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市ヶ谷駅交差点と市谷見附交差点と路線バス

市ヶ谷(こちらは「ヶ」が入る)駅交差点と市谷(こちらは「ヶ」が入らない)見附交差点は外堀通り、内堀通り、靖国通りが織りなす交差点で路線バスのみ交通規制が異なるので、一般車は困惑する交差点だ。

今回はそのポイントとなるバスのみに許される交通規制を見ていこう。

写真上では、橋を上から下に進行する場合

まずはこれ↑。

市谷見附から市ヶ谷駅に向かう(写真でいう上から下)際に一般車は左折(靖国神社方面)しかできない。

でも路線バスは右折(番町方面)できるのでバスについて行くと指定方向外進行禁止となり御用となる。
車間距離を詰めすぎるとバスに隠れて標識を見落とすことになるので、車間距離は安全のためにも空けよう。

もうひとつはこれ↓。

写真上では、橋を下から上に進行する場合

写真の左の方にある左折の矢印が見えるだろうか。
左折専用という意味だが、「補助標識には路線バスを除く=路線バスは右折できる」もあるが、それと同時に8時〜20時と書いてある。

つまりこれは8時〜20時までは一般車は左折専用で路線バスは右折ができるのだが、
夜の20時〜朝8時までは一般車も右折できるという意味だ。

8時から20時までは路線バスにくっつきすぎて右折しないように・・・。

道路標識は至る所にある。見落としてはいけない。
これは運転手の責任に他ならない。
(たまに見えづらい箇所にあるのも否めないが)

最後にいつもの現代と江戸の地図比較でこの記事はおしまいに。

お堀の形はほぼ変わらず
市ヶ谷駅の西側は暗渠に
現在の防衛省の敷地は江戸時代は尾張中納言慶勝(徳川)の屋敷だった

江戸時代にも人力車や馬車など乗り物もあっただろうが、
その当時の交通安全の話は聞いたことがない。どこかに文献などないものだろうか?

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