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3月18日の相場振り返り

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さて、昨日の相場を振り返ってみましょう!

日本市場3指数と寄与度ランキングの確認

日経・TOPIX・マザーズ複合チャート(real time chart)
日本市場3指数と寄与度ランキング(real time chart)

昨日の日本市場概況

■市場のポイント

 1.日経平均は174円高と5日続伸、3月1日以来の高値水準に
 2.前日のNYダウは417ドル高、ロシア国債絡みの懸念後退を好感
 3.ハイテク株や3月期末視野の配当権利取りを狙った買いが流入
 4.レーザーテクや東エレク、ソニーGなどに対する見直し買いが継続
 5.4月の世界生産の減産を発表したトヨタなど自動車株が値を下げる

■東京市場概況

東京市場では、日経平均株価は5日続伸。ハイテク株などへの見直し買いが続いた。

 前日の米株式市場では、NYダウは4日続伸。ロシアが外貨建て国債の利払いを実施したとの報道などが好感された。この日の東京市場は3連休を控えた週末だったが、米株高を背景に買いが流入しハイテク株などが買われた。日経平均は2万6800円台に乗せ3月1日以来の水準に値を戻した。また、3月期末を意識した配当権利取りを狙った買いで海運株や大手商社株などが値を上げた。

業種別株価指数変化率

業種別株価変化率(real time chart)

東証33業種のうち上昇は26業種。

上昇率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)不動産業、(3)保険業、(4)海運業、(5)情報・通信業。一方、下落率の上位5業種は(1)輸送用機器、(2)空運業、(3)水産・農林業、(4)証券商品先物、(5)小売業。

■個別銘柄状況

ソフトバンクグループ<9984>やファーストリテイリング<9983>が値を上げ、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>、ソニーグループ<6758>などハイテク株が堅調。日本郵船<9101>や商船三井<9104>といった海運株、三菱商事<8058>や三井物産<8031>といった大手商社株が高い。原油価格の上昇でINPEX<1605>が値を上げ、住友金属鉱山<5713>や三井金属<5706>、大平洋金属<5541>といった非鉄株も買われた。
 半面、4月の世界生産の減産を発表したトヨタ自動車<7203>が安く、日産自動車<7201>やホンダ<7267>など自動車株が値を下げた。任天堂<7974>やオリエンタルランド<4661>が安く、塩野義製薬<4507>やセブン&アイ・ホールディングス<3382>が軟調。日本航空<9201>やANAホールディングス<9202>が下落した。

レノバ急伸、経産省が洋上風力の審査基準見直し

レノバ9519は急伸。経済産業省が洋上風力発電の事業者を公募する際の審査基準を見直す方針を発表。ウクライナ危機をきっかけに、国産エネルギーの導入を加速することが必要として、早期に稼働できることを重視する方向で検討するとされている。同社などの再生エネルギー関連にとっては、事業展開の加速化につながるものとしてポジティブ材料視される形に。イーレックス9517なども本日は買い優勢。

レノバ日足チャート(trading view)

昨日は上髭陽線で引けています。
秋田県八峰町及び能代市沖における洋上風力発電事業者公募で落選し、2連続ストップ安後1,271円を底に、横ばいに推移していましたが、ウクライナ情勢により世界的なロシア産原油離れの流れもあり、短期稼働に向けてスケジュール見直しで思惑買いが入っている状況です。
今後は、2連続ストップ安で捕まっている損切り玉で、かなり上値が重い状況ですので、ここを溶かしていけるような出来高を伴った上昇が出来るか注目していきたいと思います。

再生可能エネルギー関連は、再び注目を浴びている状況ですので、デイトレ含めてトレード対象にしていきたいと考えます。(Aバランスではかなりお世話になりました。)

商品高で物価2%は引き締め適切でない、円安はプラス-黒田総裁

日本銀行の黒田東彦総裁は18日、4月以降の消費者物価指数は2%程度の伸びとなる可能性があるとしながらも、大半が商品市況高に伴う輸入価格の上昇によるものだとし、金融引き締めは適切でないとの認識を示した。金融政策決定会合後の記者会見で語った。

バイデン氏が習氏に警告、ロシア支援なら「結果」伴う-米中首脳会談

バイデン米大統領と中国の習近平国家主席が18日、ロシアのウクライナ侵攻が始まって以来で初となる会談をオンライン形式で行った。習氏は中国としてウクライナでの戦争は望んでいなかったと明言。バイデン氏は、中国がロシアの侵攻を支援した場合の「影響と結果」について警告した。

ロシア債保有者の一部、ドルでクーポン支払い受けたと報告-関係者

16日が期日だったロシアのユーロ債2本のクーポンについて、一部の債券保有者がドルで支払いを受けたと明らかにした。ロシアの債務支払いがルーブルになると懸念していた投資家にとっては、安心できる材料だ。

3指数日足

日経平均

日経平均日足チャート(trading view)

昨日は小陽線で引けています。
3連休前で利益確定売りで後場だれる展開になると予測していましたが、後場から引けにかけて上昇幅を拡大した状況でした。ローソク足の実体が小さいことが少し気になりますが、下値を切り上げておりますので、上昇トレンドを崩さない流れで、強い状況が続いています。
2万7,000円のラインを超えることは出来ませんでしたが、引き続きMACD、RSI共に転換サインが出ていますので、来週火曜日はこの上昇を保つことが出来るのか注目していきます。

TOPIX

TOPIX日足チャート(trading view)

小陽線で引けています。
こちらも日経平均同様下値を切り上げておりますが、3月1日の高値を明確に超える状況までには行かなかったので、少しネガティブに見ています。
今後は75日移動平均線の抵抗を上抜くことが出来るのか注目していきます。

マザーズ

マザーズ日足チャート(trading view)

大陽線で引けています。
25日移動平均線を上抜けし、チャネルの上限も突破しており、直近高値から半値戻ししておりますので強い上昇だと考えます。
MACD、RSI共に引き続き上昇のサインが出ておりますので、今後は、ダブルボトムのネックラインである784ポイントを明確に超えることが出来るか注目です。

米国市場3指数最新

米国市場3指数最新(real time chart)
その他指数最新(real time chart)
仮想通貨(real time chart)

■米市場概況

きょうのNY株式市場、ダウ平均は5日続伸となった。ナスダック、S&P500も上昇。ナスダックは今週週間ベースで8.2%高、S&P500は6.1%上昇しており、週の上昇率としては2020年11月以来となっている。 終値の前日比は、ダウ工業株30種平均が274.17ドル高の3万4754.93ドル、ナスダック総合指数が279.06高の1万3893.84、S&P500が51.45高の4463.12。

 序盤はダウ平均が200ドル超の下げを付ける場面が見られるなど、昨日同様に反落して始まった。昨日までの大幅高を受けて、いったん利益確定の動きが広がった。欧州株がロンドンの午前中は売りが目立つ展開となっており、米株も売りが出やすくなっていた面も。

■個別銘柄状況

新興ハイテクの買いが目立つ中、エヌビディア<NVDA>、テスラなどがしっかり。SNS関連の買いも目立ち、メタ、ツイッター<TWTR>などの買いが目立つ中で、全体もプラス圏に。
 ダウ平均は、アメリカン・エキスプレス<AXP>、VISA INC<V>がともにしっかり。
ナイキ<NKE>なども買われた。IT/ハイテク買いのが入る中、マイクロソフト<MSFT>などもしっかりに。

【ウクライナ】中国は戦争「望まず」、習氏がバイデン氏に説明

中国の習近平国家主席はバイデン米大統領と電話会談し、ウクライナでの戦争は「望むものではない」との立場を表明した。一方で、ロシアに対する制裁は批判した。ロシアのウクライナ侵攻以来、両首脳の会談は初めてで、オンライン形式で2時間にわたって行われた。

ロシア中銀、政策金利を20%で維持-数四半期はマイナス成長予想

ロシア中央銀行は18日、ウクライナへの侵攻後に19年ぶり高水準に引き上げた政策金利を据え置いた。前例のない制裁に直面する中で、経済の防衛を続ける姿勢を示した。

  政策金利は20%で維持。ブルームバーグがまとめた調査で大半のエコノミストが予想した通りだった。

日経平均CFDの今は!?

日経平均先物CFD(リアルタイムチャート)

現在の日経平均先物は27,347円と+520円になっています。

東京市場や米国市場は、現在ロシアのデフォルト回避や、ウクライナ情勢の停戦協議に進展があるとの見方や利上げが明確になり、不透明感や懸念が後退しつつあるためリスクオンの流れになっています。
現在の日経平均先物も大幅に上昇し2万7,500円まで回復するような勢いがある状況です。
この3連休でウクライナ情勢がどのように動くのかによって、簡単に上下に振られる状況が続くと考えていますので注目していきます。

それでは今週もお疲れ様でした。
また来週もよろしくお願いいたします。

※株式投資は、さまざまなリスクを正しく認識したうえで、自分自身の判断と責任に基づいて行なわなければなりません。これが「自己責任」の原則です。

誰かに「儲かる」とささやかれて損をしても、誰も損失を補償してくれません。大切なのは、自分のマネープランに適した「自分のルール」を作り、それをしっかり守ること。

自分の株式投資に関する知識、投資経験、投資目的、資産の状況などを勘案して、どれくらいを運用資産に回せて、どれくらいまでなら損をしてもよいのかという許容範囲を決め、損失はその範囲内に収まるようコントロールしましょう。

※本文はリアルタイムチャート、株探、bloomberg、trading viewを参考に作成しています。

リアルタイムチャート

株探

bloomberg

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