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【社長インタビュー】11年目、「第二の創業」を牽引するCrevoの新社長にインタビュー

”動画であらゆる課題を解決する”Crevo(クレボ)は2023年4月 代表取締役交代を発表し、9月には中目黒から六本木へオフィス移転
創業11年目を迎えた今、「第二の創業」としてさらなる飛躍へ向けた準備を整えてきました。
新たなスタートを切ったCrevoはどのように進化していくのか。
社長就任への決意や今後のビジョン、メンバーに対する想いなどを、代表取締役社長  水口にインタビューしました。

PROFILE :水口 仁志
Crevo株式会社 代表取締役社長。ベンチャー企業で店舗経営、Webコンサルティングの新規事業立ち上げに従事した後、2018年5月Crevoに入社。トップセールスとして数多くの動画プロジェクトを手掛ける傍ら、動画に関する深い知識と分析力をもとに、マーケティング領域・新商品開発などにも携わる。 2022年より営業部部長、2023年4月より代表取締役社長に就任。


社長就任の経緯と就任後の想い


――今年4月に代表取締役に就任された水口さんですが、経緯を教えてください。

私が代表取締役社長に就任させていただくことになったきっかけは、今後の事業の方向性の変化が背景にあります。
もともとCrevoは動画制作プロダクション事業以外に、企業と動画クリエイターをつなぐプラットフォームの運営という2つの事業を展開していました。しかし今年に入ってすぐ、市場環境などを鑑みてプロダクション事業に全てのリソースを集中していくという意思決定が行われました。

このことが決定した当時、プロダクション事業部の営業部長だった私は、今後のさらなる拡大に向けて、どのような体制で何をしていくべきか考えを巡らせていました。

これまでたくさんのお客様の動画制作に携わる中で感じていたのは、この事業が多くの企業の課題解決に役立っている実感と、その可能性を「もっと伸ばしていけるんじゃないか」という想いでした。
また、自分で言うのもおこがましいですが、約5年前の入社当時からトップセールスとしてたくさんのお客様の声を聞き、市場環境や顧客のニーズ、Crevoに求められていることは誰よりも把握している自負がありました。

そこで、これからのCrevoのために「営業の第一線に立ってきた自分だからこそできることがたくさんある」と考えたのです。そして、当時の代表取締役(現 取締役会長)であった柴田さんと今後について話し合った際に、「僕に代表を任せてくれませんか」と自ら志願しました

柴田さんとしても私のCrevoへの想いと熱意を感じていただけたのか、「水口なら」と言ってくださいました。もともと「この節目で代表交代を行って新体制で進めていくのも良いのではないか」と考えられていたこともあってスムーズに話が進み、決定してからは1ヶ月半という猛スピードで新体制のスタートを切ることができました。


――新たなスタートを切り、現在はどのようなことに注力していますか?

ありがたいことに引き続き様々なニーズの動画制作依頼を頂くので、より多くの企業様の課題解決に大きく貢献ができるよう、サービスの向上に努めています。

最近では採用に課題を抱えていらっしゃる企業様が多いので、幅広いニーズの中でも特に採用動画制作の依頼が多くなってきています
採用領域の動画制作ついては蓄積してきたノウハウを活用して、例えば「母集団形成パッケージ」という採用に特化した動画制作パッケージをリリースしたり、直近では採用動画に関するセミナーを企画していますし、今後も新たな取り組みを積極的に行っていきたいと思っています。

Crevoの強みは依頼された動画をそのまま形にするのではなく、お客様のビジネス課題解決に直結する最適な動画が制作できるところにあります。過去のたくさんの制作実績から導き出されたノウハウを活用して、今後もさらに質の高いクリエイティブを提供し、あらゆる課題解決に貢献していきたいと考えています。


新たに進化するCrevoのカルチャー


――今後どのような組織カルチャーにしていきたいですか?

Crevoの良さは、メンバー皆の人柄が良いということはもちろん、年齢も役職も関係なくお互いを尊重したり補い合いながらワンチームで仕事ができるところだと思っています。そういったカルチャーは残しつつ、今回の代表交代、10年という節目を機に改めてベンチャー気質を復活させていきたいと考えています。

ここ数年は、ひとつの決められた方向に向かって1→100にしていくことを中心に取り組んできました。
もちろん、動画制作を中心に事業を伸ばしていくことに変わりはないのですが、現在の動画市場を取り巻く環境を考えたときに、企業として存続、発展をしていくためには新たな提供価値を模索していく必要があるフェーズだとも考えています。

そのためには、0→1にトライしていくチャレンジ精神といったベンチャースピリットを復活させ、さらにチャレンジに溢れた組織にしていくことが重要だと考えています。
チャレンジすることで人は成長し、結果として会社も成長していくと考えているので、Crevoはそのための機会をたくさん与えられるような会社でありたいと思っています。


今後のビジョン


――最後に、今後のCrevoの展望をお聞かせください。

Crevoはこれまで「クリエイター経済圏の実現」を掲げて、事業をすすめてきました。

ここらから次の1年、次の5年、次の10年に向けて、
持続的な成長と発展を実現するための方針をどのように定めるべきか。
Crevoが提供している価値はなにか。Crevoの社会的役割はなにか。Crevoの存在意義はなにか。
社長に就任した4月からいままで、思いを巡らし、考えを深めてきました。

これまで事業の中心としてきた「動画」はコミュニケーションツールです。
広告動画は生活者とのコミュニケーション。
説明動画はユーザーとのコミュニケーション。
採用動画は応募者とのコミュニケーション。
広報・PR動画は社会とのコミュニケーション。

Crevoがこれまで提供してきたものとは、ビジネス課題を解決するためのコミュニケーションであり、そのコミュニケーションがもたらすものは顧客企業の成長です。


この観点から、「クリエイター経済圏の実現」に変わる新たなCrevoのパーパスを策定しました。

「ビジネス課題を解決するコミュニケーションを提供することで、 顧客企業の成長を支援し、豊かな社会の実現に貢献する。」

このパーパスのもと事業を進めていきます。


顧客企業のビジネス課題を解決するコミュニケーションは動画だけではありません。
引き続き動画制作を主軸としつつも、さらに広い視野で、顧客企業の成長支援につながるコミュニケーション事業領域を拡大していきます。

例えば、動画もWEBサイトもディスプレイ広告も、大きな括りでいえば企業と企業、企業と人をつなぐコミュニケーション手段であり、その手段は他にもさまざまです。私たちはその手段を動画に限定せず、あくまでお客様の課題解決や事業成長にフォーカスした”総合的なクリエイティブのプロフェッショナル”でありたいと思っています。

目的に応じて最適なコミュニケーション手段をご提案し、より広範囲での課題解決および事業成長へと導けるよう、サービス拡大に向けて取り組んでいる最中です。

「第二の創業」としてまだまだ始まったばかりですが、気持ちも新たにさらに努力を重ねてまいりますので、今後ともCrevoをよろしくお願いいたします。

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最後まで読んで頂きありがとうございました。

進化を続けるこれからのCrevoも、どうぞよろしくお願いします。


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