見出し画像

3月29日の相場振り返り

いつも貴方を応援する、パピーぬです。

さて、昨日の相場を振り返ってみましょう!

東京市場3指数

3指数結果

概況

昨日の東京市場は、3指数揃って上昇。日経平均は再び2万8,000円台に乗せました。
前日の米国市場で10年債利回りの低下やハイテク株の買い戻しの動きが見られ、それが東京市場にも波及し始まりました。
原油先物の下落や円安・ドル高を材料にリスク選好の流れで、さらに、3月期末の配当権利付き最終売買日にあたり、配当再投資に絡んだ先物買い期待も相場を押し上げ、引けにかけて上げ幅を拡大していった状況です。
東証1部の値上がり銘柄数は1466、値下がり銘柄数は635、変わらず銘柄数は77でした。
ファストリ、ソフトバンクグループ、エムスリー、リクルート、KDDIが 上昇。一方、塩野義、資生堂、三井不、イオン、JR東海が下落しました。

業種別騰落率ランキング

業種別騰落率TOP3

東証33業種のうち上昇は27業種。

輸送用機器では、トヨタ自動車やヤマハ発動機、シマノなどが上昇。
海運主要3銘柄についても上昇しています。
一方、石油・石炭製品が下落率TOPで、ENEOSホールディングスや出光興産が下落。鉱業の石油資源開発、三井松島ホールディングスなども下落しました。

注目銘柄

クロス・マーケティンググループ<3675>東証一部

インフルエンサーマーケティング支援事業への本格進出に向けた 株式会社 REECH の株式取得に関するお知らせ
当社グループは、リサーチからデジタルマーケティングを成長の柱としてビジネスモデルを進化さ せており、リサーチによる生活者理解を強みに、マーケティングの実行支援までをワンストップで提 供し、お客様の事業を成功に導く「マーケティング DX パートナー」を目指しております。
近年、多様なインフルエンサーは、Youtuber、インスタグラマー、TikToker 等として複数の SNS へと活動の幅を広げ、企業や商品の PR、商品開発などに関わる機会が急増しており、現在の企業のマーケ ティング活動に欠かせないものとなりつつあります。こうした背景を踏まえ、当社グループ企業においても、近年インフルエンサーマーケティングの支援に 力を入れてまいりましたが、当社グループが目標とする「マーケティング DX パートナー」に向け、お客 様に対して「十分な」情報を「分かりやすく」「早く」提供することを目指し、当社グループとしてイン フルエンサーマーケティング支援事業を加速させて本格進出を図るため、REECH 社の株式を取得するこ とといたしました。 REECH 社は、インフルエンサーと企業のマッチングプラットフォームである「REECH CASTING」と、大 量のインフルエンサーデータから適切なインフルエンサーを検索できる「REECH DATABASE」の二つのサー ビスを SaaS にて提供しています。
今後、当社グループとして、REECH 社を通じたシステムおよびプロモーションの強化により、2023 年 12 月末までに 70 万人超のインフルエンサーを対象とした、日本最大級のデータベースを持つサービスへ と拡大を図る予定です。また、システム提供だけではなく、当社グループが従来得意とするリサーチやよ り詳細なデータ分析、サンプリング、リアルイベント運営などのサービスを組み合わせ、より広範なマー ケティング活動をサポートするサービスとして提供を行っていく予定です。 当社グループでは本件を通じて、デジタルを活用してお客様のニーズに応える 「マーケティング DX パートナー」 に向け、デジタルマーケティング事業の戦略的な拡大への取り組みを進めていくことによ り、中期経営計画で定めた 2024 年 6 月期終了時点における数値目標、時価総額 300 億円、連結売上高 300 億円、連結営業利益 30 億円の達成に向け、グループ全体での取り組みを推進してまいります。
(クロスマーケティングirニュース)

クロスマーケティング日足チャート

↑小陽線で引け。
【ポジティブ要因】
・前日の安値付近の株価に注目が集まり、下値を切り上げている。
・10日移動平均線が25日移動平均線、75日移動平均線を上抜けており、短期
 的に強い上昇力が見られる。
・MACDラインはゼロラインを上抜けしている。
【ネガティブ要因】
・陽線ではあるが、実体が小さく、コマの状態で迷いが見られる。
・前日の高値付近では売り圧力が強く、超えることができなかった。
・MACDのヒストグラムが下げてきており上昇力に翳りが見えてきている。
・RSIは84%と買われすぎ水準で加熱感があり、注意が必要。

3指数日足

日経平均

日経平均日足チャート(trading view)

↑下髭陽線で引け。
【ポジティブ要因】
・前日の高値付近で買いが集まり、下値、高値を切り上げている。
・下髭がつき、ほぼ高値で引けている。
・10日移動平均線が75日移動平均線を上抜けて、各移動平均線も上向きに。
【ネガティブ要因】
・陽線ではあるが、実体が小さいため上値では積極的な買いが入っていない。
・RSIが84%と加熱感が出ているので注意が必要。
・MACDのヒストグラムが下げている。

TOPIX

TOPIX日足チャート(trading view)

↑下髭陽線で引け。
【ポジティブ要因】
・前日の高値付近で買いが集まり、下値、高値を切り上げている。
・下髭がつき、ほぼ高値で引けている。
・10日移動平均線が75日移動平均線を上抜けて、各移動平均線も上向きに。
【ネガティブ要因】
・陽線ではあるが、実体が小さいため上値では積極的な買いが入っていない。
・1,995ポイント付近が意識され上値が重い。
・RSIが87%と加熱感が出ているので注意が必要。
・MACDのヒストグラムが下げている。

マザーズ

マザーズ日足チャート(trading view)

↑上髭陽線で引け。
【ポジティブ要因】
・10日移動平均線や25日移動平均線を上抜けている。
・10日移動平均線のサポートが機能している。
・前日の安値を割らず、上昇。高値も切り上げている。
・MACDラインがゼロラインを上抜けている。
【ネガティブ要因】
・上髭がついており、ネックラインが意識されている。
・RSIは、65%と加熱感が出始めている。
・MACDのヒストグラムが横ばいに推移している。

米国市場3指数最新

米国市場3指数最新

きょうのNY株式市場で3指数揃って上昇。ダウ平均は一時400ドル超上昇する場面も。この日は、トルコで行われたウクライナとロシアの交渉が停戦への期待で上昇しました。
 ロシアの交渉担当者が会談は建設的だったとし、紛争を緩和するための措置を講じると述べたほか、ロシアは、ウクライナのキエフとチェルニヒフ周辺での軍事活動を縮小すると決定した。プーチン大統領とゼレンスキー大統領の会談は協定準備後に可能と報道が出ています。
また、WTIや米国利回りも低下しインフレ懸念が一服しています。
 ただ、中盤にかけて、米国2年債利回りが10年債を上回り、一時逆イールドの現象が見られ、市場では、FRBの積極利上げが景気後退を引き起こす可能性があるという見方が一部で出ているが、その見方を強化する動きが起こっています。
全体として、エネルギー株は下落したものの、IT・ハイテク中心に幅広い銘柄に買いが広がり、ナスダックも大幅高となりました。

現在の日経平均先物(CFD)

日経平均先物CFD

本日の予想レンジ

日経平均 28,100円〜28,300円

TOPIX 1,975ポイント〜1,998ポイント

マザーズ 751ポイント〜775ポイント

それでは、今日も頑張っていきましょう!

※株式投資は、さまざまなリスクを正しく認識したうえで、自分自身の判断と責任に基づいて行なわなければなりません。これが「自己責任」の原則です。

誰かに「儲かる」とささやかれて損をしても、誰も損失を補償してくれません。大切なのは、自分のマネープランに適した「自分のルール」を作り、それをしっかり守ること。

自分の株式投資に関する知識、投資経験、投資目的、資産の状況などを勘案して、どれくらいを運用資産に回せて、どれくらいまでなら損をしてもよいのかという許容範囲を決め、損失はその範囲内に収まるようコントロールしましょう。

※本文はリアルタイムチャート、株探、bloomberg、trading viewを参考に作成しています。

リアルタイムチャート

株探

bloomberg

trading view

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?