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京橋交差点と芸術や警察を楽しめる意外な場所

京橋交差点は東京都の中央区にある中央通りと鍛冶橋通りが交わる交差点。
ランドマークは東京スクエアガーデンだ。
交通において特筆すべき特異点はないので今回は交通情報は割愛する。

ちなみに同じ名前で国道2号線、兵庫県神戸市中央区にも京橋交差点があるが今回の記事ではそこのことでない。

東京の京橋付近も古いビルを解体し、再開発している建物がちらほら見かけることができる。

その中でイチオシはアーティゾンビル

京橋は芸術のエリアで、近くの東仲通り(通称:骨董通り)には100以上の画廊やギャラリーがある。
その芸術エリアにドンとできたのが、アーティゾンビル。

ブリヂストンの創設者石橋正二郎の美術館だったブリヂストン美術館が
ここアーティゾン美術館に移された。

子供の頃は美術館は全然面白くない退屈な場所だったが、
大人になると少し楽しさが分かってくるもの。

もちろん芸術は「よ〜わからん」でも全然いいと思う。
芸術に正解はない。


そしてもう一つ、交差点が好きな私にはドンピシャのサブタイトルを持つ施設が
京橋エドグラン
そのサブタイトルは。。。

歴史と未来の交差点
THE INTERSECTION OF HISTORY AND FUTURE

歴史と未来の交差点❗️

サブタイトルだけでファンになりそう。

京橋は銀座や日本橋に挟まれて若干控えめなエリアだが、
だからこそ、心が安らぐ。
資本主義のギラギラ感から少しだけ距離を置いて、
世の中の時代を俯瞰するのも高尚だろう。


少し交通の話もしておこう

交差点名である「京橋」という橋は現代ではどの辺にあるのかというと
京橋交差点から少し銀座方面に進むと首都高KK線の高架に差し掛かるが、
その下の道路が江戸の京橋だ。
江戸末期地図によると北の外堀と南の八丁堀都を結ぶ小さな川「京橋川」があり、
そこに架かっている中央通りの橋が京橋だ。

地図の中央を横断しているのが首都高KK線
京橋という橋は1959年(昭和34年)に埋め立てられた

最後に余談を2つ。
1つ目は、都高高架下の脇にひっそりある「警察博物館」。
ちょっと面白そうだが、まだ行ったことはない。

もう一つは「京橋郵便局」。
最寄駅は東銀座で、住所は中央区築地。

そこにある晴海通り沿いの京橋郵便局。
現在のいわゆる京橋のエリアからはだいぶ離れている。

なぜそこに京橋郵便局があるのか?

建物ができた1904年(明治37年)、その場所は京橋区銀座一丁目だったから。

現在の東京23区は初めから23区であったわけではない。
15区→35区→22区→そして23区。

それこそ、東京都も初めは明治時代が始まった1868年から1943年までは東京府だった。
地名になぜ?を持ち込むと時間旅行ができるので面白い!

お後がよろしいようで😊

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