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副業の仕事をゲットするためには自分の見せ方が重要!

高いスキルを持ち、副業/兼業ができる働き先を探す人材やフリーランスが集まる「クラウドリンクス」。これまで多くの人材が新たな職場を見つけ、収入の増加だけでなく本業だけでは得られないスキルや経験を習得しています。

今回は、クラウドソーシングサイトを利用して転職による収入減を補うことができたという、ベンチャー企業取締役の大友様にお話をうかがいました。
《マッチング事例人材:大友由美様》

今までのご経験を簡単に教えてください

大友:大学卒業後、バブルの時期に証券会社に入社。主な仕事はデリバティブのトレーディング業務です。20代の時は外資系の証券会社を転々として、30代からは保険会社でマーケティングやプライシングの仕事に携わりました。

そして35歳の時に官公庁に入庁し、13年間にわたり公務員として金融機関の検査監督などの仕事を担当。その後も何度か転職して、保険会社などで内部監査やコンプライアンス部門での仕事に携わってきました。

転職を重ねてきた経験から見えてきたのは、「外資系企業の方が転職しやすい」ということです。雇用形態も柔軟に対応してもらえますね。一方で、日本人が上層部にいる企業は保守的で「すぐに辞めてしまうんじゃないか」と採用に慎重になる傾向があります。

また、内部監査やリスク管理といった仕事に対する社会的なニーズの変化も感じます。企業の不祥事がクローズアップされたり、コーポレートガバナンス・コードが厳しくなって、より内部管理や監査に求められることが増えてきました。

副業をしようと思ったきっかけを教えてください

大友:クラウドソーシングサイトに登録したのは、2年前の転職活動中の頃です。そして転職後、以前より給与水準が下がってしまったところに、オファーを受けて、内部管理の仕事を副業として始めました。仕事内容は、社内規定を整備してコンプライアンス体制を確立していくというもの。業務委託の形態で、週1回出社するという働き方を現在も続けています。

本業で週5日勤務する中で、副業で週1日出社するのは難しいように見られますが、それほど負担にはなりませんでした。本業の仕事はリモートワークが中心で、勤務時間も前職の半分以下でしたので。当時の勤め先の代表取締役にも説明して理解いただきました。

今後は、今の仕事の質を落とさないように、できる範囲で他の仕事にもチャレンジしていきたいですね。特に、近年は女性活躍が求められる風潮があります。私も今後機会があれば社外取締役等も視野に入れて活躍することで、社会のニーズに応えていきたいと思います。

副業をする上で不安なことはありましたか?

大友:仕事を掛け持ちしていると、どうしても時にはミーティングの時間が被ってしまうことはあります。もちろん別の時間にカバーはしていますが、ミーティングに欠席するのは、申し訳ない気持ちになりますね。

他に気をつけていることは、情報管理の問題。トラブルになったことはありませんが、気を遣うポイントです。ごちゃごちゃにならないように、パソコンを仕事ごとに分けるようにしたら、4台になってしまいました(笑)。

副業をしてよかったと思うことは何ですか?

大友:いろいろな業務を勉強できるのはもちろんですが、副業をすることで頭の切り替えができるのがよかったですね。本業とは別のことに集中することで気分転換になるので、本業に戻るときに新たな気持ちで臨めます。

生活面では、ライフワークバランスが向上しました。私の場合は、副業する前の方がむしろ仕事中心の生活だったんです。外資系企業に勤めていると、ニューヨーク時間に合わせてスケジュールを組むこともあります。夜の10時から11時半まで英語でのミーティングがあると、頭が興奮して眠れなくなったりしました。

30年間忙しく働いてきて、急にのんびりした職場に転職したのは大きな転機でしたね。これまでとは「全く違う世界がある」ことに気付かされたんです。職場にいた同僚の多くは、定年退職した人。「今日は3時で帰ります」とか「今日はコロナの感染者が急増したから帰りましょう!」といった自由な空気感に驚きました。のんびりとした職場環境のおかげで、副業がしやすく、生活水準を維持することができました

これから副業を始めたい皆様に一言

大友:クラウドソーシングの募集内容を見て「ハードルが高いな」と感じることがあるかもしれません。それでも複数応募してみるといいですよ。たとえ必要とされるスキルを持っていなくても、すぐに諦めるのはもったいない。まずは自分の見せ方を工夫してみましょう。本当はいいものを持っているのに、見せていない部分があるかもしれません。魅力的なプロフィールとあまり響かないプロフィールの違いはそこにあると思います。

プロフィールの見せ方はとても大事です。仕事を発注するクライアントが最初に見るのはプロフィールですから。どんどん試行錯誤しながら応募していけば、きっと仕事を受注できるようになると思います。クラウドソーシングサイトが開催しているセミナーなどに参加するのも一つの手ですね。

▼副業を始めるなら「クラウドリンクス」

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