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建築意匠設計者のキャリア形成について記事を書いてみました

はじめまして、一級建築士のまえじーといいます。

私は普段会社で建築設計者として働いています。

私は学生の頃、建築設計を生業とするのであれば大建築家の下で修行を積んで建築家として働くことが正しいと考えていました。

でも実際働いてみて感じたのは、建築設計者といっても色々な道があるということでした。

ここでは建築設計者である私から、建築設計を生業にしたいと考えている方々がご自身のキャリア形成に向けて参考になるお話しをまとめてみました。

大学の建築学科に通っている学生や、建築設計者として働き始めた方々、建築設計者としての働き方に迷っている方々にも参考になれば幸いです。

6つの目指す道

私の独断と偏見(笑)で簡単にまとめてみますと、建築設計を目指す人にも次の6つの道があります。

1つめは、建築界のノーベル賞と言われるピューリッツァー賞を取るくらいの世界的建築家を目指す道。

2つめは、世間のトレンドやお客さんからの要望をかなえる計画・企画を提案できる建築家・設計者を目指す道。

3つめは、建築設計者としての経験を活かして営業になる道。

4つめは、建築設計者としての経験を活かして法に適合しているかを確認したり建築設計を目指す人を指導する指導者を目指す道。

5つめは、ものづくりだけでなく組織のマネジメントや人をどうやって動かすかなどに興味をもっているもしくは長けているので会社の経営者を目指す道。

6つめは、建築設計者としての経験を活かして自らベンチャー企業を興す道。

建築設計をやるなら設計したいと思う人が多いのも事実ですが、5年10年と仕事をしていれば自分の向き不向きに気づくと思います。

誰もが世界的建築家になれるわけではないのも事実です。

世界的建築家が無理だからといって諦めたり人生に迷い続けるのではなく、ある程度目指す道を見定めてキャリアを積みなおすということも大切です。

先程紹介した6つの目指す道をある程度知っておけば、自分のキャリア形成を考えるときにきっと役立つかと思います。

私自身も働き方に迷いや不安はもちろんありますが、この記事を読んでくれた方々が少しでも有意義な人生を歩めることを願ってます^_^

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