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3月25日の相場振り返り

いつも貴方を応援する、パピーぬです。

さて、昨日の相場を振り返ってみましょう!

東京市場3指数

3指数結果

概況

 東京市場は、日経平均は小幅に続伸し、2019年9月以来の9連騰となりました。
寄り付きは、米国市場の反発を受けて200円程度高く始まりましたが、8日続伸していたため後場には、アジア株安や利益確定売りに押され、一時160円安に。その後、円安進行に伴い、輸出関連株やハイテク銘柄に買いが入り底堅い流れとなりました。
東証1部の値上がり銘柄 数は1007、値下がりは1068、変わらずは106 で、
東エレク、塩野義、第一三共、TDK、ファナック、日東電が高く、ソフトバンクグループ、KDDI、ダイキン、キーエンスは売られる展開になりました。

業種別騰落率ランキング

業種別騰落率TOP3

東証33業種のうち上昇は17業種。

値上がりTOPは、海運業になりました。
水産・農林では、極洋やサカタのタネが高く、医薬品では、塩野義製薬が大幅に上昇しました。
一方、保険業では東京海上ホールディングス、SOMPOホールディングスなどが上昇一服といった形に。

注目銘柄

JTOWER<4485>マザーズ

JTOWER、NTTドコモの通信鉄塔最大6002基を取得へ

当社は、2022 年 3 月 25 日開催の取締役会において、株式会社 NTT ドコモ(以下 ドコモ)が保有する通信 鉄塔最大 6,002 基の取得および取得後において当該通信鉄塔をドコモが利用する事に関する基本契約締結の決 定を下記の通り決議いたしましたので、お知らせいたします。
(中略)
当該通信鉄塔の移管について、6,002 基の全ての通信鉄塔の移管が完了した場合における、ドコモからの利用料 等に係る売上が通期で貢献した場合、売上高は年間約 80~100 億円(概算)、EBITDA マージンは 40%~50%(概算)となる見込みですが、他携帯キャリアへのシェアリング促進等により、更に売上高及び収益性 を向上させてまいります。
(JTOWER HP プレスリリースより)

JTOWER日足チャート

昨日は小陰線で引けています。
長い期間下降トレンドでしたが、3月15日の安値3,190円を底値に緩やかに上昇中で、25日移動平均線を突破した状況です。
陰線をつけていますが、移動平均線付近の価格では注目が集まり、サポートが機能していますのでポジティブに考えられます。
この報道を受けて、ボリンジャーバンド幅が拡大し、バンドウィークする可能性は高いと考えています。
RSIは57%と50%ラインを上抜けていますので、転換を示唆させる動きです。

3指数日足

日経平均

日経平均日足チャート(trading view)

↑下髭陰線で引け。
【ポジティブ要因】
・前日の高値付近では買いが入り、下値を切り上げており底堅い印象。
・引き続き各移動平均線の向きが上向きに。
・ボリンジャーバンド幅が広がり+2σをバンドウォークしている。
・MACDラインは引き続き上昇。ヒストグラムも上昇している。
【ネガティブ要因】
・8日ぶりの陰線で、下髭はついているが上昇力に翳りが見えている。
・RSIが68%と加熱感が出ている。いつ調整が入ってもおかしくない状況

TOPIX

TOPIX日足チャート(trading view)

↑下髭陰線で引け。
【ポジティブ要因】
・前日の高値付近では買いが入り、下値を切り上げており底堅い印象。
・引き続き各移動平均線の向きが上向きに。
・ボリンジャーバンド幅が広がり+2σをバンドウォークしている。
・MACDラインは引き続き上昇。ヒストグラムも上昇している。
・チャネルラインの上限を上抜けしている。
【ネガティブ要因】
・8日ぶりの陰線で、下髭はついているが上昇力に翳りが見えている。
・RSIが68%と加熱感が出ている。いつ調整が入ってもおかしくない状況

マザーズ

マザーズ日足チャート(trading view)

↑下髭陰線で引け。
【ポジティブ要因】
・前日の下値付近では買いが入り注目され、下値を超え切り上げている。
・10日移動平均線が25日移動平均線を上抜けした。
・チャネルラインを引き続き上抜けしている。
・MACDラインは引き続き上昇。ヒストグラムも若干上昇している。
・RSIは再び50%ラインを上抜けし転換を示唆している。
【ネガティブ要因】
・明らかに、ダブルボトムのネックラインを手前に上昇力が弱まっている。
・ネックラインを超えず下落した場合に、ダブルボトム未完になり、失望売
 りに注意。

米国市場3指数最新

米国市場3指数最新

米市場概況

ダウ平均は続伸。序盤は買いが先行したものの、その後は伸び悩み、一時マイナスに転じる場面も見られました。しかし、引けにかけて上げ幅を広げています。
本日は、特に情勢に変化はなく、市場は引き続きウクライナ情勢とインフレ高騰および、それに伴うFRBのより積極的な利上げに警戒している状況です。
短期金融市場では年内にさらに2.00%の利上げを織り込む動きが見られており、米国債利回りも上昇が続いています。
取引開始前にイエレン米財務長官の発言で、「米経済に弱さは見られず、雇用の伸び力強い」と述べていたこともあり、パウエルFRB議長の講演でも同様の認識を示しており、現状は楽観的な見方が優勢のようです。

現在の日経平均先物(CFD)

日経平均先物CFD

来週の予想レンジ

日経平均 27,980円〜28,350円

TOPIX 1,966ポイント〜1,995ポイント

マザーズ 752ポイント〜784ポイント

それでは、今週もお疲れ様でした。

※株式投資は、さまざまなリスクを正しく認識したうえで、自分自身の判断と責任に基づいて行なわなければなりません。これが「自己責任」の原則です。

誰かに「儲かる」とささやかれて損をしても、誰も損失を補償してくれません。大切なのは、自分のマネープランに適した「自分のルール」を作り、それをしっかり守ること。

自分の株式投資に関する知識、投資経験、投資目的、資産の状況などを勘案して、どれくらいを運用資産に回せて、どれくらいまでなら損をしてもよいのかという許容範囲を決め、損失はその範囲内に収まるようコントロールしましょう。

※本文はリアルタイムチャート、株探、bloomberg、trading viewを参考に作成しています。

リアルタイムチャート

株探

bloomberg

trading view

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