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クレイジータンク通信 vol.182 『今後支持されるだろう企業の条件と理由について』

クレイジータンク通信(通称:クレタン通信)は、2020年7月よりスタートし、現在まで毎週つづいている「クレタンの今」をお届けする2000-3000字程度の通信です。2021年10月までは、クレタン関係者やファンクラブの方、十数名の方に限定的にお送りしてきました。しかし購読者の皆さまからのフィードバックもあり、2021年10月下旬より、有料にてnote公開を行うことになりました。さらに、2023年10月からは、試験的に無料公開をスタートすることにいたしました。

毎週、クレタンが何をしているか、また、何を考え行動しているのかについてお伝えしていく場です。クレタンは常に未来に向かって自分たちが「挑戦をつづける当事者」になることを大切にしています。変化する社会を生きるみなさまにとって、挑戦へのきっかけや原動力となれば幸いです。気になったときにふと立ち寄ってみてください。


◆クレイジータンク通信 vol.182◆


新年から様々なニュースが立て続いた1週間でしたね。心休まらない方もいらっしゃったかもしれません。1日でも早く多くの人が平穏な時間を取り戻せるように願いつつ、今できることを前に前に進めていきたいですね。

今週の通信では、クレイジータンクが兼ねてより重視してきました「完全オーダーメイド型」のクライアント業務について、なぜそれが必要だと考えているのかについて、テクノロジーやAI台頭時代に企業の存在がどう変わっていくのかの考察を踏まえて、書きました。実際に、すでに現れてる変化感も事例としてご紹介しています。

ぜひ、ご一読ください。

【今後支持されるだろう企業の条件と理由について】


クレイジータンクでは、所謂「請負仕事」と言われる、クライアント企業からの依頼業務に対し、独自の企画提案として、完全オーダーメイド型でその企業様に合った手法を一社一社ご提案しています。

なぜそうしているかというと、他社と差別化するために、だったり、そのほうが合理的だから、だったり、そういった理由ではありません。

なぜかというと、「結果的にそれしか本質的な解がないから」なのです。

これまでは、どの企業であっても、

・提供するサービスフォーマットが基本的にはあって、それを相手クライアントに合わせて提案する(多少のカスタマイズはあり)

・クライアントから「これできますか?」と言われたものをベースにして制作したり、サービス提供したりする

というスタイルが主流だったかと思います。

しかし、テクノロジーの進化によって、私たちの生活は劇的に変化を続けており、社会や人々のニーズも多様化しているため、既存のスタイルではマッチしないケースが多くなっています。さらに「何をしたらいいかわからない」企業も増えてきています。そういった状態に合わせて柔軟に変化しながら、こちら側が適応するだけでなく、「先導していける」パートナー企業が必要とされると、私たちは考えています。

先日、クライアント企業様からこのような話を聞きました。新しいアプリやサービスをさまざま導入検討するものの、結局、ここをもうすこしこうしたいな、と思うことが出てきてもカスタマイズができなかったりするので、それなら、はじめから自分たちで作ってしまおうか、という話になるとのこと。

まさにこの通りで、これまでは「自分たちで作る」ということが、自社の専門事業領域外ならば難しいので、専門業者に依頼し、与えられるサービスを使っていたところから、生成AIの登場によって、

「なんとか調べながら自分たちに合わせた使いやすいものを作れる」

という時代に入っているからこそ、フォーマットサービスを提供する企業へのニーズは、ゼロとは言わないものの、確実に減少していくだろうことが容易に想像できます。

こうした背景から、クレイジータンクでは、設立当初より、クライアント企業様へ以下の対応をしています。

・一社一社に合わせた、完全オーダーメイドの企画提案をすること

・クライアント企業様自身が、与えられるものにとどまらず、“自分たちが主体となって”新しいことに次々と取り組んでいく状態をサポートすること

・外から新しい人が入るのではなく、既存社員の方々が成長し、自発的に、社内で新しいことに取り組んでいけるようマネジメント・サポートをすること

どの企業様でも、変化と進化をなくしては残っていくことができないのはいつの時代も同じかと思います。

さらにこれからは、競合他社が相手なのではなく、AIやテクノロジーを相手に、自分たち企業の存在価値をさらに高め、

「あなたたち企業にしかできないからお願いしたい」

と言われる存在になっていかなければならない時代に入っていきます。

そのためには、新しいことを次々に「頼まれてなくても」社員の方々が「自発的に」動いてトライアルし、さまざまな企業やひいては業界を「先導して」いける存在になることができるかどうかが重要だと考えています。

どれだけ先に手を動かし、どれだけさまざまな引き出しを持って、「すでにこんなことにもあんなことにも社内で取り組んでたんですよ」と言えるかどうか。そして、引き出しが多いからこそ、相手に合わせたさまざまなオーダーメイドの提案ができる力をつけていけるかどうか、という点を重視していく必要があると、私たちは考えています。

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