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視覚芸術を補完せよ! -壱の巻-

「このまま行くと、DとHは踏襲されると思うよ」

本当に昨日、そんな会話をしていた

これは結構マジな話、何せ私は「マイクロコミュニティ」の可能性を大分重要視している、何せ世は大SNS時代、ここで現代が完結する…と言っても過言ではない世知辛いエブリデー

私は2024年4月から、Xのアカウントを新規で立ち上げた前職ではInstagramの商業施設さまの企画と運営を担う業務を担当していた、限られた予算の中でアイデアや思考を凝らすのが本当に楽しかった、デザインのスキルもこのタイミングで「グン!」と上がった自負もある

そんな道程を振り返って思うのが、あまりにSNSが世の中を席巻しすぎているということ

今週は、フワちゃんの〝死んでください騒動〟に中丸の〝アパホテル騒動〟、ろじんくんの〝底辺騒動〟…何か狙ってました?というくらいのボリューム感、ゴシップも追いつかん速度で様々な現象が行き来する

でも、最初は小さな火種だったとしても炎上したらそこは業火の海、瞬く間に夥しい数の人間がまるで取り憑かれたようにSNSから離れられなくなる、言わばある種の呪いのように

そんな影響力のあるツールとして君臨しているSNS、私はこの数ヶ月色々と学ぶことが多かった、普段は露見していない人のドス黒いところが露見していたり、普段は聞いたことのない悪態が吐かれていたり、普段は目にしない事実無根の写真が流れていたり…世の中はこんなにも可笑しくなってしまったのか?と気づくしかないエブリデー

その中でも一番気にしているのが「デザイン」という概念にまつわる価値観、昨今誰しもがデザインに触れたり実現するのがツールや社会の仕組みによって以前より容易になっている

ただ、その反面で潜在的な価値が無用化され新しい価値転換が行われているのも事実である

実際に私がつぶやいたポストをここで共有したい

手軽になりすぎている、職種柄的にパソコンと空間があれば成り立つ職業であるのは否定しない、だからと言って「簡単に出来る」「片手間にできる」と思われたら、デザインと十数年没入しながら対峙してきた人間からすると溜まったもんじゃない

ただこんな意見は正直ステレオタイプです、時代は圧倒的に片手間にできる、貴方も数ヶ月後にはデザイナーです!が正である

もうこれはこれで、もういい 笑

元来のデザインの概念や懐とすり合わせてみたとて、どう考えてもネオデザイン概念の方が優遇されるに決まっている、大衆の生活を豊かにするために存在しているのがデザインであるのだから

とはいえ、私たちは黙っていられてない、夜を徹して、夜を溶かして、私は私たちはデザインという概念に向き合ってきたんだ、それらに粒度があったとて黙って容認出来るほど私は賢くなれませんよ

ここで一つ冒頭の話に戻りましょう

「このまま行くと、DとHは踏襲されると思うよ」
これ、本当に起こると思いますか?私は正気で起こると思います

何故なら大衆の心を掴んだものがどの時代も勝利に愛されてきた、その経歴を考えると起こりうる可能性の方が高いのだ、人はオリジナリティより多数派を求めてしまう本質だから

とはいえ、私たちは黙っていられてない

ここからどうなるかはお楽しみ、令和はルール無用のファイトゲーム、負けたくないやつだけが残るゲームだってことも、私は大分心得ているから


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