3月24日の相場振り返り
いつも貴方を応援する、パピーぬです。
さて、昨日の相場を振り返ってみましょう!
東京市場3指数
概況
昨日の東京市場は、前日の米株安を受けて、急騰した銘柄を中心に利益確定の流れとなり、日経平均は一時400円超の下げ幅を見せる場面もありました。しかし、後場に入ると米株先物の堅調な動きに合わせ押し目買いが入り、取引終盤にはプラスに転じました。
個別には、円安進行により輸出関連株や、非鉄などの資源関連、半導体関連に資金が流れていた状況で、東証1部の値上がり銘柄数は1097に上りました。
業種別騰落率ランキング
東証33業種のうち上昇は15業種。
非鉄金属では、住友金属鉱山やDOWAホールディングスが大幅上昇。鉱業では日鉄鉱業(株)やINPEXなどが上昇しました。
一方、海運主要3銘柄を中心に急落しています。前日の持分法適用会社ONEの事業説明会では、船のカーボンニュートラルや新規造船投資の推進など、船隊整備などが主眼であった模様で、目先の出尽くし感から利益確定優勢の展開になりました。建設業は、高安まちまちといったところでした。
注目銘柄
塩野義製薬 <4507>東証一部
セフィデロコルの国内における製造販売承認申請について
塩野義製薬株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:手代木 功、以下「塩野義製薬」または「当社」)は、当社が創製した新規シデロフォアセファロスポリン抗菌薬セフィデロコルについて、本日付で日本国内における製造販売承認申請を行いましたので、お知らせいたします。
セフィデロコルは、これまでに3つの国際共同試験(複雑性尿路感染症患者を対象とした第2相試験 [APEKS-cUTI]、カルバペネム耐性グラム陰性菌感染症患者を対象とした第3相試験 [CREDIBLE-CR]、院内肺炎患者を対象とした第3相試験 [APEKS-NP])が完了しており、米国食品医薬品局(FDA)、および欧州委員会(EC)より承認されています1-3。この度、これらの臨床試験の結果を踏まえ、日本国内において製造販売承認申請を行いました。
カルバペネム系抗菌薬に耐性を示す腸内細菌目細菌、緑膿菌、アシネトバクター・バウマニおよびステノトロホモナス・マルトフィリアを含むグラム陰性菌を起因とする感染症の増加は、医療における重要課題となっています4-7。これらの細菌が引き起こす感染症は既存薬での治療が困難であり、致死率も増加しています8。このような背景から、カルバペネム系抗菌薬に耐性を示すグラム陰性菌に対する新たな抗菌薬の開発は、世界保健機関(WHO)および米国疾病予防管理センター(CDC)により最優先事項に挙げられています4, 9。また、日本医療機器総合機構(AMED)感染症創薬産学官連絡会は、創薬標的とする病原菌リストを公表し、研究開発のさらなる推進を呼びかけています10。(塩野義製薬HP ニュースより)
昨日は下髭陽線で引けています。
各移動平均線が上向きになり、株価も突破していますので、直近高値の8,019円を試す動きになっております。
MACDはゴールデンクロスしており、さらにゼロラインを上抜けようとしています。RSIは50%ライン間近にありますので転換まであと少しといったところです。
このニュースを受けて、3月8日の急落で取り残された含み損を抱えている玉を溶かして上昇することが出来るのか注目です。
3指数日足
日経平均
↑大陽線で引け。
【ポジティブ要因】
・実体の長い陽線をつけたことで力強い上昇力に期待。
・前日の下値付近では買いが入り注目され、上値を超え切り上げている。
・各移動平均線の向きが上に向いた。
・ボリンジャーバンド幅が広がってきている。
・MACDラインは引き続き上昇しており、ゼロラインを上抜けした。
【ネガティブ要因】
・RSIが62%と加熱感が出始めているので、一旦の調整が入る可能性も。
TOPIX
↑大陽線で引け。
【ポジティブ要因】
・実体の長い陽線をつけたことで力強い上昇力に期待。
・前日の下値付近では買いが入り注目され、上値を超え切り上げている。
・各移動平均線の向きが上に向いた。
・ボリンジャーバンド幅が広がりバンドウォークの可能性あり。
・MACDラインは引き続き上昇しており、ゼロラインを上抜けした。
【ネガティブ要因】
・RSIが62%と加熱感が出始めているので、一旦の調整が入る可能性も。
マザーズ
↑小陽線で引け。
【ポジティブ要因】
・前日の下値付近では買いが入り注目され、上値を超え切り上げている。
・実体は小さいがほぼ高値で引けている。
・10日移動平均線が25日移動平均線を上抜け間近となっている。
・チャネルラインを引き続き上抜けしている。
・MACDラインは引き続き上昇しており、ゼロライン突破の可能性あり。
・RSIは再び50%ラインを上抜けし転換を示唆している。
【ネガティブ要因】
・ダブルボトムのネックラインを手前に上昇力が弱まった印象。
米国市場3指数最新
■米市場概況
米国市場は3指数揃って反発しましたが、引き続き、原油価格上昇やFRBのタカ派姿勢により、リセッションを懸念する状況となっています。
また、ウクライナ危機という複雑要因が加わり、米株式市場は値ごろ感からの押し目買いが見られているが、積極的に上値を試す雰囲気まではない状況です。
本日は、ハイテクグロース株や半導体銘柄を中心に買いが入り始め、産業や医薬品も上昇。エネルギー株はまちまちな動きが見られました。
現在の日経平均先物
本日の予想レンジ
日経平均 28,100円〜28,450円
TOPIX 1,965ポイント〜2,010ポイント
マザーズ 740ポイント〜781ポイント
それでは、本日もがんばりましょう!
※株式投資は、さまざまなリスクを正しく認識したうえで、自分自身の判断と責任に基づいて行なわなければなりません。これが「自己責任」の原則です。
誰かに「儲かる」とささやかれて損をしても、誰も損失を補償してくれません。大切なのは、自分のマネープランに適した「自分のルール」を作り、それをしっかり守ること。
自分の株式投資に関する知識、投資経験、投資目的、資産の状況などを勘案して、どれくらいを運用資産に回せて、どれくらいまでなら損をしてもよいのかという許容範囲を決め、損失はその範囲内に収まるようコントロールしましょう。
※本文はリアルタイムチャート、株探、bloomberg、trading viewを参考に作成しています。
リアルタイムチャート
株探
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