「懐かしさ」が持つ感動
初めまして。宇都宮大学地域デザイン科学部社会基盤デザイン学科の笹原尚人です。
所属や普段の活動等自己紹介
コロナ禍における取組紹介
私は、「みやメシ応援隊」という、宇都宮の飲食店のテイクアウト情報を発信する活動を、国際学部や他大学の学生たちと共に行っています。主にInstagram(写真共有アプリ)で料理の写真やお店の特徴を紹介しており、皆様に今日のごはん選びに活用してもらえる媒体を目指しています。
みやメシ応援隊とは
宇都宮大学に通う、有志の4人組。大学周辺を中心に、宇都宮にある飲食店のテイクアウトの情報を発信、まとめていくものとして発足しました。
一人暮らしが多い宇都宮大学生にとって、地域の飲食店は大きな存在です。飲み会でよく行く居酒屋や、お財布に優しくて学生想いな定食屋など。多くの学生が飲食店でアルバイトもしていることでしょう。このことから、地域の飲食店と宇都宮大学生とは、密接な繋がりがあると思っています。
私にも、今までよく通った馴染み深いお店がありました。しかし、昨今の状況によりあえなく閉店。
他の飲食店も同様、店内飲食が敬遠されるコロナ禍の状況では、飲食店の方々が手放しでお店にお客を呼び込むことができないというジレンマを抱えています。
私は将来、宇都宮市に再び訪れた際、「懐かしさ」を大事にしたいと考えています。ここで「懐かしさ」を感じるのは、今もそれが変わらずあり続けているからではないでしょうか。今も昔も変わらない。そこに人々は感動を覚えるのだと思っています。
しかし、昔はあったけど、今はもうない。そうなってしまうのはなんだか切ない気持ちになります。
1人ひとりが持つ宇都宮市の「懐かしさ」に、1つでも多くの感動を残していきたい。それが「みやメシ応援隊」の想いです。
新型コロナウイルスの影響により変わったこと
良い変化
大きな変化としては、移動する必要性がなくなったことです。身近な例では、就活状況が変化したと感じています。
特に地方の学生は、面談の度に東京などに行かなければならず、多額の交通費と時間がかかっていましたが、今では多くの企業が採用活動をオンラインにて行っているため、交通費も時間も節約できるようになりました。
オフラインのコミュニケーションがやはり一番良いですが、ある程度の会話はオンラインで十分済むので、とても効率的な世の中になったと思います。
将来は、海外にいながらリモートワークをして、場所によらない生き方をしてみたいです。
良くない変化
良くない変化は、人々が集まりづらくなってしまったことです。楽しかった飲み会やイベントが開催出来なくなり、その場の盛り上がりを楽しめる機会が無くなってしまいました。
飲食店では、宴会が無くなってしまったことで大きな影響が生じたことと思います。いつまた元のように過ごせるかはわかりませんが、オンライン化がいくら進んでも人と対面で会うこと、そして人々が集うことの良さは無くならないと思います。
音楽を携帯で聞けても、あのライブの熱狂には敵わないように。早く、大好きなアーティストのライブに行きたいです。
宇都宮大学や地域デザインセンターと
一緒に取組んでみたいこと
今後は、宇都宮大学のモノ作りサークル「U-lab」との協働で、テイクアウトの注文が気軽にできるWEBサイトを制作し、さらに地域の方々へテイクアウトという選択肢を自然なものとして提案していきたいと思っています。
そして、これからも宇都宮大学や地域デザインセンターの方々など、皆様と協働ができることで地域にさらなるインパクトを残せると確信しています。
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