想像力のうみを泳ぐ
青山 綾花
2023年度新卒入社。岡山県出身。大学時代は、地理学科にてまちづくりを学ぶ。現在は大手アパレル企業に常駐し、オウンドメディアの運用チームで制作業務を担う。
この度、入社2年目のタイミングでnoteを執筆させていたただきます。青山綾花です。
同期たちが続々と執筆しているなかで、少し別角度を狙って書いてみました。
拙い文章ですが、息抜きがてらに読んでいただけると嬉しいです。
飛び込み方
高校まで寮生活をしながら野球に打ち込み、大学ではフィットネスジムのインストラクターのアルバイトに明け暮れ、学生時代はとにかくカラダを動かすことに夢中でした。
その一方で、クリエイティブはいつも自分の近くにあり、
学生時代もクラスの動画制作や、文化祭の看板やポスターのデザイン、衣装制作など「何かつくる時は、とりあえず青山に」と、どの輪の中でも言っていただけることが多かったです。
ですが、入社するまで専門的なことを学んだ経験は一度もなく、
“つくることが好き”だけで進んでいますが、今のところ事足りています。
きっかけは、大学で学んでいた観光学で、
地域へ訪れる機会を増やすというテーマを研究していた際、
「すべての入り口はWebにある!」と強く感じた経験からでした。
どんなに素敵なものや場所があっても、
入り口が狭いと、その分手に取る人も、訪れる人も少なくなる…
入り口を広げる力を付けたいと思い、Web制作の世界へ飛び込みました。
ゴーグルを外して泳ぐ
飛び込んだ後の私にとって、一番の収穫は
「自分には見えていない部分が必ずあると理解する」大切さに気付けたことです。
これまで、ゴリゴリと体育会で育った私は、
とにかく視野を広げるための努力をするよう教わってきました。
業務のことでも、チームのことでも、私が全部拾ってやろう!
そのためにどうすればよいか、と必死でもがいているうちに、
実は視野が狭まっていることに気づかず進んでいました。
あるとき、尊敬する先輩から
「キリがないから全部見るなんて誰もできない、見えてない部分のことをどれだけ考えられるかが大切」という言葉をもらったことがあります。
考え方一つですが、視界が大きく変わった瞬間でした。
例えるなら、瀬戸内海またはイーストブルーから、
太平洋、グランドラインに出たときの気持ちです。
見えない部分を潰すのではなく、
“想像する”ためにできることを模索するきっかけとなりました。
どんな仕事も紐解いていくと
人と人とのコミュニケーションで成り立っています。
コミュニケーションにおいて、“想像力”とはとても重要な力です。
受け取った相手の気持ち、渡された資料の意図、この先に起こる可能性がある出来事など、
いかに見えない部分を具体的に想像し、行動に落とし込めるかが大切だと気づくことができました。
想像力のうみ
そしてもう一つ言えるのは、想像できない夢は叶わないということです。
先のことは見えなくても、
自分が今行きたい場所を想像し続けることが重要になってきます。
行きたい場所を想像することで、今の自分の位置を把握し、
どのようなルートで進むべきか、今日の行動が定まってくると思います。
行きたい場所は何度も変わっていいし、どこでも自由です。
真っ直ぐ突き進んだり、回り込んでみたり、
たまに流されて、寄り道している間にログポースが貯まり、新たな航路が現れたり…
私自身も、泳ぎ始めたばかりで、思い通りにならないことの方が多いですが、
入社してからずっと、自分の道を想像しながらワクワクできています。
いろんな島にたどり着ける、旅の出発地点として
クリークはとても良い場所だと思います。
創造力で世界を変えよう。
デジタルの領域から社会課題を解決する
プロデューサー人材育成プロジェクト、発進。
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