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頑張らなくなったのはもしかして

この間、絶対ダメだと思っていたジャニーズのコンサートの振り替え公演に当選した。当選してしまった、という気持ちのほうが正確かも知れない。コロナ禍で、行きたい、でも不安…なのだ。

ヲタにその話をしたら、「今回は人数に制限があるのに、当選したなんてすばらしい」とのこと。そうかも知れない。

不安で、落ちてもいい、外れてもいい、むしろ外れたほうが…と思っていると大抵当選します。これまでも、会社の忘年会で現金争奪戦や10万相当のキャンプセットなど、人前に出たくない、早く帰りたい…と思っているときほど当選してきた。

頑張らないとか拒否するときに限って当たる、そんな状況がわたしを消極的に、またちょっとマイナス思考気味にしたのだとわたしは分析しています。でも、本気で当たりたいとき、その時はがむしゃらに全力で当たりたいオーラを全開にしていると自分で思っています。だからダメなのか…。恋愛も、好かれたい人に体当たりで向かってしまいがち。やっぱり、だからダメなのか…?

頑張らなくなってしまった、でも全力を出してしまうこともある。この匙加減が自分で自由に調整できたら、人生がもっと叶うものになりそうだ。でも気持ちをごまかすことはできない。このごまかすことができない部分にこそ真実というか、事実というか、核心があるのだろう。これが人生というものなのか。そんな思いで空を見上げたら、もう空は夕方の顔をしていた。


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