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都内の崖地に擁壁の工作物申請無しで木造住宅を建築する方法

この記事は土地を安く買って安く家を建てたい人や、崖地に木造住宅を設計したいと思っている建築設計者の人向けにつくりました。

家を建てる人だけでなく、住宅設計者にも役立つ記事を目指しました。

※ちなみに違法建築行為を紹介する記事ではありませんので、ご安心ください笑

都内でも崖地のような土地は高低差の無いフラットな敷地に比べて格段に安いというメリットがあります。

崖地にも色々な種類があります。例えば

・隣地の地面、敷地内の地面が上がっている
・隣地の地面、敷地内の地面が下がっている
・検査済証の無い既存擁壁がある

このようなパターンがあげられるかと思います。

このような土地にどうやって擁壁の工作物申請無しで木造住宅を計画するのか?その方法を順番に紹介します。

隣地の地盤が上がっている、検査済証の無い既存擁壁がある

この図のような敷地の場合は隣地に手を加える訳にはいかないので、土砂崩れが起きたときに防ぐための防衛策が必要となります。

その防衛策とは、

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