もしも『お金配りおじさん』だったら・・・日本の貧困を1年でなくす妄想
もしも自分が『お金配りおじさん』だったら
彼のように金と名前と人脈があったら
「日本から貧困をなくす」
というプロジェクトをやろう
みたいな妄想
してみる
期間は1年
『お金配りおじさん』が配ったお金は
総額30億円以上という噂
それと宇宙旅行に100億円というポケットマネー
これが予算目安かな
チームを作る
まずはじめに
3人程度でプロデューサチームを作ろう
つまりは自分の手足
― 妄想でも、やっぱり自分では何もできない人
でも「名前」はあるんだから
SNSか最悪クラウドソーシングで募集すれば
さほど時間をおかず集まるんじゃないかな
プロジェクトコードは《エレノア》
学生がいいね
そういう分野の勉強をしてる子たち
社会福祉学科とかの
高給じゃないけどボランティアじゃない
とりあえず時給1500円経費別でどうだろう
1年で500万円くらいの予算
部活よりエキサイティング
就活よりタイパ良し
イマドキの”ガクチカ”になるし
起業のステップになる
そう思う野心的な子に会えると面白いけど
ここは”奇跡”頼み
プログラムひとつじゃできない
「そんなものじゃ何も変わらない」
なにかプランを出すと
必ず起こる批判
当たり前だ
”これひとつあれば貧困をなくせる”
そんなものはあるわけがない
ただ
いくつものチマチマした”自前の”プログラムがあちこちにあって
スケールしない
この”自前主義”もこの国の人たちの悪癖でもある
プログラムをいくつか立ち上げよう
大事なのはコラボ
それらは見た目では独立しているけど
密かに裏でコラボするよう仕組まれてる
みたいな『陰謀』
どうかな
面白くない?
そして世界中にある志を同じくするアクティビティ
プロジェクトにはそれらも全部巻き込もう
支援にリーチできるように
まずは簡単なところで
”空中戦”用にアプリを
『社会的弱者』ってのは聞こえが良くないよね
《ソーシャルチャレンジド=SC》
そう呼ぼう
現実社会で《SC》を救おうと奮闘してる市井の《リアルヒーロー》
それなりに政府の公的制度もある
でも”溺れてる”《SC》本人は
そこになかなかリーチできない
つなげるためのチャンネルはすでにいくつも用意されている
みたいだけど
一見十分すぎるくらいある
それでも貧困はなくなってない
同じようなものを新しく加えても仕方ないのかもしれないけど
でもまぁチャンネルはいくつあってもいいかな
《助けてコール》
気軽に「助けてください」とポチッ
気になったら「助けてあげて」とポチッ
小さな勇気が湧いたら「助けたい」とポチッ
コンセプトは
昔のような”お節介”をITで再生する
1ヶ月位でリーンスタート
100万円もあればモノもウツワもひとまずはできるよね
データ以外は
全国には《リアルヒーロー》がなんと12万もいるらしい
自治体それぞれにも支援制度はあるから1750くらいはある
データ集めには子どもたちの手を借りよう
データ入力を1件1000円でなら1億2000万円
《SCキッズ》のちょっとしたバイト
《令和少年探偵団》みたいな?
住んでる町の
貧しい人を支援する制度や団体を調べて登録する
在宅だから小中学生でもできる
ネットに繋がる端末が必要なのがハードルだったりするんだろうか
だったらそんなものグロスで契約して配っちゃおう
年間たった1200万円くらいの予算で1000台は確保できる
”配り方”に工夫がいるけど
せっかくスマホを支給するなら
それだけじゃもったいない
是非とも《キッズジャーナリズム》に進化させたいもの
使ってもらうために
アプリ作っただけじゃ仕事半分
大事なのはプロモーション
ここは持てる”人脈”をフルに使うところだけど
(妄想の自分には人脈も豊富)
SNSとか”空中戦”では《令和少年探偵団》にも協力してもらうとして
やはり”地上戦”も大事
そこでモニターユーザーというか”サクラ”をオーガナイズ
基本的には全国で学生勇士、てか有志
彼らは《ロビンズ》と呼ぼう
まずはこの《助けてコール》
どしどし使い倒してもらう
普段の生活の中
少しアンテナを高くして
気になったら「助けてあげて」「助けたい」をポチッ
チャンスがあったらアプリを奨めて
「助けてください」をポチッとしてもらう
さて1年でどのくらい広められるだろう
それと並行して”地上”で仕込むのは
何よりも食べること
経済世界第3位の日本で”食べれない人”がいるなんて
恥ずかしくないか
《ソーシャルキッチン》
みんなで買ってみんなで作ってみんなで食べる
「共同食堂」
これを仕込むのはなかなか大変だ
なにせ”地上戦”
まずは専門オペレーションチームをオーガナイズしなきゃ
いちばん難しそうなのは”場所(スペース)”かな
厨房があって
適当な広さがあって
夕食時間に使えるところ
まず思いつくのはやっぱり小中学校の調理室
でも教育委員会を口説き落とすには多分相当骨が折れる
1年でどのくらい開設できるだろう
お腹をすかせた子どもたちにはピンポイントで
でもせっかくプロジェクトをスタートしたなら
お腹をすかせた子どもたちを
そんなに長く放って置くわけにはいかない
6人に一人いるという貧困児童
そういう統計があるなら
どこかで”数えて”いるはず
あらゆる手を尽くして
《ソーシャルキッチン》システムに入ってもらえるようにするけど
せめて子どもたちには
たとえコスパが悪くともこの際は当面仕方ない
ピンポイントでなんとかしよう
マンツーマンでも出前でも
地域の特性に合わせて
いろんな知恵を絞って
とにかくせめて毎日一食
お腹をすかせた子どもたちに届けよう
そこに一番資金投入が必要だろう
260万人くらいの貧困児童のうち
《ソーシャルキッチン》にリーチできない子はどのくらいいるんだろう
仮に300円のお弁当を全員に1年間毎日届けてあげるのに3億円
ママにもだから6億円
たったの6億円だ
”この”「お金配りおじさん」には”はした金”じゃないか
《ボトムアップソーシャルキッチン作戦》
そこでも《ロビンズ》にご活躍願おう
個別に子どもたちに接近してサポートする
彼らは家庭に入り込むことになるわけだから
《スーパー・ロビンズ》と名付けようか
ただ弁当宅配は目的じゃない
「孤食」
それも解消しなきゃ
一緒に買って一緒に作って一緒に食べる
そういう取り組みを”ひとつの母子”から始めて
頃合いをみて別な母子につなげて
そしてそれを広げていく
フードロスを貧困にリンク
《ソーシャルキッチン》には
もうひとつの大事なミッションがある
ゴミ処理場で
ショベルカーがパンやら野菜やらをかき集めてるのをテレビなんかで見ると
バカじゃないの?
とほんと思う
食材がモッタイナイ
それもあるけど
空腹の人たちに配れよ
と
《フードロス・モッタイナイジャー》
地域のフードロスをかき集めて
《ソーシャルキッチン》や貧困世帯の食卓に届けるヒーロー戦隊
みたいな
オキマリの色とりどりのコスチュームで
緑が農家
青が漁師
黄が食品工場
赤が小売店
ピンクが飲食店
…みたいなのはやらなくてもいいけど
それぞれ専門オペレーションチームを
フードロスと地域のすべての貧困支援食事サービス
「フードバンク」や「子ども食堂」をつなげよう
もしかしてこれ
生協のコンセプト?
政府レベルの貧困撲滅の決定打「ベーシックインカム」
これは福祉政策じゃないという批評もあるけど
福祉と景気振興とどっちが通りやすいかという話
そんなことはどっちでもいいし
実際貧困はかなり解消する
正直お金持ちにはムダと思うけど
何にせよこれはまだ夢のまた夢
生活保護があるじゃないか
だから政府からの支援は「生活保護」一択
そもそもが生活保護を”ちゃんと”すれば
日本の貧困問題は”簡単に”片付く
審査なんか要らない
そうすれば窓口業務は大幅にコストダウンできる
担当者のストレスも解消
てか窓口業務は廃止
アプリにすればいい
”配りすぎ”は税金で回収しよう
身内に金持ちがいても
その人が払う税金がぐるり回ってくる
何も貧困を連帯させることはない
でも政治を変えるのは至難の業
とりあえず
《生活保護課ウォッチャー》
生活保護を断られて餓死
正直者には高い敷居で
要領のいいチンピラが濡れ手で粟
そんな馬鹿なことが現実起きてる
被保護世帯数全体に占める外国人世帯の割合は
3%
200万人の外国人に公金を渡してる
200万人がみな難民なら仕方ないけど
なんで彼らが受給できるのかといえば
本人の「強い意思」と周りの「強い後押し」
疑いたくもなるけど
窓口担当者はちゃんと仕事をしてる?
とはいえ
彼らの仕事は”救済”じゃないんだよね
政府の金庫番
だから仕方ない
彼らにガイアツとエクスキューズをあげよう
ガイアツは
自治体名と担当者名を実名で
疑惑を告発するこのサイト
事実を根拠にディスるのに名前を伏せる理由がわからない
ましてや人の命がかかってるなら
報復が心配?
だからSNS式に個人確認をサイトの方で肩代わりしよう
ついでに不正受給を見つける手伝いも
《生保保証人システム》
それと
エクスキューズ
地元の名士といえば
議員や大手企業の代表だろう
「私が保証するからこの人に生活保護を」
というたった一言で人を救える
そんなシステムがあれば
それは感謝の言葉とともにメディアを通じて市民に広く知らせてあげよう
この”先生”のおかげでわが町から貧困がなくなったと
議員なら
びた一文出さずに株を上げられる
どうにか生活保護に結びつけよう
《生活保護コンシェル》
生活保護などの支援を案内するサービス
みたいなのも・・・
もうあるね
そりゃそうだろう
なら
要らないかな
ちゃんと機能してるなら
一番大事なのはお金
だけどそれでも
孤軍奮闘はしんどいにキマってる
原点に戻りみんなで暮らそう
やれ自己責任だの自助だのと
孤軍奮闘を求める
行政も民間支援も
孤立に押し戻すことが
自立支援だと思ってる
日本だって
つい50年くらい前まではそういう社会だった
古き良きコミュニティを破壊したのは誰だ?
《令和長屋コーディネータ》
江戸時代の長屋みたいなコミュニティを作るシステム
地域に集住
大家や差配人がいて
子供や年寄はみんなで面倒を見たり
隣近所で困ったときはお互い様の半共同生活のような
みんな誰かを頼りたいし
誰かに頼られるのは嬉しい
それがごく自然なことと認め合えば
楽に生きられるはず
そういう了解のもと
みんなで暮らすのをコーディネートする
意欲あるシンママには
シンママはみんな身を粉にして頑張ってる
朝から晩まで働いても
最低時給の1000円そこそこじゃ
手取り20万に届かない
その中には
聡明で意欲のあるママさんもいるだろう
《ママエイド・LLPスターター》
そんな彼女たちの起業を支援するシステム
スタートアップ資金は
「一時生活再建費」で各メンバー60万円
「創業補助金」でLLPごとに200万
「女性、若者/シニア起業家支援資金」でLLPごとに7200万円
ビジネスプランからスタートアップサポートを
《クラウドベンチャー》式にプロデュースする
でも彼女らは毎日が大変で
支援制度なんか調べたり申請したりしてる暇なんかない
まず一息つく”いとま”が必要だ
心を落ち着かせて起業のことを調べて考えるための
スタートのためのスタートを切るまでのシードマネーを提供しよう
仮にシードマネーを100万円
ひとり親世帯が140万世帯
仮にそのうち1%をサポートすると140億円
実際は1%もいないだろうし
何人かのママさんがチームでチャレンジするだろうから
100億円くらいの基金を作れば足りるかな
アントレとかにある起業案件
リペア・クリーニング、飲食・デリバリー、リサイクル、介護・便利屋など
女性でもできる
いやむしろ
女性こそ有利な事業がいろいろラインナップされている
シードマネーの返済は
「価値」で返してもらおう
そのひとつが”ペイフォワード”のルール
余裕ができたらこの《LLPスターター》へ
ノウハウと資金を提供してもらう
そうやっていいサイクルができたらいいね
プライベートコインを
イマドキどうせ何十億円も私財を投じるんなら
プロジェクトのプライベートのCryptoMoneyを作ろう
《LLPスターター》でICOに
《ロビンズ》や《令和少年探偵団》の頑張りのギャランティ
《ELE》
「Play to Earn」とか「Move to Earn」というの
驚きだけど
驚いてる場合じゃない
だったら
「Challenge to Earn」を作ろう
世界を良くする「Change Make」チャレンジをしたら稼げるコイン
《ELE》
それは成果じゃなくて挑戦に与えられる
小さなゴールを立てて
そこにたどり着いたら獲得できる
小さなゴールでいい
ギャラリーの賛同を得られれば
ギャラリーの評価は
そのゴールが世界を良くするのにつながるのか
「《助けてコール》のユーザーを一人増やそう」
「《リアルヒーロー》をひとつ登録しよう」
「《ソーシャルキッチン》のために教育委員会にメッセージしよう」
「《フードロス・モッタイナイジャー》のロゴをデザインしよう」
「《生保保証人システム》の候補にメールを送ろう」
「《LLPスターター》に参加するのに仕事を減らそう」
「《LLPスターター》にチャレンジするママのためにお手伝いをしよう」
などなど
世界を良くするチャレンジを
ゲームにしよう
最後に残る人
生活をまともにマネージできない人は
決して少なくない
そんな人でも
「どうにかしたい」
そう望んでもがいてるなら
なにかしらメニューは用意できる
しかし”救いの手”を拒否する人たちも何人かいる
自由の国には「貧しくなる自由」もある
率直に言えば
そういう人は
統計にカウントしなくていいとも思う
全員を救えるわけではない
ただそれが子どもの親なら話は違う
当然ながら
子どもに自己責任は問えるわけがない
”その親には親としての能力がない”
そう社会が扱わなければならない
そこには「強制力」が要る
『毒親』や愉快犯的に子どもをいたぶる親もいる
これ以上は流石に妄想がすぎるが
『トールマン』という映画
あんなふうに
”謎の失踪”を仕組めたら
邦画にも『万引き家族』というのがある
社会的には
ある意味当然
容認はされないが
それを批判する人たちは
子どもをどうやって救えばいいと思うんだろう
「虐げられ命を絶たれる子どもも多少はいても仕方ない」
そう
割り切るんだろうか
時として
”正義”は誰を護っているのかわからない
どうしたらいいだろう…
さすがに妄想もここまで
《リアリティドラマ化》
そして
せっかくだから。。。
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