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3月31日の相場振り返り

いつも貴方を応援する、パピーぬです。

さて、昨日の相場を振り返ってみましょう!

東京市場3指数

3指数結果

概況

昨日の東京市場は、前日の米株安を受け売優勢でスタート。前場に、米政権がインフラ対応策で石油備蓄の放出を検討しているとの一部報道が伝わると原油先物急落を横目に日経平均は徐々に下げ渋り、上昇に転じる場面もありました。ただ、3月の米雇用統計発表を控え、この結果を見極めたいとの思惑から買いは続かず、午後にかけては徐々に手控えムードが強まり、売り直される展開になりました。
東証1部の値下がり銘柄数は1729 と、全体の約8割を占めました。値上がりは396、変わらずは51 銘柄で、個別ではリクルートが大幅下落。野村、三井住友トラの下落も目立ちました。一 方、郵船、商船三井など海運株が大幅上昇しました。

業種別騰落率ランキング

業種別騰落率TOP3

東証33業種のうち上昇は4業種のみ

海運業では、日本郵船などの海運大手3銘柄が大きく上昇。
パルプ・紙では王子ホールディングスが上昇。
一方、証券業ではSBIホールディングスや野村ホールディングス大和証券グループなどが軟調な展開に。銀行業では、三菱UFJや三井住友トラストなどが下落しました。

注目銘柄

イーレックス<9517>東証一部

ベトナム社会主義共和国におけるバイオマス事業の開発のお知らせ
~当社における海外バイオマス事業の第2号案件~

農業や植林が盛んなベトナムにおいて、未利用のバイオマス資源が豊富に存在すること、さらなる新規バイオマス燃料の栽培・開発が可能なことに着目し、ベトナムにおい てバイオマス発電事業を計画することに至りました。バイオマス発電事業は、天候に左右さ れる太陽光発電や風力発電と異なり、安定的な電力供給源となり、同時に脱炭素社会を推進 できるメリットがあります。 また、バイオマス発電事業を通して、農業/植林、燃料輸送、発電所運営などにおける雇 用の創出、さらにはこれら従事者の所得向上にも貢献できると考えております。加えて、国 産エネルギーであるバイオマスを利用するため、将来的にエネルギー自給率を高めること につながります。

ベトナムには未利用のバイオマス燃料が年間約1億 2000 万tあり、加えて新規バイオマ ス燃料の開発も見込むことができる事から、ベトナム政府と共同で、バイオマス開発 R&D セ ンターの設立を検討していく議論を始めたいと考えております。R&D センターは、ベトナム におけるバイオマス燃料事業・発電事業の技術向上を目的としており、ベトナムがバイオマ ス事業においてアジアのトップリーダーとなることを目指しております。
(イーレックス IRニュースより)

イーレックス日足チャート

↑小陽線で引け。
【ポジティブ要因】
・窓を開けて上昇し、下値を切り上げている。
・高値では25日移動平均線を上抜けしている。
・RSIが40%で線の向きが上向きになり、50%ライン間近である。
【ネガティブ要因】
・上にも下にも長い髭を形成しており、迷いが見られる状況。
・高値では移動平均線の抵抗を受けて下落しており、今後の動きでは失望うりに押される可能性もある。
・MACDラインがゼロラインを下抜けしている。
【目標株価平均】
・3,017円

3指数日足

日経平均

日経平均日足チャート(trading view)

↓上髭陽線で引け。
【ポジティブ要因】
・前日安値付近の株価が注目されており、下支えしている。
・各移動平均線は、まだ上向きになっている。
・MACDラインは緩やかにはなったが、高い水準を維持している。
【ネガティブ要因】
・前日の始値付近、実体より下で売りが出ており、上昇力に翳りが見える。
・上値を切り下げている。
・引き続きMACDのヒストグラムが下げている。
・RSIは73%とまだ加熱感が出ている状況。
・2万8,500円の節目を超えられないという市場心理が勝ち、売り優勢に転換する可能性がある。

TOPIX

TOPIX日足チャート(trading view)

↓下髭陰線で引け。
【ポジティブ要因】
・10日移動平均線がサポートとして機能している。
・各移動平均線は未だ上向きに。
・MACDラインは緩やかにはなったが、ゼロラインより上で推移している。
【ネガティブ要因】
・前日の始値付近で売りが出ており、上昇力に翳りが見える。
・上値を切り下げている。
・引き続きMACDのヒストグラムが下げている。
・RSIは70%とまだ加熱感が出ている状況。
・2,000ポイントの節目を超えられないという市場心理が勝ち、売り優勢に転換する可能性がある。

マザーズ

マザーズ日足チャート(trading view)

↑下髭陽線で引け。
【ポジティブ要因】
・前日の始値付近の株価が注目されており、反転上昇している。
・ネックラインを突破している。
・MACDラインがゼロラインを上抜けている。
・MACDのヒストグラムが上昇。
・ボリンジャーバンド幅が広がりつつある。
【ネガティブ要因】
・前日の高値付近で上昇が止まり、800ポイントの節目を超えられないという印象が広がる可能性がある。
・RSIは、69%とまだ加熱感がある。

米国市場3指数最新

米国市場3指数最新

米国市場概況

きょうのNY株式市場3指数揃って下落。ダウ平均は550ドル安に。
バイデン政権がインフレ対策として米石油備蓄の大量放出を検討していると伝わったことが材料視されています。これにより原油相場が大幅に反落し、インフレへの懸念は一服していますが、ウクライナ情勢でウクライナの停戦交渉不透明感や、また、取引開始直前にロシアのプーチン大統領が既存の天然ガス契約について、買い手がルーブルでの支払い条件に従わないのであれば契約を停止すると発表したことを受けて上値の重い展開になりました。

現在の日経平均先物(CFD)

日経平均先物CFD

本日の予想レンジ

日経平均 27,500円〜27,750円

TOPIX 1,930ポイント〜1,951ポイント

マザーズ 775ポイント〜795ポイント

それでは、今日も頑張っていきましょう!

※株式投資は、さまざまなリスクを正しく認識したうえで、自分自身の判断と責任に基づいて行なわなければなりません。これが「自己責任」の原則です。

誰かに「儲かる」とささやかれて損をしても、誰も損失を補償してくれません。大切なのは、自分のマネープランに適した「自分のルール」を作り、それをしっかり守ること。

自分の株式投資に関する知識、投資経験、投資目的、資産の状況などを勘案して、どれくらいを運用資産に回せて、どれくらいまでなら損をしてもよいのかという許容範囲を決め、損失はその範囲内に収まるようコントロールしましょう。

※本文はリアルタイムチャート、株探、bloomberg、trading viewを参考に作成しています。

リアルタイムチャート

株探

bloomberg

trading view


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