八丁堀交差点と霊岸島
八丁堀交差点は新大橋通りと八重洲通りとが交わる十字路。
似たような名前の八丁堀駅前交差点は新大橋通りと鍛冶橋通りが交わるところなので、今回の記事の八丁堀交差点とは異なり、隣になる。
ちなみに新大橋通りを境に東京駅ではない側にある亀島川を渡った側の埋立地は霊岸島という。
霊岸島(れいがんじま)、名前の由来が気になるような名前だ。
なにせこの都会のど真ん中に霊岸。
1624年に霊巌寺という寺がここにでき、
つまり完全な埋立地だったというわけではなく、中島だったようで、
霊巌寺は明暦の大火で深川(門前仲町の方)に移動した。
でも霊岸という名前は残り、今でもここは霊岸島という。
決して幽遊白書の浦飯幽助の必殺技の霊丸(レイガン)のことではない。
都心の東京湾側は小さい埋立地がたくさんあり、その隙間に運河がある。
橋もたくさんかけられていて、普通に進行していると、
そこが埋立地なのか陸続きなのか気付かない。
そしてものすごく助かるのがこういった埋立地同士を結ぶ橋の袂には公衆トイレがある。
これは便利。
東京は公衆トイレでも無料で安全に使えるということで世界的に有名。
新し目のトイレに至っては、造形がアーティスティックなトイレに関心が行くようで、それらを見て回る外国人のツアーもある。
外国に行ったら、外でトイレすることはあまり自分の記憶にはない。衛生的にも治安的にも。
これは日本のいいところかな。
話を戻そう。
この霊岸島だけでなく東京の中央区、港区は埋立地がたくさんある。
いつ首都直下型地震が来るか分からないが、土地的に一抹の不安がなくはない。
いつ何が来ても驚かずに坦々と危機を回避する。
そのためには知恵と知識と備えが必要。
運転中に大地震が来たときの対処法、皆さんも今回を機に改めて確認しておこう。
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