初めて実家を出て、一人暮らしを始めることで、期待と不安が折り混じる。  今日は、そんな上京によって、一人暮らしをすることになる若者に、東京の家探しについて、理想と現実を事例を挙げて伝えていこう。 第1話 一ノ瀬裕子の場合 一ノ瀬裕子は、メディア系の専門学校を出て、春から「六本木」にあるIT系の会社に勤めることとなった。給料は手取り18万弱。地元の宮崎県にいた頃から、都会への憧れは強く、「恵比寿」に住んで、お洒

          上京と、一人暮らしと、現実と-第1話「探せば必ずあるもんだ」