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生活と仕事

ひょんなきっかけでパン屋の動画を見ている。

ぼーっと眺めていて気づく。

この三者の動画で大凡言いたいことの9割は達成している。
大量に生産し消費するインダストリアル的解釈と必要最低限の生活に寄り添うものの在り方と言えばいいか。

特段、良し悪しの話をしているわけではないから、このドイツ人パン職人のそれ、牛窓町の天然酵母の職人も各々の信念のもとにやっていて素晴らしいと思う。

だけれども、京丹後の職人はそれらと全く違う。
元来のカタチとは必要なものを必要なだけ。
昨今で言えば、飽食の時代の中に過剰な社会の要請に応じないことの追加される。

それらを拒絶することで保たれるような生活と仕事。
それらの狭間にある周囲の人々の営みへの貢献。
どれもバランスしているように見える。
京丹後の奥にあるそのパン屋は単なるパン屋というより、何かその場所で取れるものから紡ぎ出されたまさに“生活の糧”だ。

そしてこれぞまさに生活と仕事。

やはり世界は一度ここに戻ってその後のあらゆるものを構築し直すのが最善なのではないかと思う。

我が界隈は本日も快晴。
マイナスからプラスの気温にだんだん上昇し心地よい朝のひと時。

朝7時ごろの風景、まだ気温がマイナスだけど清々しい

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