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3月28日の相場振り返り

いつも貴方を応援する、パピーぬです。

さて、昨日の相場を振り返ってみましょう!

東京市場3指数

3指数結果

概況

昨日の東京市場は3指数揃って軟調な展開になりました。日経平均は、10日ぶりに反落。一時340円近く下げる場面もありました。
半面、 円相場が1ドル=123 円台前半まで下落したことで輸出関連を中心 に買いも入り、日銀が午前と午後に指定した利回りで無制限に国債を買い取る「指し値オペ(公開市場操作)」を実施すると通知し、日経平均は下げ幅を縮小しましたが、中国では新型コロナウイルスの感染拡大が顕著となり、上海が本日から事実上ロックダウンされる形となり、これが嫌気された面もあり上値では積極的な買いが続きませんでした。
東証1部の値下がり銘柄数は1275 で、値上がりは 795、変わらずは111 銘柄。
東エレクやレーザーテクや、郵船や商船三井など大手海運 株も下げた一方、トヨタやホンダ、デンソーなど自動車関連や、 原油価格の上昇を背景にINPEXや三菱商も上昇しました。

業種別騰落率ランキング

業種別騰落率TOP3

東証33業種のうち上昇は13業種。

石油・石炭製品では、ENEOSホールディングスが上昇。空運業では、日本航空やANAが揃って上昇しています。
一方、住友金属鉱山やDOWAホールディングス、三井金属などが軟調に推移し、海運3銘柄も下落する展開になりました。

注目銘柄

エンビプロ HD<5698>東証1部

今期経常を12%上方修正・最高益予想を上乗せ、今期配当を実質増額修正

エンビプロ・ホールディングス <5698> が3月28日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。22年6月期の連結経常利益を従来予想の28.5億円→32億円(前期は25億円)に12.3%上方修正し、増益率が13.6%増→27.6%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
 同時に、4月19日割当の1→2の株式分割に伴い、期末一括配当を従来計画の33円→23円(前期は25円)に修正した。年間配当は実質39.4%の増額となる。

エンビプロHD日足チャート

↓大陰線で引け。
【ポジティブ要因】
・10日移動平均線の支持が機能し、反転している。
【ネガティブ要因】
・1,700円の壁があり、突破することができず失望売りが広がっている。
・前日の終値付近では注目されていないため下落し、高値も切り下げ。
・MACDのヒストグラムが下げているため下落転換を示唆。
・RSIは61%と買われすぎ水準から一服した状況だが加熱感はある。

この報道を受け、PTSは大幅に上昇していますので、本日はギャップアップしますが、利益確定売りもそれなりに多いと考えますので、高値掴みに注意が必要です。

3指数日足

日経平均

日経平均日足チャート(trading view)

↓下髭陰線で引け。
【ポジティブ要因】
・フィボナッチの50%を下回ることなく反転しているため、まだ上昇力が残っている。
・陰線ではあるが下髭がついており、安値付近では注目が集まっている。
・引き続き各移動平均線の向きが上向きに。
【ネガティブ要因】
・下髭はついているが、前日の安値を割っている。
・RSIが76%と加熱感が出ている。
・MACDのヒストグラムが下げている。

TOPIX

TOPIX日足チャート(trading view)

↓下髭陰線で引け。
【ポジティブ要因】
・チャネルラインのサポートが機能し、反転している。
・陰線ではあるが下髭がついており、安値付近では注目が集まっている。
・引き続き各移動平均線の向きが上向きに。
【ネガティブ要因】
・下髭はついているが、前日の安値を割っている。
・RSIが77%と加熱感が出ている。
・MACDのヒストグラムが下げている。

マザーズ

マザーズ日足チャート(trading view)

↓陰の丸坊主で引け。
【ポジティブ要因】
・10日移動平均線や25日移動平均線重なり、サポートが機能している。
・RSIは50%ラインより上を推移している。
【ネガティブ要因】
・高値を切り下げており、下値で引け陰の丸坊主を形成している。
・ダブルボトムのネックラインを超えることができなかった。
・MACDのヒストグラムが下落している。

米国市場3指数最新

米国市場3指数最新

 きょうのNY株式市場は3指数揃って上昇。序盤は売りが先行して始まり、ダウ平均も一時300ドル超下落したものの、終盤に買い戻されています。

 市場ではFRBの積極利上げへの期待が高まっており、5月、6月に2回、0.50%の大幅利上げを実施するとの見方も市場は織り込み済み。
一方、景気への影響を不安視する動きが出ているものの、足元の米経済は健全な兆候が示されていることで、いまのところは安心感もある状況です。

 米国債市場で、3年債や5年債と10年債利回りが逆転し、長短の逆イールドだが、景気後退を示唆する動きとも捉えられています。
逆イールドと景気後退の関係には時間差があり、2年間にも及ぶことも。
また、この期間の株式リターンは債券を十分に上回る傾向があるとも指摘。株式相場のピークは逆イールド発生から約1年後となる傾向があるとの声も出ているようです。

現在の日経平均先物(CFD)

日経平均先物CFD

本日の予想レンジ

日経平均 27,960円〜28,200円

TOPIX 1,970ポイント〜1,990ポイント

マザーズ 743ポイント〜765ポイント

それでは、今日も頑張っていきましょう!

※株式投資は、さまざまなリスクを正しく認識したうえで、自分自身の判断と責任に基づいて行なわなければなりません。これが「自己責任」の原則です。

誰かに「儲かる」とささやかれて損をしても、誰も損失を補償してくれません。大切なのは、自分のマネープランに適した「自分のルール」を作り、それをしっかり守ること。

自分の株式投資に関する知識、投資経験、投資目的、資産の状況などを勘案して、どれくらいを運用資産に回せて、どれくらいまでなら損をしてもよいのかという許容範囲を決め、損失はその範囲内に収まるようコントロールしましょう。

※本文はリアルタイムチャート、株探、bloomberg、trading viewを参考に作成しています。

リアルタイムチャート

株探

bloomberg

trading view

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