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【社内制度】丸々1ヶ月!サバティカル休暇とってみた(永井さん編)

はじめに

こんにちは。CREFILのHR白井です。
本記事では、弊社の福利厚生である、1か月間の休暇が取得できる【サバティカル休暇制度】を取得したメンバーのインタビューをご紹介します。


サバティカル休暇制度とは?

・2年間勤続をすると1か月間の休暇を取ることができる
・休暇取得中も給与60%支給

サバティカル休暇をとることで会社を退職することなく
長期休暇でしかできない留学や旅行、勉強など、様々な経験を積むことができます。
「長期休暇で振り切ったことをしてほしい、休む時はとことん休む!」という代表の丹治の思いがあり、つくられた制度です。

今回は、10月に休暇を取得した永井さんにお話を伺いました!


【インタビュー対象者】Senior Consultant 永井
コンサルタント、エンジニア、さらには提案活動までこなすマルチなLeader。

お客様の真の課題発見・解決を第一に考えた要件定義・設計に強みをもち、Salesforce導入案件で扱ったプロダクトはService Cloud、Sales Cloud、Experience Cloud、Consumer Goods Cloudと多岐
にわたる。
・人材派遣会社のService Cloud導入コンサルティング
・大手米消費財メーカー向けの営業支援システム(SFA)導入におけるコンサルティング、開発
・国際物流企業の顧客ポータルサイトの構築、フォワーディング業務支援システムの構築
・大手生命保険会社の業務支援アプリケーションの構築

サバティカル休暇を取る前に不安はありましたか?


永井
: 現実的ですが金銭面ですね。自分の入社時はコロナ禍だったので、取得するイメージがあまりできていなくて、今年に入ってようやく準備を始めました。
白井: せっかくの1か月休暇なら旅行もしたいけど、コロナ禍だと旅行や遠出をするイメージが湧かなかったですよね。
永井: そうですね。次回取得するなら、もっと長期的に計画していきたいです。


不安がありつつも、取得を決めたきっかけは?


永井: もともと、「せっかくある制度なら使いたい!」と思っていました。
ただ、取得を申し出るきっかけは「焦り」ですかね。
白井: どんな焦りを感じていたんですか?

永井: 同時期に入社したメンバーたちが、会社に欠かせないような『プロジェクトの中心』にいるメンバーたちであったことです。
プロジェクト都合があったりと取得のタイミングはどうしても調整していかなければならないので、希望のタイミングで取得できるのかな?と焦りがありました。
白井: 同時期の入社だと、自分と同じようにサバティカル休暇の取得期限が迫ってきていて、取得希望ラッシュが起きる可能性が高いですよね。
しかも同じプロジェクトの中心メンバーが同時に2名休暇に入るなどは現実的ではないので、調整が必須になりそうです。

永井: そうなんです。家以外で過ごすことも多くなりそうだったので、過ごしやすい季節に取得できると嬉しいなと考えていて、早めに申し出ました。白井: 早めの申し出、大事ですね。思いっきり楽しめる休暇にするための戦略的な取得ができたんですね^^



サバティカル休暇はどのように過ごしましたか?


永井: まずは伊勢旅行に行きました。占い師に伊勢に行くと良いと言われて(笑)
行ってみると都心と違って自然に囲まれている環境で、忙しい日々から離れる実感がありました。
伊勢神宮の参拝客で賑わうおかげ横丁という門前町では、伊勢海老1尾を独り占めしちゃいました。
白井: 1尾を独り占め!贅沢!リラックス効果がありそうな、良い旅行先ですね。

伊勢神宮


永井: あとはYouTubeでよく動物の癒やし動画を観るのですが、鳥羽水族館の人気者のラッコのメイちゃんを生で見れて、リラックス効果感じました^^
ラッコは国内で2か所の水族館にしかいないらしいですよ。
白井: レアな水族館にも行けたんですね。メイちゃんの写真は撮れましたか?
永井: 動きが早すぎて…代わりに目立ちたがり屋さんのザリガニを撮りました(笑)

目立ちたがり屋さんのザリガニ

永井: 旅行の後は、自分が今までやってこなかったことにチャレンジしてみました。
趣味でバンド活動もしているため日々忙しく、アートなどインスピレーションをうける活動ができていなかったのでこの機会に。
白井: 1か月の長期休暇ならではですね。どんなことにチャレンジしたんですか?

永井: 劇団四季を観たり、初めてお笑いライブに行ってみたり。ひとくちに「舞台」と言っても、舞台のセットや照明など、様々な役割の上で成り立っていることを実感しました。
裏側にいる人たちを感じながら見ることができたので、演出や手法など含め、ものづくりの素晴らしさを感じることができました。
白井: バンド活動へ良い影響がありそうな、素敵な過ごし方ですね。旅行に引き続きアウトドアな1か月だったんですね。

永井: 自宅にいることも多かったですよ!チャレンジの1つで読書もしていたんです。仕事から離れる1か月だったので、仕事術の本を。
自分は提案活動もしたりと会社の中でも特殊なポジションなので、CREFILという組織や自分の役割を俯瞰してみるために読んでいました。
白井: 確かに特殊なポジションですよね。この機会に色々と読んでみたと思うのですが、印象的な内容はありましたか?

永井: 『再現可能性を高める』という内容が刺さりました。組織という文脈では「xxさんじゃなきゃだめ」という状況ではなく、誰かが抜けてもスムーズに動く仕組みづくりが必要なのだなと。もちろん、xxさんじゃなきゃという強みを持つことは大事だと思ってます。
白井: 再現可能性を高めることで、スキルの標準化を図れますよね。『サバティカル休暇を利用する=属人化を防ぐ環境整備をする』というきっかけにもなりそうだなと、お話を伺って思いました。

永井: そうですね。前職では「自分が抜けたらプロジェクトが立ち行かなくなってしまう」と悩んでしまったことがあったのですが、まさに今回の休暇で『自分がいなくてもプロジェクトが動いている』ことを実感できました。
自分の強みだと感じているスキルやナレッジをメンバーに積極的に共有したり、業務を受け渡していける環境を整えていかなければと気持ちが強まっています。
白井: 休暇中だからこそ俯瞰的に状況を見ることができたエピソードですね。私も『再現可能性を高める』ことを意識していこうと思います!
最後に、今回の休暇で台湾旅行にも行ったと伺ったのですが…

永井: 台湾旅行にも行きました!海外旅行は10年以上ぶり。日本にはない街並みで、高層ビルと廃墟の境界線があまりないなど異空間を感じました。
あとは夜市が遅くまでやっていて夜が長かったおかげで、弾丸旅行でしたが存分に楽しめました。
白井: 10年以上ぶり…働いているとなかなか海外旅行は行けないですよね。やっぱり長期休暇だからこそ。
永井: 長期休暇だけど、朝3時に動き出して帰国するような弾丸旅行でした…
しかも次の日にディズニーに行きまして。最後はタフな日々を過ごしました(笑)

九份(千と千尋の神隠しのモデルの街)



サバティカル休暇を取得した感想をお願いします


永井
: 取得の直前は高稼働なタイミングだったので、土日ではまかないきれない疲労回復ができてとても良かったです。
最初は「1か月も休暇を取ったら仕事に戻りたくなくなっちゃうんじゃないか...」と思っていましたが、心身ともにリセットできたおかげで、「早く仕事に戻りたい!」という気持ちがでてきた休暇でした。
白井: なるほど!もっと休暇を楽しみたいという気持ちよりも、仕事したい気持ちが大きくなったんですね。

永井: 疲労回復したことで、より前向きになったこともあり、仕事上の目標を達成したい!と強く感じています。
それと、休暇の最初と最後はSlackで様子を伺っていたので、俯瞰して見れたからこそ『今まで気付けなかったメンバーの良いところや頑張り』を再発見できました。
逆に普段プロジェクトでメンバーと会話していた分、休暇中に淋しさを感じたりもしました(笑)
白井: 素敵な発見ですね。前向きな気持ちや再発見をくれた、良い休暇を過ごしたのだなとほっこりしました。そんなサバティカル休暇をこれから取得する方へ一言、お願いします!

永井: やりたいことを事前に決めておくと良いと思います!漠然と過ごしていると、1か月はあっという間です。
私は、自分が何をしているときが幸せなのか/活き活きしているか?今後の人生の目標はなにか?を考えて計画しました。
サバティカル休暇に限った話ではないのですが、「みんな旅行しているし旅行しよう」などではなく、本当に自分が楽しめること/やりたいことを知っておくことで、密な時間を過ごせるのではと思います。
これを深掘りするために、今まで興味があったけど出来なかったことにチャレンジしてみる1か月間にする、という選択肢もありそう。
白井: 「やりたいことを事前に決めておく」は一見みなさんMustでやりそうなことに見えますが、本当に自分が楽しめる/活き活きする「やりたいこと」を知っておくことは、より有意義に1か月を過ごすための大事な準備だなと改めて感じることができるインタビューでした。
大変参考になります…インタビューのご協力ありがとうございました!


さいごに


1か月間の休暇が取得できる【サバティカル休暇制度】
について、7月の取得者に引き続き、10月の取得者をご紹介させていただきました!
続々とサバティカル休暇を取得しているメンバーも増えているため、また違うメンバーのプランもご紹介できればと思います。


7月取得者のインタビューは こちら