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もっと早く。学生時代に知っていれば……!!!自分の怖がり、怠け癖、果ては人間関係までも変えた驚きの概念


こんにちは、佐藤かすみです。
本日も記事をご覧いただきありがとうございます。
かつての私のように悩んでいる誰かの役に立つことを願って記事を書いています。よろしくお願いします。

自分を変える旅:
〇〇マインドセットという概念


さて、私は特に学生時代、多くの局面で、
「どうして周りの友達は自分を理解してくれないのだろう」

「どうせ勉強を頑張ったって、できる人は最初から決まっていて私の努力は意味がない」

「なんでこんなにつまらない教室で生活していなきゃいけないんだろう」

「明るい人は私みたいなやつの気持ちなんてわからないから、コミュニケーションをとりたくない」

「人と話すことが怖いから関わりたくない」

こんな風にいろんな壁にぶつかってばかりいました。
皆様の中にも共感いただける人はいるでしょうか。

ぐるぐるぐるぐる…。

そんな私が学んだ大切な教訓があります。
それは、
周囲を変えるよりも、自分自身を変える方がはるかに効果的で速い
相手の感情や行動選択権は自分にはない。自分が変えられるのは自分の選択肢の範囲だけ。

ということです。

私は、少年漫画が好きだったのですが、少年漫画のストーリーで主人公たちは、大概、素晴らしい誰かとの劇的な出会いで力を付け、修行して、強くなっていくことが多いですよね。

今思えば、なぜそんな思い込みをしていたのか、わかりませんが、
私は自分自身は、さえない自分のまま自分を理解してくれる誰かがどこか向こうからやってきて、自分のことを助けてくれる優しい人に出会えることをずっと期待して、無意識に現状に文句を言い続けていたんです。ずーーーーっと、ずーーーーっとです!!!苦笑

そんな自分はまさに、自分は変わらない。すぐに結果が手に入らないのならそれは無駄なことで、やっても意味がない。世界が助けてくれないのが悪い。そんな思考パターンを、気づかないうちに持っていたのだと思います。

心理学では、それを「固定マインドセット」と呼びます。
マインドセットとは、簡単に言えば、その人の思考パターンや思想のことです。

固定マインドセットの罠

かつての私は、固定マインドセットの典型でした。自分の才能や能力は変わらないと信じ、自分の限界を早々に決めつけていました。だから、周りに助けてもらうことを期待していました。

挑戦することは怖く、失敗は自分に才能がないことを露呈するものとしか思えませんでした。挑戦したとしても、少しうまくいかないことがあると、それ見たことかと投げ出していました。

いつの間にか、自分にはできないということを証明するための小手先の挑戦になっていた面もあると思います。

皆さんもそんなことがありませんか?

うわぁああぁ~~~

成長マインドセットへの目覚め

心理学を学ぶ中で、「成長マインドセット」という概念に出会いました。これは、能力や才能は努力と経験によって伸ばすことができるという考え方です。失敗は成長の糧であり、困難は自分を磨く機会と捉えることができる、そんな考え方です。

加えて言うと、人は、変われると思っていると、自分を変える方向に挑戦することができ、自分は変われないと思っていると、変わらないですむ選択ばかりする、保守的な考え方をしていくのだそうです。

もちろん、今までやってきた方法を守る保守的な考え方が必要な場面もあります。

ただ、その時の私は、いつも通りの自分でうまくいっていないことがある場合には、必ず変化をつけてみる必要があるのだと理解しました…。
今までと同じ条件でやっていても、出てくる結果が変わる可能性はどう考えても低いからです。

じっけん!じっけん!

私は初めてこの成長マインドセットという考え方を知った時、なんてこったと思いました……。私の今までの時間は何だったのだと。友人のアドバイスに対しても、でもだってそれじゃきっとうまくいかない、とばかり答えていたあの頃……。どうして、世界はこんな私を助けてくれないんだと嘆いていた自分。

なんてこったです。

自分自身の変化

私は、本当にこの「成長マインドセット」という考え方が本当に効果があるのか確かめるため、自分の実生活に取り入れ始めました。
努力が癖になる、そんな生活、できるものならしてみたいと思ったのです。

ポイントとしては以下の通りです。
・才能よりも努力に目を向ける!
⇒遺伝的に優位な才能はどうしても存在します。でもそこに目を向けて嘆いていても、変えられないものは変えられません。変えられるものに目を向けてやってみればよいのです。

・チャレンジした失敗は単なる失敗と捉えるのではなく、データを集めることができたと考える
⇒挑戦したからこそ得られた経験(データ)なのだと捉え方を変えてみます。

・結果と努力を正しく結びつける
(工夫した回数が多かったのが良かったのか、アイディアが良かったのか、いい仲間に出会えたからか、立てた計画が良かったのか)
⇒固定マインドセットだと、うまくいっても行かなくてもすべて才能のおかげで片づけてしまい、次回につなげられません。

・努力してもすべてが報われるわけではないことを知る
⇒すべての努力が報われるわけではありません。しかし、努力をしていない人のところへはチャンスもやってきません。だから、工夫を楽しみながら続けることが大切です。

・外的要因でどうしようもないこともある
⇒自分にはどうしようもないところで、うまくいかないこともあります。そういった時に、自分のせいだと自分を責めるのではなく、現実を受け入れて次のトライをしてみましょう。

こんなことを意識しているうちに、いつの間にか努力(違いを作って試してみること)がやみつきになってました。

怖いと恐れていたことが、意外と起こらないと理解したり、
起こったとしても自分に考えられる工夫をして乗り越えられるようにしていく、そんな思考や行動の変化が起きていたのです。

例えば、どんなことをしたかというと、
以前なら避けていた自分とは違う考え方を持っている人に、自分の意見を伝えてみたり、相手の話を聞いて感銘を受けたり。

友達ともっと素直に話せるように、今までの自分だったら飲み込んでいた自分の思っていることをポジティブもネガティブも含めて伝えてみるようにしたら、相手も思っていることを伝えてくれて、前よりも強いつながりを感じられるようになりました。

仕事に関しても、安心安定に自分ができると思える仕事だけをやるのではなく、自分からやってみたいと思ったことに挑戦してみるようにしました。勉強はとても大変でしたが、才能なんかなくても、昨日の自分よりできるようにと取り組んでいるうちに自信が持てるようになりました。

このように、自分が欲しいものを手に入れるために、「成長マインドセット」という知識はとても力を貸してくれたと思っています。
とりあえず、やってみようの思考を手に入れることができます。

これは一日二日で手に入れたものではなく、少しずつ少しずつ自分に違いを作って手に入れてきたものです。

だからこそ、皆さんにもぜひ試してもらいたいと思い記事にしました。

自分で手に入れた知識や経験は絶対になくならない宝物

まとめ

今までお伝えしてきた、バイアスという脳の動きや、自分の性格特性、そして、自分がどんな人生を生きたいか見つめる価値観リスト、ここまでだと、自分の特徴や欲求を知っただけで、そこから前に進むにはどうするのかというところが抜けていたと思います。

ので、今回お伝えしたように、自分が「固定マインドセット」をもっていないかどうかをチェックし、「成長マインドセット」を身につけるためにできる小さな行動や挑戦を、ご自分の生活に取り入れてみてください。

仲間も巻き込んでシェアし合ったりして見ると効果が高くなります。

成長マインドセットは、単なる概念ではなく、具体的な行動思考の試行錯誤を通じて現実に効果が出てきます。

こちらの記事を通じて、皆さんが自分の人生にポジティブな変化をもたらす手助けができたら本当に幸いです。

なにか、ご質問やリクエストがあれば、お気軽にお知らせください。
ではまた、次の記事でお会いしましょう!



脳みその標準バグや、自分の性格特性、人生の満足度を上げる価値観リストについては、こちらのシリーズ記事を参考にどうぞ

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