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Crossbridgeのハラールやムスリム対応の考え方 ~皆さまに伝えたいこと(1)

日本文化と習慣、イスラーム文化と習慣。

飲食全般、冠婚葬祭など数々の行事やイベント、
健康、医療、美容分野 、観光・宿泊の分野 、
教育の分野(子育て含む) 、地域社会での生活のこと
などなど・・
日常をとりまくすべてにおいて違いが大きく、
そこを調整しながら、悩みながら、
イスラム教徒は日本で、毎日を過ごしています。

ここ数年、ハラールという言葉は、時流に乗って、
昔に比べてずっと知られるようになってきました。
(ほんの数年前まで、ハラールですか?と尋ねれば、
必ず「は?」と返されたものです)

ですが、残念ながら誤解や偏見もあり、
多くの人が、難しい、分からない、面倒である、できない・・など、
間違った方向に行ってしまうのではないか?という焦りや不安が、
当事者にはありました。


「ハラール」という考え方と、「ハラール認証」と、
ムスリム対応(ムスリムフレンドリー)。
この違いが分かれば、ムスリムへの対応できます。

くしくも、訪日外国人の数は、
2017年に、前年比19.3%増の 2,869 万 1 千人*を記録。
(*日本政府観光局(JNTO)より
 https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/data_info_listing/index.html )

イスラム圏からの観光客の割合も年々増加しており、
マレーシアなど東南アジアをメインに、
今年度も引き続き、たくさんの人たちが訪れるでしょう。

けれど、対応は一部の都市・観光地でやっと始まったばかりで、
日本国内にはまだ、様々な違いを持っている彼らに対応できる十分な環境も
理解も、多くはありません。

そして、ムスリムたちがお店やサービスを利用する際、
重要視するのは、「ハラール性があるかどうか」、
そして「ムスリム対応ができているか」どうか、につきます。

ただ、誤解しないでいただきたいのは、
すべてにハラール認証は、必須ではないということです。

あったほうが良いものもある。なくても大丈夫なものもある。

ハラール認証は、店舗や企業の事業戦略や商品の性質、「ハラール認証」と、「ムスリム対応」が混ざりあってしまい。そしてターゲットを考慮した上で、取ればよいものであると、Crossbridgeは考えます。

ムスリムにとって大切なのは「ハラール」という考え方。
それと、「ハラール認証」と、「ムスリム対応」が混ざりあってしまい。
混乱を招いているような気がするのです。

全てハラール認証を得ていなければ口にできない、利用できないなら、
私たちは日本で生活できません・・・。
大切なのは、「ハラールと言う考え方を理解していただくこと」です。

「ハラール」という考え方と、
「ハラール認証」そして、「ムスリム対応」の違いが分かれば、
きっと対応できることがあると、分かっていただけるはずだと考えています。

(2に続く)

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