3月17日の相場振り返り
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さて、昨日の相場を振り返ってみましょう!
日本市場3指数と寄与度ランキングの確認
昨日の日本市場概況
■市場のポイント
日経平均は大幅高で4連騰、上げ幅は一時900円超える
終値で2万6600円台まで上昇し、約2週間ぶりの高値
前日は欧州が全面高、FOMC通過後の米株大幅高で安心感
ロシアとウクライナ停戦交渉に対する思惑も買い戻し誘発
全体の86%の銘柄が上昇し、売買代金も高水準に膨らむ
■東京市場概況
17日の東京市場は、リスクオン一色の展開となり日経平均は一気に2万6000円台後半まで上昇し、約2週間ぶりの高値をつけた。前日の欧州株市場が全面高となったほか、今週のビッグイベントであったFOMCを通過した米国株市場もNYダウなど主要株価指数が揃って大幅高となり、この地合いを東京市場も引き継ぐ格好となった。一部ではロシアとウクライナの間で停戦交渉が進んでいるとの思惑もあり、空売りの買い戻しが加速した。日経平均は一時900円を超える上昇で2万6700円台まで水準を切り上げる場面があった。業種別では33業種すべてが高く、機械や電機・精密など輸出セクターの上げが目立った。東証1部全体の86%の銘柄が上昇する全面高商状で、売買代金も3兆5000億円台と大きく膨らんでいる。
業種別株価指数変化率
東証33業種のすべての業種が上昇。
上昇率の大きかった上位5業種は(1)精密機器、(2)機械、(3)電気機器、(4)化学、(5)ガラス土石製品。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)電気・ガス業、(2)陸運業、(3)鉄鋼、(4)水産・農林業、(5)空運業。
■個別銘柄状況
ソフトバンクグループ<9984>が上昇し、売買代金2位のレーザーテック<6920>も今年最大の上げ幅をみせた。東京エレクトロン<8035>、キーエンス<6861>、ソニーグループ<6758>などが買われ、任天堂<7974>も高い。ファーストリテイリング<9983>も買い人気。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも上値追い。ギフティ<4449>がストップ高に買われ、三井松島ホールディングス<1518>も急騰、ユーザーローカル<3984>も値を飛ばした。
半面、川崎汽船<9107>が冴えず、オリエンタルランド<4661>が売りに押された。KDDI<9433>、日本電信電話<9432>が軟調、JR東日本<9020>も値を下げた。エイチ・アイ・エス<9603>が急落したほか、テイクアンドギヴ・ニーズ<4331>、オープンドア<3926>の下げも目立つ。ダイヤモンドエレクトリックホールディングス<6699>も下落した。
FRONTEO<2158>が4連騰。16日の取引終了後、アマゾンウェブサービスジャパン合同会社と連携
Amazon Web Services社が提供するクラウドプラットフォーム「Amazon Web Services」上でのAI医療機器・ヘルスケアソリューションの展開に向けた開発を開始すると発表。これが材料視されたようだ。連携によって、全国の医療機関に対して高いセキュリティレベルを確保しつつ、安定的に配信・流通させることが可能になることが期待されるという。
昨日は下髭陰線で引けています。
3月3日の損切りで上値が重い状況ですが、下値は25日移動平均線を意識された動きですので、若干ポジティブに捉えています。
ただ、今すぐに入るのは得策ではありませんので、まずは、2,263円を明確に超えたのを確認してから検討していきたいと考えます。
MACDはゴールデンクロス中ですが、RSIに若干の加熱感が出ていますので注意が必要です。
投資主体別売買動向
海外勢が9935億円と6年ぶりの大きさで売り越す一方、個人と自己売買が買いに回る
東証が17日に発表した3月第2週(7日~11日)の投資部門別売買動向(現物)によると、ウクライナ情勢の不透明感とインフレ加速懸念から売り優勢となり日経平均株価が前週末比822円安の2万5162円と4週連続で大幅下落となったこの週は、海外投資家が3週連続で売り越した。売越額は9935億円と前週の2692億円から急拡大し、2016年3月2週以来6年ぶりの高水準となった。海外投資家は先物の投資部門別売買動向では日経225先物、TOPIX先物、ミニ日経225先物、ミニTOPIX先物の合計で4週ぶりに買い越した。買越額は6717億円と昨年9月2週以来6ヵ月ぶりの大きさだった。 現物と先物の合算では4週連続で売り越し、売越額は3217億円と前週の3779億円から縮小した。年金基金の売買動向を映すとされる信託銀行が2週連続で売り越し、売越額は288億円と前週の1407億円から大幅に減少した。
一方、個人投資家は4週連続で買い越し、買越額は1853億円と前週の2941億円から大幅に縮小した。自社株買いが中心とみられる事業法人も10週連続で買い越し、買越額は1265億円と前週の930億円から拡大した。証券会社の自己売買も2週連続で買い越し、買越額は7049億円と前週の1501億円から拡大した。
日経平均が4週連続で大幅下落する中、海外投資家が9935億円と6年ぶりの大きさで売り越す一方、個人投資家と自己売買が買いに回った格好だ。
台湾中銀が2011年以来の利上げ、予想外-インドネシアは金利据え置き
台湾の中央銀行は17日、2011年以来となる利上げに踏み切った。インフレ加速を受け、他の中銀に続き政策引き締めに動いた。
原油は年末までに200ドルに上昇も-商品トレーダーのアンデュラン氏
商品トレーダーのピエール・アンデュラン氏は原油相場が年末までに1バレル=200ドルに達する軌道を想定している。歴史的にタイトな需給環境で生産拡大が難航し、ロシアからの供給消失を補うことができないためだ。
3指数日足
日経平均
昨日は大陽線で引けています。
ほぼ、高値引けと言って良いように思えます。
昨日は、25日移動平均線付近で上髭陽線で引けると予測しておりましたが、
大きくギャップアップし、移動平均線下で寄り付き、強い上昇力が見られフィボナッチの50%押しを達成しています。
MACDもゴールデンクロスし、RSIも50%ラインを超えて転換のサインが出ており、今後は2万7,500円に向けて上昇していく可能性が高いと感じています。
本日は、3連休前ですので、利益確定売りが優勢になる状況ですので、注意しながらトレードしていきたいと考えます。
引き続き、下は25日移動平均線のサポートが機能するか、また上は、2万7,000円を突破出来るか確認していきます。
TOPIX
上髭陽線ですが、ほぼ高値引けの状況です。
昨日は、25日移動平均線上辺りで、上髭をつけて引けると予測していましたが、ギャップアップして始まり一気に上抜けています。
10日25日移動平均線の向きが上向き、フォボナッチは50%押しを達成し、MACDも大きく上昇。RSIも50%ラインを上抜けしていますので転換のサインが出ています。
今後は75日移動平均線の抵抗を上抜け出来るかというところになりますが、
1,696ポイントを目指す流れになる可能性が高いと考えます。
本日は、3連休前ですので、日経平均同様利益確定売りに押される展開が予測されますので注意が必要です。
マザーズ
大陽線で引けています。
10日移動平均線を上抜けしていますが、上は25日移動平均線の抵抗を受けたように感じます。
下値650ポイント付近で買いが集まることがわかりましたので、2番底が出来た安心感から、人気が戻りつつある状況です。
今後は直近高値の半値である718ポイントを超えることが出来れば、MACDもゴールデンクロスしていますので、上昇トレンドへ転換したとする、一つの安心材料かなと考えます。RSIは50%を超えていますが、本日は3連休前で利益確定売りが優勢となりますので、再度ここを破れてしまった場合は注意が必要です。
米国市場3指数最新
■米市場概況
きょうのNY株式市場、ダウ平均は400ドル超上昇し、4日続伸となった。序盤は反落して始まった。きのうまでの2日間でダウ平均は1000ドル超上昇したことから、その反動が出ていたようだ。市場は引き続き、ウクライナとロシアの停戦協議の行方に関心を集めており、それに絡んだニュースのヘッドラインに振らされる展開に変化はない。前日は両国の交渉に大きな進展があったと報じられていたが、きょうはロシア側がその報道を否定。市場も行方を見守っている状況のようだ。
ただ、売りが一巡すると、ダウ平均はプラスに転じた。市場からは、一旦リバウンド相場を期待する声も出始めている。前日のFOMCでFRBは想定以上にタカ派姿勢を明瞭にし、株式市場も一旦売りの反応を強めたものの、引けにかけて逆に買い戻しが強まる展開となっていた。その反応を確認して、年初からの下げもそろそろ一服してくるのではとの期待感に繋がっている模様。
前日の動きは年初からの売りが十分に進んだことを示す証拠で、次回の5月FOMCまでに上昇するとの見通しも出ている。また、中国政府が経済支援策への期待もフォローとなっている模様。
エネルギーや銀行が上昇したほか、IT・ハイテク、医薬品、産業も堅調。一方、自動車、通信が軟調。
■個別銘柄状況
石油のオキシデンタル・ペトロリアム<OXY>が上昇。同社は先日、バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイ<BRK.B>が同社株を2710万株購入したことが明らかになっていたが、きょうも追加で購入したことが米証券取引委員会(SEC)への提出文書で明らかとなった。バークシャーは1810万株を月曜日から水曜日にかけて追加購入した。
コンテンツ配信サービスのライムライト・ネットワーク<LLNW>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価も従来の4ドルから6ドルに引き上げた。
ディスカウントストアのダラー・ゼネラル<DG>が上昇。取引開始前に11-1月期決算(第4四半期)を発表しており、既存店売上高が予想以上の減収となったほか、売上高も予想を若干下回った。1株利益は予想を上回っている。通期ガイダンスも公表しており、予想を上回る既存店売上高の見通しを示した。また、四半期配当を1株0.55ドルへの増配も発表。
宝飾品のシグネット・ジュエラーズ<SIG>が上昇。取引開始前に11-1月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益は予想範囲内だったものの、売上高は予想を上回った。ガイダンスも公表しており、第1四半期、通期とも売上高は予想を上回る見通しを示している。また、四半期配当を従来の1株0.18ドルから0.20ドルへ11%増配することも発表した。
ラルフローレン<RL>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を142ドルとした。
【ウクライナ】米中首脳が18日に協議へ-130万人が停電の被害
バイデン米大統領は中国の習近平国家主席と18日に電話協議を行う。バイデン氏はロシアに対する国際的な圧力をさらに強めたい考えだ。バイデン氏は16日、プーチン大統領を「戦争犯罪人」と呼び、ウクライナに8億ドル(約950億円)相当の追加軍事支援を行うと表明していた。
プーチン氏に影響及ぼすのは不可能、西側は「現実離れ」とロシア富豪
西側諸国が制裁対象としたロシアの富豪ミハイル・フリードマン氏は、プーチン大統領が権力の頂点に上り詰める前に銀行やエネルギーなどの事業で財を成した初期のオリガルヒ(新興財閥)だ。
プーチン氏、戦争長引けば核の威嚇行う公算大-米国防情報局が分析
プーチン大統領は、ロシアの侵略に対するウクライナの激しい抵抗が継続し通常の兵力と装備が枯渇していく事態となった場合、西側諸国を核兵器で威嚇しようとすると予想される。米国防情報局が新たな評価でこう分析した。
日経平均CFDの今は!?
現在の日経平均先物は26,690円と+38円になっています。
昨日の東京市場や米国市場は、共にロシアとウクライナの停戦交渉に対する進展や、米金融政策を巡る過度な警戒感の後退、中国政府の景気対策への期待も買い安心感が広がった形に。
日経平均は、一時900円の上昇となり、米国市場は3指数揃って上昇しています。
本日は3連休前ですので、利益確定売りが優勢になる状況が予想されます。その中で原油先物が上昇し、金利が低下していますので、それにより上下する銘柄を中心にトレードしたいと考えています。
それでは、本日も頑張っていきましょう!
※株式投資は、さまざまなリスクを正しく認識したうえで、自分自身の判断と責任に基づいて行なわなければなりません。これが「自己責任」の原則です。
誰かに「儲かる」とささやかれて損をしても、誰も損失を補償してくれません。大切なのは、自分のマネープランに適した「自分のルール」を作り、それをしっかり守ること。
自分の株式投資に関する知識、投資経験、投資目的、資産の状況などを勘案して、どれくらいを運用資産に回せて、どれくらいまでなら損をしてもよいのかという許容範囲を決め、損失はその範囲内に収まるようコントロールしましょう。
※本文はリアルタイムチャート、株探、bloomberg、trading viewを参考に作成しています。
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