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枝豆とワインだって??正気か!?

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先週に引き続き「この食べ物ならどんなワイン?」シリーズでお送りします。

よりにもよって枝豆です。汗

先週の唐揚げよりもさらに「いやビールだろ絶対」って声が聞こえてきますねー。笑

もちろん枝豆とビールは正義です。でも「枝豆はビールしか勝たん」ではないです。

定番の塩茹でを含めた4つの調理法に4本のワインをご紹介します。

ぜひ最後までお付き合い下さい。

・塩茹

オツマミの定番の塩茹で枝豆。居酒屋で必ずオーダーする読者様も多いのではないでしょうか?

オススメするワインはこちらです。

ポルトガルの弱発泡白ワインのヴィーニョ・ヴェルデです。

いつもの「出たな?辛口スパークリングめ!」ではありません。笑

日本語語に訳すと「緑のワイン」です。ブドウが完熟する前にワインにするので色がほんのり緑がかっています。

ポルトガルでは過去にビール代わりに飲まれていたこともあったり。

そうなると合わないハズがありません。色も似てるし。笑

味わいはクリスピーな果実味とライトな口当たりでアルコール度数も低めです。

ミネラル感もしっかりしていて枝豆と塩に含まれるミネラルと相乗効果を発揮します。


・枝豆のかき揚げ


枝豆の入ったサクサクのかき揚げ美味しいですよね。

抹茶塩にチョンとつけて一緒に頂きたいワインはこちらです。

フランス・ローヌ渓谷地方のブドウ品種ヴィオニエから造ら辛口辛口白ワインです。

このヴィオニエは酸が穏やかで丸みがあるのが特徴で、飲んだ後の余韻にかすかな苦みがあります。


もしかしたらビールとの共通点に気がついた読者の方いるでしょうか?

ビールのホップの苦みとヴィオニエの余韻の苦みです。もちろん同じ感じ方をするわけではないですからね。汗

この苦みが枝豆の甘さを引き立ててくれます。

香りはアプリコットやキンモクセイのような華やかさがあります。

しっとりとしたオイリー感もあるのでかき揚げの衣にもピッタリ寄り添います。

・枝豆のペペロンチーノ


少し変わり種の一品をご紹介します。枝豆のペペロンチーノソテーです。

大人の事情でレシピの転載&引用が不可なのでぜひ各自ググってみてください。汗

ニンニク唐辛子とオリーブオイル。ときたら合わせるワインは勿論あの国ですよね?笑

ペペロンチーノはカンパニア州発祥なので王道のペアリングであれば同じ州のグレコ・ディ・トゥーフォがあります。ブドウ品種はグレコです。

分かってます。ぶっちゃけ高いですよね?。泣

うまく探しても3,000円程度はします。こうなってしまうと晩酌で気軽に楽しもう感が薄いですよね。

この価格帯でもじゃぶじゃぶイケる貴族の方はぜひポチって下さいお願いします。笑

よって私がオススメするのはこちらです。

カンパニア州の隣の隣カラブリア州の白ワインです。ブドウ品種はグレコ・ビアンコで似てるけど違う品種です。

このお値段ならどうでしょうか?ぐっとお手軽になりませんか?

等級と知名度の違いからくる価格差で決して低品質なわけではありません。

シャープな酸と火山灰の土壌に由来してミネラル感たっぷりです。

カラブリアはイタリアでの唐辛子の聖地です。ちょっと言い過ぎたかな。笑

ペペロンチーノソテーには抜群のペアリングをお約束します。


・ずんだ餅


締めには甘い物が欲しいですよね。

枝豆って聞いて真っ先にずんだを思い浮かべる人はいるのでしょうか?笑

優しい甘さと枝豆の旨みが感じられるずんだ餅に合わせるワインはこちらです。

フランス・ロワール地方の半甘口ロゼワインであるロゼ・ダンジュです。

ポイントは半甘口で甘すぎないことです。

もしここに貴腐ワインのような極甘口のワインを当ててしまうと負けてしまいます。ずんだ餅が。笑

合わせる食材の甘さをこえないようにするのがポイントですね。

ずんだ餅と緑茶って合うじゃないですか。

緑茶とロゼダンジュに共通点があります。

それはタンニンです。

ほんのり甘くてチャーミングなワインですがタンニンが含まれています。

赤ワインみたいに渋みを感じるほどではないですが。汗

ロゼダンジュのペアリングのイメージとしてはベリー系のフルーツ紅茶です。

ずんだ餅の甘さをタンニンがさっぱりさせてチャーミングな酸と果実味が調和します。

・さいごに


いかがでしたでしょうか?

今回は枝豆とのペアリングをお届けしました。

これは「この食べ物ならどんなワイン?」シリーズでは変化球枠になるのだろうか?笑

この記事があなたと大切な人のワインライフの一助になれたら幸いです。

ワインの感動を共感、共有することによって絆が深まります。

「ワインとは、ただのお酒ではありません。人と人を繋げて笑顔を作ることができる存在です。」

最後までお読み下さり、ありがとうございました。

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