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世界の交通事故(2020年データ)とハード面   『交差点インターナショナル』インド🇮🇳・コルカタ

前回の記事で世界の交通事故について、ソフト面から理由を考えてみた。

今回はハード面から交通事故対策について考えてみたいと思う。

信号、歩道橋、地下道、ガードレール、交通を見守る警察官、踏切の遮断機・・・。

交通事故が多いエリアにおいて、
こういった歩行者を守る政策が不十分なのは肌感覚でわかる。
お金もそんなに潤沢ではないだろうし、
そういったハード面に優先的に使おうというマインドも醸成されているのだろうか?

そして例え、こういったハード面を揃えたとしても交通参加者が積極的に使ってくれるだろうか?


例えば信号だ。

交通事故死亡率が高いエリアでの信号を守る率、そんな統計あるのかどうか疑問だが、
仮にそういう統計があるとしたら、交通死亡事故率と相関しているのは予想に難くない。
なぜなら、信号の目的は事故を減らすに他ならないからだ。

歩道橋は面倒くさがって使わない。

地下道は治安悪化の温床になりやすい。

警察官は汚職にまみれいている。

踏切や遮断機なんて、電車が来ているかどうかで渡るかどうかを決める。

ということで、御託をいろいろならべているが、
実際のところを見てみるために、Googleさんにお世話になろうと思う。

今回はインドのコルカタの中央通りをGoogle上で覗いてみた。
インドの交通死亡事故率は10万人にたいして16.3人の死者。

worldlifeexpectancy.com
ガードレールは交差点の角以外ずっと張られている
二輪車のヘルメット率は高い
荷台の直乗りはOKなのか?

インドを取り上げた理由は元イギリスの植民地ということで、日本と同じ左側通行。
認識的には理解しやすい。
20年以上前に一度訪れたが、その時のカオスぶりといったら。。。
ということで、自分の過去のインドの記憶と照合比較してみる。

交通事故と死者数には相関関係がある。
それを提唱したのはSMEED氏。
スミードモデルという。

自動車の普及と交通事故率の関係については、英国のSMEED氏が提唱した「スミードモデル」があります。「自動車保有台数当たりの死者数は、クルマ社会の進展(クルマの普及率上昇)とともに少なくなる」というものです。

gazoo.com

車社会とは切っても切り離せないのが交通事故問題。
世界中の国で、同じような問題にフェーズごとにぶち当たる。

何か自分にできることはないか。。。

ここまでありがとうございました。

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