べんきょうがじょうず
むかし読んだ『カリフォルニア物語』というコミックに
「ふーん、勉強がじょうずなのね」
というセリフがあったのを、妙にハッキリとおぼえています。
『カリフォルニア物語』は、『BANANA FISH』などでも有名な吉田 秋生(よしだあきみ)さんの作品。
会話の流れとしては、たしか、
「あの人は〇〇大学の学生だ」
とかいう話の中で出てきたセリフだったと思います。これ、やけに心に響いたというか、しっくりきたんですよね。
ふつうは、「いい大学」の人は
「頭がいい」
などと言われることが多いものなのに、
「いい大学に行った人は、勉強がじょうず」
って。
・・・
〇〇がじょうず、と表現されることはいろいろあります。
・料理がじょうず
・歌がじょうず
・話がじょうず
・字がじょうず
・ダンスがじょうず
一般に、何かがじょうずな人は、たくさん練習した人です。
さらに、人よりうんと練習すると、やがてその人なりの色というか、味を発揮し始めます。それらは、よくセンスと呼ばれます。
周囲の人は、そんなきらりと光るものを見て言います。
「あの人にはセンスがあっていいなあ」
「才能があっていいわね」
と。
・・・
練習した経験とほんの少しのセンスは、他のことにも応用できたりします。
だから、何かがじょうずな人は、別のことも覚えが早かったりします。
そんな姿を見た人が、また言います。
「あの人は何でもじょうずに出来ていいなあ」
と。
「だってあの人は頭がいいもん。それに器用だし」
と。
・・・
料理がじょうずだと、おいしいご飯をつくれます。
勉強がじょうずだと、テストでいい点をとれます。
それだけの違いなんですが、テストでいい点を取れるだけでおいしいことがたくさん起きてしまいます。とくに今の日本では(この点はまた別の機会に)。
・・・
そろそろまとめますね。
1. 何かをうまくやりたかったら、じょうずになればいい
2. じょうずになりたかったら、練習しさえすればいい
3. じょうずな人は、単に練習した人
・・・
「けっきょく努力しろってこと?」
と言われれば、一部そのとおりです。
ただ、もっとも言いたいのは、「テストでいい点とった(だけの)人」を、おそれたり、「自分とは違う」と思ったりする必要は全くない、ということです。
なぜなら彼らは、べんきょうがじょうずな人たち。ただそれだけですから。
今日は以上です。
読んでいただきありがとうございました!
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