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無意識に行っていることをつまびらかに観ることで自分のビリーフに気づいた話

先日とある場所で植木屋さんと一緒に草むしりをしていた時の話です。

とある場所の蔓を育てるために周りの雑草を除去するお手伝いをしました。

雑草取りは結構好きです。
無心になってパッパと抜いている時は昨日のことも考えていないし、
明日どうしよう・・・なんて悩みも浮かばない分です。

ただただ、目の前の草を取っていくだけ。

そんなパッパと草むしりをしている私を眺めている初老の男性がいました。

むむ。無心のはずだけれど、気になるぞ。


初老の男性「何のためにこの作業をしているんですか?」

私「この蔓を育てるために、雑草を取っているんですよ。
  ここは蔓が育つと緑いっぱいになってきれいになりますよ。」

初老の男性「蔓を育てるためなんですね。
      それにしてもよく間違えず蔓を残して、
      雑草を取っていくのが速いですね。」


んんん??作業が速い??

私に取っては「普通」のことで、

速いという感覚もなく、 

あまりにも当たり前過ぎて考えもしなかったことです。

確かに一緒に作業しているメンバーの中でも抜き取った草の量は多いのです。


この差は何?


フツーにやってますけれど・・・

いや、いや、フツーで片付けるのではなく、

どんな風に行っているのかをつまびらかに観てみよう。


実際に草むしりをしているように身体を動かしてみる。


すると・・・


なるほど!


右利きなのに、左手で草を取っている。

左手で取った草は右手の容器に入れている。

それにしても何故左手なのだろうか?

その方が余計な力が入らないからだ。
へー〜ー。なるほどねぇ。


全体をスクリーンショットのように一枚の画像で捉える。
周辺視野で観てみる。

どうやって残しておく蔓と雑草を見分けているんだろう?

蔓はまだ葉っぱが少なく、やや深い緑の葉っぱ。
除草する草はスギナやたんぽぽの葉は明るい緑色。
色で判別して左手で瞬時に抜き取る。

スギナやドクダミは根っこが強く深い。
そして今までの経験から抜き取っても生えてくる。
毎週の除草の作業を行うので、ここで根こそぎ抜き取ることはしない。
そんな考え方で抜き取る。

左手で自分の目の前を中心として
時計回りにぐるぐると円を広げるように
抜き取っていく。

そしてスクリーショットのように撮った一枚のエリアの
雑草を取り終えたら左へ移動する。


この時の身体の感覚はリラックスしている。
呼吸もゆったりとふんわりと。

 

草取りという作業を
実は
無意識に
周辺視野で全体を見て
色で判別して
左手を使い、一定のルールで動くという動作を
無意識で行っていたわけです。

フツーに。


でも、フツーじゃなかったわけです。


これはおもしろいなぁ。


サクサクっと当たり前のようにやっていたことも
実はつまびらかに観察してみると
何も考えずに行っていたわけではなく
無意識の中で一定のルールで行っていたということに
気づいたわけです。

当たり前過ぎて気づかなかったこと。


この気づきによって

ハッとしました!


私が英語教師を志して母校へ教育実習に行った時、
英語に苦手意識を持ち、好きになれず授業中
つまらなさそうな顔をしていた生徒たちを見て、
「私はこの子たちの思いをわかってあげられない。
 私はこの子たちの苦しみをわかってあげられない。」

苦しみを味わうことで理解することができる。

自分でビリーフを作っていたと気づきました。

そうではなくて、
得意なことを
もう一度臨場感持って
状況を再現し
つまびらかに観て
無意識に行っていたことを気づくことで
わざわざ苦しまずに寄り添うことはできるのだと。


このビリーフを持つようになって
どれだけ苦しい生き方を選んでいたことでしょうか。

もういいよね。
わざわざ苦しまなくてもね。

あの初老の男性のちょっとした問いから
ハッとするような気づき。

この気づきに気づいたのも
冥想
マインドフルネスNLP
ヨガ哲学
ロミロミ
リラックスして緩むという感覚 など
日々実践している成果と実感しています。

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