毒を薬に変えて生きていく僕ら
明確な目的も持たず、ただ日々を消費していた大学生のころ。
入社して数年経ち、社会人としての役割を理解し始めたころ。
結婚して少し経ち、当たり前のような毎日が繰り返されていたころ。
人生の中でたびたび訪れる「慣れ」の時期に、僕はふと「ソラニン」という曲の歌詞を思い出す。
一見、別れの歌詞に思える。
でも、僕には「進め!」と聞こえる。
学生生活でも、社会人生活でも、結婚生活でも、なんでもいい。気が付けば、居心地が良くなった「ゆるい幸せ」が続く場所があったとして。
「このまま