見出し画像

【part3】自分で飲食店を開業するまでにした事(したほうがいいと思った事)

こんばんば
オリハです。

ようこそ未知の世界へ!!
アナタは開業をする決断をしました。
これからは今まで経験をしたことのない道を歩み始めることとなります。

part3は
ついに店舗の「体」の部分が完成します!!
ワクワクしながら進んでください。


8.必要な資格や許認可の確認・申請・取得

カフェにしろキッチンカーにしろ、テイクアウト専門店にしろ
必ず必要な資格、許可があります。

資格は
「調理師 or 管理栄養士 or 食品衛生責任者」
いずれかが必須。
他に、建物によっては(ex.テナントなど)防火管理者(甲・乙)が必要になるかもしれません。

許認可については、
業態によって変わるのですが、一般的なイートイン型の飲食店の場合、
「飲食店営業許可」
が必要となります。

・資格について
すでに調理師、栄養士を持っているとかでなければ、食品衛生責任者一択で大丈夫です。

食品衛生責任者は講習を受講。1日かかります。費用は¥10,000ほど
食品衛生責任者は簡単に取得できますが、毎年の更新が必須です。(年1の講習の受講。受講日指定。)
同一県内ならどの受講所でもOKなはずですので、都合のいい日を選んで申し込み・受講してください。

・許認可について
保健所による現地査察をクリアをする必要があります。都道府県や市町村によって基準が微妙に異なったりするので、
まずは「目星をつけた物件の所在地を管轄する保健所」に図面を持って相談にいきましょう。
ここでいう図面とは、「営業開始できる状態の店内を示した図面」である必要があります。
保健所の窓口で一緒にみながら、基準を満たしていなさそうな箇所を中心に指導してもらいます。

指導内容を持ち帰って、業者さんにその旨を伝えてください。

店内の図面
該当機材の詳細

9.融資の相談・申請

※全て自己資金でまかなうという場合は飛ばして結構です。

もし開業資金が足りない、運転資金が残らない
など自己資金が苦しい場合は、融資を検討します。

初めて起業する際には実績のないことがほとんどですから、借入は厳しいんじゃないかと思われがちですが、
日本政策金融公庫金融機関(取引実績のあるところだと有利です。)に相談しながら書類を作って申請すれば、よほどのことが無い限り融資は受けれると思います。(1億円希望とかムチャはしないでください…)

10.受けれそうな補助金・助成金の確認、相談、申請

自己資金や借入のほかに、国や地方自治体が法人や事業主に向けた補助金・助成金を受けれる可能性があります。ネットで探してみてください。
難易度や補助が低~高まで様々あると思います。

受給までの基本的な流れとしては、
【計画書を役所に提出】→【審査】→【採択の通知】→【計画通りに実行、自己資金で支払】→【実績を役所に提出】→【役所での精査】→【(不備がなければ)補助金の振込み】

という流れです。
基本的には、まず自分で支払う必要があり、その後に補助金が入るというイメージです。上限があったり、補助率も2/3とか満額でないなかったり、様々な申請要件もあります。また、入金までラグもあります。
採択率を上げるにはスピードも重要な要素ですので、こういった情報のアンテナを常に張っておく姿勢を身に着けていきましょう!!

私の経験でいきますと、店舗を構える予定の市の役所で、創業者対象の補助金がありました。
屋号もまだ決まっていなかった段階ですが、担当部署に指導をいただき、見積書などを元に申請書を作成→申請、採択をいただき、物件の契約・工事をスタート、オープン後に入金という流れで進めることが出来たと記憶しております。

11.工事の着工について具体的な日にちをつめて、物件の契約

ついにここまでやってきました。
工事の着工可能日、工事にかかる期間などを業者と最終打合せをして、それを元に物件の契約へと進みます。

ここでしっかり擦り合わせをしておかないと、無駄に賃料がかさむことになってしまいます。

物件契約を無事に終えて、入居日が決まったら、工事業者や取引先へ連絡をし、予定通り工事を開始します。

工事にいくらくらいかかるかの記事はコチラから↓↓↓


また、工事完了日を元に保健所に連絡し、立ち入り検査日も決めてしまいましょう!!
不慮の事態で工事が長引いても、検査日は変更してもらえます。

12.取引業者さんへ連絡する、器具や備品の搬入を開始する。

11とほぼ同時に行う必要があるのですが、入居日が決まったら取引業者へと連絡して、器具や備品を搬入してもらうことにしましょう。

私の場合ですが、内装工事中にビールサーバー設置、インターネット工事、食器類、消耗品の搬入などを並行して行いました。
もし工事業者との間につながりがあった場合、業者同士でも段取りを擦り合わせてくれると思います。

13.保健所の立ち入り検査を受け、営業許可をもらう

保健所の検査に立ち会い、飲食店の基準を満たしているか一緒にみていくことになります。
項目が結構あります。ですが、心配する必要はあまりありません。
工事業者に頼んでいた場合はほぼ問題ないでしょう。

細かい部分でひっかかる可能性はありますが、工事業者に頼めばすぐに対応してもらえます。
保健所の職員さんにも、すぐに対応・改善すると真摯に対応すれば、×をもらうこともないと思います。
後日、営業許可証が届きます。

おめでとうございます!!アナタは飲食店のオーナーとなったのです!!


あと一息!!
次回からはオープンに向けて、駆け足で進めていきましょう!!

今回はここまで。
またお会いしましょう!!





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?