台北アートブックフェア『草率季』をレポート
海外のフェアに参加するのって海外志向ってより「晒されたい」んだよね。
より晒され度増すのはやっぱりその空間のマイノリティでいた方が効率がいい。
もちろんシカトされる率も上がるけどその中でドツボの数人が僕らに新しい可能性を提供してくれてる。
風通しいいよ。
好き、でつながってっかんね。 -@crevasse.books(Twitter)
今回は、10月12日から14日に台湾で開催された台北アートブックフェア『草率季』の様子をレポートする。写真は、同行した写真家の Sayuri Nishiyama が期間中に撮影したもので、フェア会場内だけでなく台北の街を撮っている。
滞在期間中のほとんどが雨に見舞われ、気温としても10月の関東と大差なく涼しかった。気温はどうあれ本を詰め込んだキャリーケースとリュックは重く、雨ほど嫌なものはない。しかし、意に反して Sayuri Nishiyama の写真は、力強くそして混沌としたどこかえもいわれぬエネルギーを秘めた台湾の空気そのままを伝えてくれた。
text / 大滝(crevasse)
photo / Sayuri Nishiyama
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