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10月21日の相場振り返り

いつも貴方を応援する、パピーぬです。

ご覧頂き誠に有難うございます。

本日も、大変お疲れ様です。

さて、今日の相場の振り返りですが、早速行ってみましょう!

日本市場3指数と寄与度ランキングの確認

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 本日の市場のポイント(Kabutan市場ニュースより)

 1.日経平均は3日ぶり急反落、下げ幅は500円超に
 2.中国不動産大手の恒大集団の株価急落受けリスクオフ
 3.アジア株安も市場のセンチメント悪化を助長する形に
 4.33業種すべてが下落し、値下がり銘柄数が8割占める
 5.時価総額上位の主力株が軒並み安で全体指数押し下げ

日経平均値上がり銘柄数25、値下がり197、変わらず3


21日の東京市場は、大きく売り優勢に傾いた。前日の米国株市場でNYダウが続伸し一時最高値を上回る場面があったが、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数が上昇一服となったことで買いが見送られる展開となった。後場に入ると中国不動産大手の恒大集団が香港株市場で急落したことで、リスク警戒ムードが高まり先物主導で大幅な下げを強いられた。日経平均は一時2万8600円台まで売り込まれ、大引けも500円を超える下げでほぼ安値引けとなった。アジア株安などが重荷となり買い手控えムードが強い。業種別では33業種すべてがマイナス、個別でも値下がり銘柄数は1800近くに及び、東証1部全体の8割強の銘柄が下落した。特に時価総額上位の主力株が軒並み安に売られ全体指数を押し下げる形となった。

個別では、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置関連株が売られたほか、ファーストリテイリング<9983>も大幅安。村田製作所<6981>が値を下げ、リクルートホールディングス<6098>も下落した。日立製作所<6501>、塩野義製薬<4507>なども軟調。シンプレクス・ホールディングス<4373>が急落したほか、ミダックホールディングス<6564>や、クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>なども大幅に値を下げた。
 半面、ベイカレント・コンサルティング<6532>が堅調、富士フイルムホールディングス<4901>、KDDI<9433>もしっかり。サインポスト<3996>がストップ高に買われたほか、ブイキューブ<3681>も商いを伴い大幅高。コア<2359>も値を飛ばした。エンビプロ・ホールディングス<5698>、ベクトル<6058>なども物色人気となった。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はKDDI <9433> 、富士フイルム <4901> 、大日印 <7912> 、セブン&アイ <3382> 、東海カ <5301> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約15円。うち12円はKDDI1銘柄によるもの。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035> 、ファストリ <9983> 、SBG <9984> 、アドテスト <6857> 、リクルート <6098> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約232円。

業種別株価指数変化率

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値上がりTOP 石油・石炭製品 日中足

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値下がりTOP 空運業 日中足

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欧州の半導体製造装置メーカーのASMLの10~12月期売上見通しがアナリスト予想を下回ったためレーザーテックと東京エレクトロンなどの電気機器が売られた。
後場は今晩の米国で原油価格上昇が続いた場合が警戒され、日経平均は下げ幅が拡大した。
燃料費上昇で空運株が売られ、ガソリン価格高騰による家計圧迫で食品株や小売株も安い。
その他、円相場が円高に向かったため、HOYAなど精密やTDKなどの電機株、トヨタや三菱自動車も安い。
業種別下落率上位は空運、精密、電機、輸送用機器、海運で、上昇業種はなし。(日本証券新聞より)

WTI原油先物

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WTI原油先物は、現在83.09ドル。昨日は一旦調整していましたが、また上昇して来ております。石油銘柄関連には、追い風になり、その他海運、空運に。

バルチック海運指数

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現在のバルチック海運指数は、4,751(+37)と若干の上昇。

SOX指数

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現在のSOX指数は、3,374.22(-7.23)と続落。

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金利は全ての期間で上昇しております。

原油高騰や海運、空運には厳しい状況が続きます。バルチック海運指数が若干上昇しておりますので、海運の買い戻しが入るかというところです。全期間で金利が上昇し、SOX指数が続落しておりますので、ハイテク株や半導体銘柄には引き続き逆風が吹くのではないかと思います。

三指数日足一目均衡表

日経平均

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日経平均は、大陰線で引け、雲のサポートも効かずに雲の下まで下落してしまいました。上向いていた遅行線も下へ。転換線も横向きになり、RSIも下向きになってしまいました。足は、また雲の中に戻れるのか確認していきましょう。

TOPIX

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TOPI Xは、かろうじて雲の下のサポートが効き、株価は雲の中にいる状況です。

マザーズ

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マザーズは、雲の上のサポートが効かず、雲の中に入ってしまいました。明日は、雲の上に抜けることができるか、雲の下でサポートが効くか確認ですね。

日経平均CFDの今は!?

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22:13現在の日経平均CFDは、-192円となっております。明日の東京市場は、現状の情報で判断すると、引き続き地合いが悪いと予測します。

投資主体別売買動向

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海外勢は買い越し、個人と証券は売り越す展開に。

東証が21日に発表した10月第2週(11日~15日)の投資部門別売買動向(現物)によると、インフレ懸念後退と円安進行で買い戻しが膨らみ日経平均株価が前週末比1019円高の2万9068円と4週ぶりに大幅反発したこの週は、海外投資家が2週連続で買い越した。買越額は4788億円と前週の4653億円から増加し2019年10月第3週以来およそ2年ぶりの大きさだった。ただ、海外投資家は先物の投資部門別売買動向では日経225先物、TOPIX先物、ミニ日経225先物、ミニTOPIX先物の合計で4週連続の売り越しとなった。売越額は1474億円と前週の4491億円から大幅に縮小した。現物と先物の合算では2週連続で買い越し、買越額は3314億円と前週の162億円から急拡大した。(SBI証券より)

中国恒大集団は、どうなる!?

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中国恒大は、不動産管理を手掛ける恒大物業の株式50.1%を合生創展に約200億香港ドル(約2940億円)で売却するための協議を先週打ち切ったと発表。一方、合生創展は中国恒大側が売却完了に至らなかったことを残念ながら公表すると自社の文書でコメントした。

  事情に詳しい関係者1人によると、中国恒大が本社を置く広東省の政府当局者が交渉の仲介に乗り出したにもかかわらず、協議は物別れに終わった。非公開情報だとして匿名を条件に話した。同省当局者は合生創展に対し、恒大物業株の取得資金として銀行融資を手配すると提案。一部で恒大物業の独立取締役や債権者からの反対もあり、合意には至らなかったという。

しかし、ロイターで最新情報が出ました。

[香港 21日 ロイター] - 中国不動産開発大手の中国恒大集団は、支払いを見送っていた2億6000万ドル相当の社債について、償還期限の延長で社債保有者側と合意した。

金融情報サービスのREDDが21日に伝えた。社債は恒大の合弁会社である「ジャンボ・フォーチュン・エンタープライゼズ」が発行したもので、恒大が保証を付けている。償還期限は10月3日だった。REDDが社債保有者から説明を受けた2人の関係者の話として報じたところでは、恒大が追加担保を提供することに同意したことから、恒大と社債保有者は今週、償還期限の3カ月超の延長で合意に達した。

関係筋がロイターに明らかにしたところによると、恒大の許家印会長は債券に関連した中国の住宅プロジェクトに個人資産を投入し、プロジェクトを確実に完了させることを約束した。これにより債券保有者は支払いを受けることが可能になったという。

同筋は恒大の無秩序な破綻や長期にわたる訴訟を回避するために社債保有者はこの案を受け入れたと語った。

一応、3ヶ月先延ばしに出来たということですね。

米国市場3指数最新

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21日のNY市場はまちまち。ダウ平均は6.26ドル安の35603.08ドル、ナスダックは94.02ポイント高の15215.70で取引を終了した。史上最高値付近から利益確定売りに押され、寄り付き後、下落。中国の不動産会社の破たん懸念や高インフレの長期化への脅威も良好な企業決算が相殺し、引けにかけてダウは下げ幅を縮小した。ハイテク株は買いが続きナスダック総合指数は上昇。セクター別では自動車・自動車部品が上昇した一方で、エネルギーが下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比105円安の29625円。ADRの日本株はソニーG<6758>、HOYA<7741>、資生堂<4911>、コマツ<6301>が小じっかりな半面、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、オムロン<6645>が冴えないなど、対東証比較(1ドル114円換算)で高安まちまち。(フィスコより)

本日の日本市場は、ハイテク株が強い地合いになりそうです。半導体銘柄に注目です。また、ビットコインが調整しておりますので、マネックスグループなどは、下落が予想されますので、押し目買いなのか、チャートを確認していきたいところですね。

本日のローソク足出現翌日の判断のポイント

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本日の東京市場は大陰線をつけ、市場の見方がガラッと変わった日でした。

米国先物もマイナスで始まっていることから、明日の地合いも悪い状況が続きそうです。

では、明日も頑張っていきましょう!

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