【学生インタビュー】 NPO法人の大原さんからお話を聞いてきました!
こんにちは!クリエイティ部です!
地域人紹介プロジェクトの第ニ弾!!
第一弾はこちら!
地域の色な人にインタビューをして、学生目線で発信したい!という声から始まったこのプロジェクトですが、今回は「ミライキカク」というNPO法人で活動 をされている大原さんからお話を聞いてきました!
普段の活動のことや地域活性化についてなど、沢山お話をして下さいました。
地域活性化っていっても何をするの?と思ってる方にぜひ読んでいただきたい内容です。
今回はインタビューを向井くん、写真を羽賀さんが担当しています。
ミライキカクの大原さん
向井 自己紹介をお願いします!
大原 NPO法人「ミライキカク」のゴミ拾いの担当をしております、大原と申します。よろしくお願いします。
どんな活動をしていますか?
向井 まず、現在は何をしていらっしゃいますか?
大原 ミライキカクというグループの中のゴミ拾いという部門のリーダーなんですけど、ゴミフェスっていう名前で月に1回、木更津、袖ヶ浦、富津、君津の4市を順繰りで1ヶ月ごとにゴミ拾いを行っています。
ゴミフェスは3つのテーマがありまして、1つ目が街をきれいにすること、2つ目がその地域と(ゴミ拾いに)参加してくれる人と繋がりを持つこと、そして3つ目に目と口の印刷が入っているかわいいゴミ袋を使って、最終的にみんなで集めたゴミで大きなアートを作るという目的で活動しています。
どんな想いで活動を始めたの?
向井 どういった思いで活動を始めたのですか?
大原 ミライキカクで地域活性化という大きなテーマの中で自分たちが出来ることは何だろう?っていう会議があった時に結構イベントとかいろいろ考えていた中で、人を集める にしても例えばゴミがあったらあまり良いイメージにはならないっていうことから、一番身近に出来ることはゴミ拾いかなって。
特に世代も問わずにできるので、一番もう真っ先に「かっこいい!やろう!」っていう風に思いました。
これからはどういう風にしていきたいですか?
向井 これからどういう風に活動を広げていきたいですか?
大原 広げ方は今模索しているんですけどやっぱりそうですね、ゴミフェスで繋がれた人が結構いるのでそこからどんどん口コミで広げていったりとか、あとはやっぱりこんな所にもゴミがあるんだよという現状をSNSとかに載せて、そこから駅の方にもこんなにゴミがあるんだって知ってもらいたいっていうのは思っています。
大原さんの描く木更津のまちは?
向井 これからどんな木更津の街にしていきたいですか?
大原 ざっくりとした感じにはなっちゃうんですけど、ゴミフェスをやって「今日は全然ゴミなかったね」ってぐらい、本当に探さないと(ゴミが)見つからないくらいになったらいいなと思いますね。
いつかはというか、目標にしているのは、ゴミをたくさん拾うっていうのはゴミをすてる人が多いからたくさんになっちゃうので、ポイ捨て禁止のポスターみたいなのを何かの形で作れたらなと考えています。
地域活性化をきっかけは久留里線
向井 なんで地域活性化の活動をしようと思ったんですか?
大原 高校の時に、私の高校は色んなコースがありましてその中の商業だったんですけど、その商業コースでの大学生と一緒の地域活性化の活動で久留里線の活性化をしましょうというコンテストみたいなものがあって、そこで色んな案を出してここら辺の沿線地区の代表の高校になりました。
それで意外と色んなことが出来るしやりたいことがたくさんあるなっていう思いができて、高校2年生の時の久留里線の活性化の声かけがなかったら多分全く地域活性化というものに目を向けてなかったんじゃないかなと思いますね。
久留里線の沿線で何か出来たらっていうのがいつの間にか4市に広がってて自分ではびっくりです(笑)
向井 クリエイティ部の方で久留里線の活性化のイベントを開催したいと企画しているんですが、久留里線のどういう所が魅力だと思いますか?
大原 ICカードが使えないところとがだからこその魅力というのもあるんですけど(笑)、私の最寄りが「東横田」駅で、私たちにとっては当たり前だったんですけど無人駅の珍しさはすごく魅力だなと思います。あと色も好きです(笑)景色も良くて小櫃あたりの田んぼの景色とか、ゆっくり走ってゆっくり眺められますね。
久留里線、活性化の未来
―ここで、大原さんから「私からも聞いていいですか?」と質問をして下さいました。
大原 久留里線でどういうことをしようと考えているんですか?
向井 いま久留里線に乗る人がどんどん少なくなっていてこのままでは廃線の危機だといわれている中で、それを防ぐのに活性化のイベントをやって色んな人に久留里線に乗ってもらいたいなって考えています。
大原 私も高校でちょっと久留里線の委員会を立ち上げて最初にやったことが、学校の敷地の真横を久留里線が走ってるので菜の花をたくさん植えて車窓から菜の花を楽しめるようにすることだったり、下りの高校って全然なかったので上りの高校との交流をできるように、(久留里線の)各駅で色んな高校生を集めてみんなで掃除をしようっていう風な企画をしました。あと久留里線のフォトコンテスト!高校生だけじゃなくて一般の人とか、あとJRの人からも協力をいただいて、JRの人の厳選の1枚をいただいたりとかしました。
向井 イベントをやった時にJRさんに協力をお願いしたと思うんですけど、その時って申請とか大変でした?
大原 久留里駅長さんがとっても優しい人で、「いいよ、地元の子がやってくれるなら。」って言ってくださってあっさりOKだったので、後は先生がなんとかしてくれました(笑)
向井 最後に、今後の木更津近辺で生きていく若い世代の子たちに、メッセージをお願いします!
大原 ゴミフェスで言うと、ポイ捨てとか地域美化というものには目を向けて欲しいなって思います。あと、それこそ(木更津は)夢が多くある学生さんが本当に多い町だと私は思っています。木更津に住んではないですし在学とかもなかったんですけど、木更津には支えてくれたり活躍しやすい場所を作ってくれる大人たちが結構多いと感じていて、私は身近にいなかったので本当にそれがうらやましいです。たくさんチャレンジしてほしいです。頑張ってください!!
自分の身近な場所をより良くしていく
自身の高校生の時の経験をきっかけに地域活性化の活動を今でも続けている大原さん。「自分の身近な場所をより良くしていく」この小さな積み重ねが地域の活性化に繋がっていくのかな、とインタビューを通して感じました。
インタビューに協力してくださった大原さん、ありがとうございました!