クルトン商人

様々なポッドキャストを聴いての感想、思った事をつらつらと。

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最近の記事

【前編】「女性ばかりに偏りが…」国際女性デー報道に力を入れる理由 を聞いて

一つの側のみで話を進めていてメディアのポッドキャストというよりは活動家のチャンネルみたいなのでその点は注意を。 日本のシングルマザーの就労率は8割でOECD各国の中でも高い、とあった。また別の番組で日本の一人親家庭の相対的貧困率はOECD各国で下から2番目と紹介されていた。 そこで疑問なのは日本より就労率が低いシングルマザー家庭がどのように生計を立てているのか。 そこに日本の一人親家庭の貧困を解消するためのヒントが隠されていないだろうか、という意識を持つ記者はいないのだろう

    • ながら日本史 わかりやすく解説戦国時代の火蓋を切った応仁の乱 を聞いて

      1つ1つのトピックがコンパクトにわかりやすく解説されていてよい。 しかし、読みの誤読っぷりは何とかならないモノだろうか。 下剋上を「かこくじょう」。学校で日本史を履修しているリスナーならよいのだろうが、 もう忘れてしまった人、履修していない人に誤った情報を広めるのは罪深い。 ナレーションの音声の調子からはAI、自動音声で読んでいるわけではないのだろうがなぜこのような誤読が起きるのだろうか。 不思議だ。 https://open.spotify.com/episode/

      • 「軽トラの衝突事故」でも医師が来ない 力士の安全を守るには #603 を聞いて

        神田さんの次に好きなMC、水野梓さんのお相撲回。 多くのスポーツの試合と違い朝から長時間やっている相撲はずっとドクターを待機させていられないとの事。 しかし土俵で頭を打った力士がその後死亡した事故が起きた以上、アマチュアが国技館で試合を行う時マットを敷く、のような対策を講じないのは怠慢としか言えない。 脳震盪もNFLが脳震盪プロトコルを導入し選手の安全を図っているように 栄養指導とか根本的な対策とならない対策でお茶を濁そうとする相撲協会に対しメディアが力士の命を守るべき

        • 大竹まこと ゴールデンラジオ!「大竹紳士交遊録」2022年3月1日 武田砂鉄(フリーライター) を聞いて 

          武田砂鉄さんは核共有について一部分しか理解していないように思える。 NATOの核共有はB61核爆弾であり、これはドイツなりのトルコが自国の航空機に搭載し、物量に物を言わせて敵の大規模な戦車隊が押し寄せてきたような場合、その敵に対して使用するものである。 敵の重要都市を攻撃するICBM, SLBMと戦略原潜を共有するわけではないので日本の国土に上陸してきた敵に使う、という覚悟があるのかと話していない以上、理解していないような気がする。 それに関連して松井一郎大阪知事が「非

        【前編】「女性ばかりに偏りが…」国際女性デー報道に力を入れる理由 を聞いて

        • ながら日本史 わかりやすく解説戦国時代の火蓋を切った応仁の乱 を聞いて

        • 「軽トラの衝突事故」でも医師が来ない 力士の安全を守るには #603 を聞いて

        • 大竹まこと ゴールデンラジオ!「大竹紳士交遊録」2022年3月1日 武田砂鉄(フリーライター) を聞いて 

          うちのお雑煮に何入れる? アレンジしながら受け継ぐ 正月料理(前編)#575 を聞いて

          長沢さんはご両親が福岡出身なのであごだし、丸餅、かつお菜は手に入らないので小松菜、塩ブリ、子供は口に合わずに鶏に。 表に出たりインスタに映えるようなお雑煮でなく、一般の食べ物としてのお雑煮。 地域の異なる人が結婚したり、引っ越したりして新しい食材、調理法を取り入れてマイナーチェンジを繰り返していき、今の人に受け入れられていく料理。 これを考えるとイタリア人が?なナポリタン、中国人が?な天津飯が日本にあるのだから日本料理警察のように海外の変わった日本食に目くじらを立てる人

          うちのお雑煮に何入れる? アレンジしながら受け継ぐ 正月料理(前編)#575 を聞いて

          [2月5日(土)放送分]サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー を聞いて

          富澤さんのフィギュアスケート団体についての疑問。  確かに陸上競技、クロスカントリースキーのリレー、駅伝のように複数の選手が同時に競う競技、体操の団体のように1人の選手が複数種目演技可能だがその選手が特に得意な種目で競うのと違い、フィギュアスケートでシングルス、ペア、アイスダンスの3種目で掛け持ちする選手見たことない。  選手のモチベーションとして個人で競うシングルス、ペア、アイスダンスで演技に臨む場合と団体で演技に臨む場合とどういうこころもちの違いがあるのかはきになるな

          [2月5日(土)放送分]サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー を聞いて

          戦後日本外交の、歴史的できごとの裏で 沖縄と日本を考える #547 を聞いて

           確かに沖縄は日本の都道府県で唯一県が丸ごとサンフランシスコ講和条約以降も米軍施政下で独立を回復の時取り残された、という状態である。  しかし講和条約発効後1年程度で復帰した奄美群島、沖縄県の4年前に復帰した小笠原諸島もあり、小笠原では戦後父島の島民が故郷に帰れない期間も長く続いていた。硫黄島に至ってはいまだに帰れない。  南樺太、千島列島の住民に至っては未だに彼らのふるさとは日本が施政権を行使できていない。  これらの事実は住民の絶対数が少ないからと言って無視してよい事で

          戦後日本外交の、歴史的できごとの裏で 沖縄と日本を考える #547 を聞いて

          「ちゅらさん」から20年、泡盛の試練 自立の道をゆく #569 を聞いて

          泡盛への優遇税制が2032年で終了する。 地方の産業振興、離島の産業振興と税の公平をどう両立させるかは簡単ではない。 それにしても優遇税制の効果、地域の雇用創出、経済効果を泡盛業界も国もきちんと検証してこなかったとは。 新型コロナの防疫策や助成金の効果がどうかを検証せずに初期の策を続けている、と批判されているが、検証しない、検証が甘いのは新型コロナに限らず日本の特徴、なのか。 沖縄の酒造会社の泡盛売り上げ全部足しても九州の大手の焼酎売り上げの3分の1程度、というのはちょ

          「ちゅらさん」から20年、泡盛の試練 自立の道をゆく #569 を聞いて

          その人の名は「アコさん」 誰も知らないけれど、みんなが知っている #570 を聞いて

          奥出雲の社会福祉協議会に50年間毎月少しずつ匿名の寄付が手紙で送られ、 それを積みたて、基金の名前も寄付者の要望によりアコ基金となった。 50年間で総額は300万円を超えた。 寄付の送らてくる封筒の筆跡は結構違いがあり何人かの人で行われているのだろう、と。 額は少額とはいえ50年間毎月行えるのはすごいな。 安定した職の勤め人であっても50年だとその間に定年で収入が減ったりすることもあるし。 ポッドキャストの良さなのだろう。 社会福祉協議会に送らてくる封筒は普通の封筒で、現

          その人の名は「アコさん」 誰も知らないけれど、みんなが知っている #570 を聞いて

          記者だからこそ、ひっかかる? 気になった本を紹介します(楽屋裏) #52-87 を聞いて

          神田さんが冬休みに読んだルポルタージュの記述で、 市庁舎や警察署が並んでいる、はそんなものがない。 彼がそこで勤務していたからそこは県警本部と国の出先機関なのに 作者がその雑さ加減で他も書いているのでは、と気になるという話。 学術論文でそういう事やったらその人の書いた改竄以前、以降の論文は全てが疑いの目で見られるし、場合によっては学位を取り消されたりする世界と違って、 メディアの世界ではそういう雑さは許されるのか? その本の筆者は大学1年で中退しているけど、高校、大学で文

          記者だからこそ、ひっかかる? 気になった本を紹介します(楽屋裏) #52-87 を聞いて

          大竹まこと ゴールデンラジオ!「大竹メインディッシュ」 2022年2月17日 木村響子 を聞いて

          木村花さんの出来事、当初は多くメディアで取り上げられていたが制作会社とフジテレビが資料開示を頑なに拒んでいるというのを知った。 フジテレビも憶測でどこまで落ち度があるかが世間に流布する事による企業価値の毀損を考えたらこの裁判に全部資料出して責任範囲をしっかりと世間に示した方が長期的な社の利益になるのに。 将来のフジテレビ、社員、株主の事を考えず、今逃げ切ればOKという思考の経営者なのだろうか。 この件で抗議の声を上げていた芸能人はフジテレビのこういう態度を問題にして、誠意

          大竹まこと ゴールデンラジオ!「大竹メインディッシュ」 2022年2月17日 木村響子 を聞いて

          アフター6ジャンクション 映画とろう者 特集 を聞いて

          コーダ あいのうたや他のろう者が出演する映画について当事者出演者についてのトーク。 冒頭宇多丸さんが健聴者でなく聴者と最近使うようにしているという事につき、 映画評の中でうっかり健聴者と使ってしまった、と述べるくだりで 今後「聴者」という語をぜひ使わせていただく、と発言していたが、 そもそも誰かの許可を得て使用する語でなく彼が積極的に使用するつもりであれば このような表現を彼が行っていく事でろう者側が偉ぶっている、とろう者に対する誹謗中傷を生み出す元になったりするので 単に

          アフター6ジャンクション 映画とろう者 特集 を聞いて