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【脳から読み解く】リーダー力を育てる3つの力《企業でも使えるインディアンの教え》

【コラム記事】
リーダー力を育てる3つの力
《企業でも使えるインディアンの教え》

blog59_リーダーを育てる3つの力


こんにちは。
日本パーソナルビジネス協会の理事
経営幹部リーダー育成・企業顧問の
西尾順(Nishio Jun)です。

本日は「リーダー力の育成」について
話そうと思います。


何年か前に、
地元の卒業した保育園に
遊びに行ったことがあります。

その保育園は、
わたしが園児だったとき
両親が働いていた場所です。

父が園長で母が保育士でしたが、
家とは違う場所で両親がいるというのは
なんだか気恥ずかしいのを覚えています。

遊びに行った保育園で
当初から壁に掛かっていた
言葉に目がとまりました。

そういえば、
昔からこれあるなーと思いつつ、
ちゃんと読んだことなかったので
改めて読み直しました。

アメリカインディアンの教え(保育園)


「アメリカインディアンの教え」

小さい頃から壁にあった紙でした。

あの頃は、文字が読めなかったので
何が書かれているか分かりませんでしたが、
大人になって読むと
言い言葉が書かれていました。

ここで書かれている子どもは、
その後、大人になっていきます。

・相手を批判してダメ出しをする
・誰とでもマウンティングして戦う
・嫉妬し馬鹿にする


さて、このようなリーダーのもとに
部下はついて行くでしょうか?


わたしは企業顧問として、
また、社内リーダーの育成する者として、
それを変える必要があります。

変えるとっても、
力業で「エイ、ヤー」と変えるのではなく、
間違った力の使い方で、
マイナスに働いているリーダー力を

周りから慕われ、人が楽しく動き出す
プラスでポジティブなリーダー力へ
【方向転換】をするという事です。


そのために
「リーダー力を育てる3つの力」に
ついて話をしてきます。

詳しくは、下記の図を見てください。

リーダー力を育てる3つの力

リーダー力を育てる3つの力

これはどこからはじめてもオッケーです!
リーダーとしてぐるぐる回していくと、
リーダー力がつくられていきます。


●励ましと自信をつくる
(他者への貢献)

自信は、自分を信じると書きますが、
滝に打たれて修行したり、
知らない間に勝手に自信はつきません。

天に手をかざして
「自信よ。来い!」と願っても難しいです。

逆に、生まれたばかりの赤ちゃんが
「オンギャー。自信ある」というのも
ヘンな話です。

目の見えない中で、
母親の体温だけが頼りなので
もしかすると「不安」の方が強いかも知れません。

では、どうやって自信はつくのでしょうか。

もちろん、母親からの無条件な愛を受けて、
等身大の自分を信じ、何があっても大丈夫という
「根拠のない自信」というのもあると思います。

しかし、それとは別に
リーダーとしての自信は必要です。

脳科学的に言うと
左脳2次元からはじまり、右脳2次元へと行く過程で
自信がつくられる話をしています。

カンタンに言うと、
身につけた技術や知識を、他人のために使い、
その結果、「ありがとう!」と言われると
少しずつ自信になっていきます。

お困りごとの解決と再現性のある力、
他者への貢献や励ましで
他人からもらえるものが自信です。


●ほめて、感謝する
(愛情を持つ)

「ほめる」と言うのは、
簡単なようで難しいことの一つです。

薄っぺらく表面だけをほめると、
相手にも気付かれ、逆に「馬鹿にしているのか」と
思われてしまいます。

本気で相手の良さを見抜き、
昨日との違う成長ポイントや前向きな考え、
良いところに気付くことを求められます。

オキシトシンという脳内ホルモンがあるのですが、
これは別名「愛情ホルモン」と呼ばれる物質です。

人が優しくされたり、嬉しい、楽しい、気持ちいい、
と感じると脳の視床下部というところでつくられます。
(肌の触れあい、子どもや猫などの写真を見ても分泌される)

このオキシトシンは、ストレス耐性が強くなったり、
「人間関係や組織力が強化される」ということでも
注目されている物質です。

「ほめる」という行為も、
オキシトシンをもって伝えないと意味がありません。

また、感謝するというのも同じ理由で
適当にすると、逆に「口だけなら何とでも言えるよ」っと
相手に不快感を与えてしまいます。

本当に心から「ありがとう」と言えることが大事です。
ありがとうを言い慣れてない人は、
とりあえず、店員さんやバスの乗り降りなど
「ありがとう!」という練習から始めると
自分は変わりませんが、相手が変わっていくことを体験できます。


●認めて、受け入れ、
 自然体(中道)の中で勇気を出す

人に必ず「理想」があります。
そして、こうなりたいという「欲」があります。

高い理想や強い欲を、どうしても手に入れたいと願うとき、
「自分が欲しい現実」へとねじ曲げてしまうことがあります。

欲、エネルギー、本能、保身というものを
脳科学的には、動物脳「扁桃体報酬系」と言われる場所が
深く関わっています。

扁桃体(嫌い)や報酬系(好き)が

プラスに働けば、自分を動かすエネルギーになりますが、
マイナスに働けば、わがまま、不安や恐怖、
力の暴走へ走ってしまいます。

そうした力を抑えるのではなく、
コントロールする必要があります。

こちらも脳科学的には、
人間脳「帯状回、小脳、視床下部」という場所で
コントロールすることができます。

帯状回は、我慢して、地に足をつける生き方や
脳全体の司令塔の役目をします。

小脳は、現実で役立つ型(技術や知識、哲学)を
身につけ、無意識で使えるようになります。

視床下部は、母親的な愛情を持って生きる
ということです。


このどちらも知り、
エネルギーを正しい方法で使うことができると
構えることなく自然体で全体を受け入れることができます。

何が来ても大丈夫。
お金や仕事を失っても、また作ることが出来る。
お金や仕事が増えても、自在に減らすことが出来る。
時間を作り、ゆとりと豊かさを体現したとき、
はじめて「自由」を知り、
一歩前へ勇気を出すことができます。

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●3つの力の使い方

この3つは、
はじめは自分のために使います。

自分が出来ないと行けません。
そして、周りの家族や友人、
部下へと使えるようになっていきます。

それが個人から会社へとなり、
社会へと広げて使えるようになっていくと

周りから慕われる
立派なリーダーとなります。

もちろん、まだまだわたしも修行中ですが、
そうなれるように目指しています。


アメリカインディアンの教えでは、
最後にこのように書かれています。


心が 寛大 な人の中で育った子は、
がまん強く なります。
 
励まし を受けて育った子は、
自信 を持ちます。
 
褒められる 中で育った子は、
いつも 感謝する ことを知ります。
 
公明正大 な中で育った子は、
正義心 を持ちます。
 
思いやり の中で育った子は、
信仰心 を持ちます。
 
人に 認めてもらえる 中で育った子は、
自分 を大事にします。
 
仲間 の愛の中で育った子は、
世界 に愛を見つけます。

沖縄の保育園の壁にあった
古い紙でしたが、
言い言葉と出会いました。


p.s.
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日本パーソナルビジネス協会
理事/企業顧問
西尾 順 / Jun Nishio

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